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ざっくり英文法入門 1

1,SVO

 

SVOです。

皆様SVOCにアレルギーがあるかもしれません。

「なんで初めにこれやねん。」と思われるかもしれません。

 

中学・高校の英語では「5文型」という単元で、「第〇文型は~」みたいに話をされたと思いますが、英文はすべてこの5文型で表現可能なのです。いわば文の骨組みであり、骨組みは非常に大事です。骨組みがないと家は立ちません。

 

ただ5文型すべて一気に説明されても理解できないので、一番スタンダードなSVOをここで説明しようと思うのです。わかりやすく説明するので聞いてください。

 

I play soccer.  私は サッカーを する。

(S) (V)   (O)        (S)       (O)         (V)

 

上の文で(S)は主語、(V)は動詞、(O)は目的語です。

急に専門用語が出てきましたが、一つ一つ説明します。

 

主語(S)は分かりやすいと思います。動作の主になる「もの」や「人」のことです。

 

動詞(V)は「何か」に動きを与える言葉で、目的語(O)がその「何か」、つまり動作を与えられる対象のことです。つまり動詞(V)は目的語(O)に動作を与えます。

 

上記説明でピンとこない方に分かりやすく説明しましょう。

“I play”「私はします」⇒「するって何を?」の答えになるものが「目的語/soccerです」

 

“I eat sushi.”「わたしは寿司を食べます」なら

“I eat”「私は食べます」⇒「食べるって何を?」の答えになるものが「目的語/sushiです」

 

“I hate the rich”「わたしは金持ちを憎みます」なら

“I hate”「私は憎みます」⇒「憎むって何を?」の答えになるものが「目的語/the richです」

 

つまり、「する」「食べる」「憎む」といった動詞の動作の対象が目的語(O)です。

 

目的語(O)に関して理解できましたか?それでは次に進みます。

 

これは先ほどの例文ですが、SVOの位置を日本語と英語で比較してみてください。

 

I play soccer.  私は サッカーを する。

(S) (V)   (O)        (S)       (O)         (V)

 

大事なところは、英文と日本文では動詞(V)は目的語(O)の位置が逆になっていることです。英語は「語順の言語」と呼ばれるくらい、語順に厳しいです。

 

たとえば日本語で主語(S)と動詞(V)、目的語(O)をかき混ぜて「する、サッカーを、おれ」と言われてもなんとなく意味はくみ取れると思います(原始人かな?とは思いますが)

 

しかし、英語で「Soccer play I.」といっても相手は意味を理解できないと思います。「サッカーが俺をプレイする?哲学か?」みたいな感じです。英語では「骨組み」にあたる部分に関しては、語順を順守しないといけないのです。

 

そしてそれこそが5文型(SVOC)が必要な理由です。そういうわけで、英語をマスターしたい皆さんは、とにかく英文を見たときに品詞分解をする癖をつけてください。品詞分解というのは単語に下線を引いて(S)(V)(O)と書き込んでいくことです。

 

もちろん(S)(V)(O)だけでなく、これから先に進むにつれ他の品詞項目も追加されますが、これが自在にできるようになれば英文法の80%は理解できたとみていいでしょう。

 

最後にいくつか例をあげますので、品詞分解と和訳をしてみて下さい。

 

(1)I like pizza.

 

(2)I envy you.    ※envy:うらやむ

 

(3)My parents and I visit my grandparents’ house.

 

(4)Students go to the mountain.

 

(5)You love me.

 

 

 

ざっくり英文法入門 3

3, 肯定文・否定文・疑問文

さて、前項SVO( )の文は「○○が××する」の形だけでしたが、否定の形「○○が××しない」と疑問の形「○○が××しますか?」の形をつくれるようになりましょう。けっこうシンプルなので、さくさくっと行きましょう。

 

まず肯定文(普通の文)の例をあげましょう。

 

I eat pizza.  私はピザを食べる。

(S) (V)  (O)

 

否定文にするときは(S)と(V)の間に”don’t”を挟みます(”don’t”は”do not”の略です)

 

I don’t eat pizza.  私はピザを食べない。

(S)       (V)  (O)

 

疑問文にするときは文頭に”Do”を付けて、またIをyou(尋ねる対象の人)に代えます。

また、文末に?マークを付け、語尾をあげて発音します。

 

Do you eat pizza? あなたはピザを食べますか?

(S)  (V)  (O)

 

 

【SVO( )の文の場合】

SVO( )の文の場合、( )に入るものの場所は変わりません。たとえば…

 

☆肯定文

I (usually) play soccer (at the park) (after school).

(S)            (V)  (O)

私は普段、放課後に公園でサッカーをする。

 

☆否定文

I don’t (usually) play soccer (at the park) (after school).

(S)                   (V)  (O)

私は普段、放課後に公園でサッカーをしない。

 

 

☆疑問文

Do you (usually) play soccer (at the park) (after school)?

(S)             (V)  (O)

あなたは普段、放課後に公園でサッカーをしますか?

 

こんなかんじですね。

 

【自問自答の文(Do I …?)】

自問自答するときは、主語が変わらずIのままになることもあります。

例えば以下の文。

 

☆肯定文

I love her. 私は彼女を愛している

(S) (V) (O)

 

これを自問自答の疑問文にすると…

 

☆疑問文

Do I love her? 私は彼女を愛しているのだろうか?

(S) (V) (O)

 

自分の気持ちを確かめる疑問文になりました。

恋愛ドラマにありそうなセリフですね。

 

さて、品詞分解に関しては上の例の通り、否定文のdon’tや疑問文の文頭のDoは下線も引きませんし( )でもくくりません。楽勝ですね!

 

ちなみに疑問文の返答の仕方ですが、中学高校英語では”Yes, I do.” ”No, I don’t.”を習ったとおもいます。もちろんこれでも大丈夫ですが、実際の会話の中ではいろいろなパターンがあります。たとえば…

 

Do you like Sushi?  お寿司好きですか?

No, I don’t like the smell of row fish.  いいえ。生魚の匂いがダメなんです。

 

みたいに、好き嫌いの理由を説明すると、グッと会話が弾みます。

 

ざっくり英文法入門 2

2,SVO( )

 

さて、前回のSVOの発展形、SVO( )です。( )の中に時、場所、頻度、手段、程度などの情報を追加して、より高度な表現ができるようになります。例を見てみましょう。

 

I play soccer (at the park).  私は(公園で)サッカーをする。

(S) (V)   (O)

 

( )の中に場所の情報(公園で/ at the park)を付け加えました。次です。

 

I (usually) go to school (on foot).  私は(普段)(徒歩で)学校に行く。

(S)       (V)   (O)

 

( )の中に頻度の情報(普段/usually)と手段の情報(徒歩で/on foot)を付け加えました。

 

We (sometimes) go fishing (at the pond)(on Sunday).

(S)         (V)   (O)

私たちは(時々)(日曜日に)(池に)釣りをしに行く。

 

( )の中に頻度の情報(時々/ sometimes)場所の情報(池に/ at the pond)と時間の情報(日曜日に/ on Sunday)を付け加えました。見ての通り、頻度は(S)と(V)の間に、あとは文末に入れます。場所と時が両方入っている場合(場所)(時)の順番になります。

 

もう一つ例をあげます。

 

I play guitar (well).  私はギターを上手に弾く

(S) (V)   (O)

 

( )の中に程度の情報(上手に/well)を付け加えました。

 

さて、皆さん思っているかもしれません。「これらの( )内に入る情報は、SVOと何が違うの?」と。だってSVOはわざわざ下線引いてるのに、( )は下線引かないし、ひどくないですか?でもちゃんと理由があるんです。

 

1番目の例で考えてみましょう。

 

I play soccer (at the park).  私は(公園で)サッカーをする。

(S) (V)   (O)

 

前回5文型は文の骨組みと言いました。

上の例では骨組みであるSVOの部分が無いと文そのものが成り立たなくなります。

一方、( )に入っている部分は無くても文は成り立ちます。

 

上の例では(at the park)の部分を抜いて、”I play soccer.”「私はサッカーをする」としても文が成り立ちます。( )の部分はあくまでも付加情報で、無くても文は成り立つのです。しかしもしOの部分である”soccer”がなくなるとどうでしょうか。

 

” I play at the park.” 「私は公園でする」では意味が通りません。

「何をするのか」という文の骨組み部分がないからです。

 

今度はVの部分を抜いてみましょう。

” I soccer at the park.” 「私、サッカー公園で」

こうなるともうめちゃくちゃですね。

 

つまり( )に入るのは無くても文が成り立つ「付加情報」だということです。

一方SVOの部分は無いと文が成り立たない「必須情報」です。

 

なんとなくはわかっていただけたと思いますが、( )の中身が何なのかについて、もうちょっと突っ込んで説明します。ちょっと高度な内容なので、よくわからないなと思ったら飛ばして次に進んでください。

 

【( )の中身の正体は?】

( )に入るのは、「副詞」の役割をするものです。副詞は「修飾語」です。英語には2つの修飾語があります。「形容詞」と「副詞」です。以下に違いを説明します。

 

【英語の修飾語】

①形容詞名詞を修飾

例:beautiful mountain「美しい山」⇒名詞「mountain」を形容詞「beautiful」が修飾

※名詞を修飾する用法のほかに「叙述用法」という補語(C)になる用法もあります。

 

②副詞名詞以外を修飾

名詞以外とは⇒動詞、形容詞、他の副詞、文・節全体など

さて、以下の例文で( )の役割について考えてみましょう。

 

I play soccer (at the park).の例で考えましょう。

(S) (V)   (O)

 

副詞句(at the park/公園で)が動詞(play/する)を修飾し「サッカーを(公園で)する」という形になります。

 

 

I play soccer (at the park).

(S) (V)   (O)

 

(on Sunday)が付けば「サッカーを(日曜日に)(公園で)する」(sometimes)が入れば「サッカーを(日曜日に)(時々)(公園で)する」というように動詞を修飾します。

 

 

 

 

I (sometimes) play soccer (at the park) (on Sunday).

(S)                (V)   (O)

 

“on Sunday”や” at the park”などは副詞句として文の中で働いています。

句というのはいくつかの単語が集まって別の品詞の役割をするものです。

 

この場合Sundayは「名詞」、onは「前置詞」ですが、

合体して”on Sunday”になると、別の品詞「副詞」の役割を持つことができます!

これが「副詞句」というものです。

 

合体しておらず、一語だけの”sometimes”はただの「副詞」ですね。

 

Sundayだけだと「日曜」という名詞の意味しか持ちませんが、onを付けて“on Sunday”にすると「日曜日に」となり動詞「する」を修飾できるんですね。

 

つまり、( )でくくる副詞・副詞句は、無くても文が成立しますが、文に付加情報を与えることができるものです。めちゃめちゃ重要なので、たくさん品詞分解・音読をして、是非使いこなせるようになりましょう!

 

ざっくり英文法入門 0

ざっくり英文法入門

 

 

はじめに

 

どうもこんにちは。このテキストを執筆するjobitakiと申します。

この度はLeon先生より、初心者向けの英文法をできるだけわかりやすく、やさしく説明するためのテキストをつくってほしいとのご依頼をいただき、執筆させていただくこととなりました。何卒よろしくお願いいたします。

 

さて、正直に申し上げますと、このテキストは、中学高校レベルの英文法が身についていない方を対象にしています。具体的に言いますと

 

・SVOCと聞くと吐き気や動悸がする

・不定詞と聞くと「なんだよ不定って、ちゃんと定めろよ」と怒りを感じる

・そもそもBe動詞と一般動詞がそれぞれ存在する意味が分からん!片方に統一しろ!

 

というようなレベルの方を対象にしています。

 

本テキストでは、皆様がざっくりと、クイックに、中学高校レベルの英文法を理解できるように執筆しています。苦痛にならず最後まで読むことができ、ざっくり英文法全体を理解することが目標です。ただ、ぶっちゃけてしまいますと、このテキストだけで英文法力53万になることはできません。練習が必要です。

 

練習にはぜひ「パン屋の英文法」アプリを使ってください。本テキストの各文法項目はアプリと連携しています。アプリでは文法項目ごとに多くの例文が載っており、英語音声もあります。音読して皆様の脳に文法を刻み込んでください。

 

本テキストは、ブログを眺めるような感覚で、肩の力を抜いて、カントリーマアムなり、ばかうけなりをつまみながら読んでいただけると幸いです。

 

ばかうけには意外と牛乳が合いますよ。

 

 

「多聴多読」オンラインプリズン!Extensive Reading Online-Prison

Purpose : Let students have time to focus on Extensive Reading.

*Japanese English learners have not been instructed to spend their most of time on Extensive Reading (ER). However, according to SLA studies, Second Language Acquisition, students should have more time on ER, more than Intensive Reading (IR). Japanese English education style is totally opposite.

 

*ER = Read or listen to students’ favorite materials, which they can understand at least more than 70%, without looking into a dictionary or repeating the same sentences. Students just focus on reading as Extensive as possible. Japanese students always stop on unfamiliar words. So we have to advise them not to stop reading.

*IR = Try to understand passages thoroughly with dictionary. Students will also be advised to read aloud what they’ve just read a couple of times.

 

___

1, Use TEAMS or ZOOM  

*Teams https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/log-in

*ZOOM must be updated version. If not, it will shut down in 40 min and have to wait for 10 min to log in again. It really sucks.

2, Time line 

A: 25 min Extensive Reading 

*Share the screen of an online alarm

https://onlinealarmkur.com/timer/ja/#900

 

*Ask all students to turn off their mic

 

*Students can ask questions through a chat window. But during ER, they shouldn’t stop reading. So it’s preferable not to ask any questions. You can tell them about it.

 

*During ER, you also turn off the mic and can do your thing. But please keep your TEAMS or ZOOM page on your screen to check if someone ask you something. Your camera must be on.

 

*When ER time has done, turn your mic on and let students know it’s the end of ER time.

 

 

B: 5 min break(Students can ask questions this time)

 

*Turn on your mic and camera

 

8/25

レストラン joint (スラング)

エジプト Egypt (発音注意)

フランス料理 French cuisine (発音注意)

予約する make a reservation

空席がない No vacant seat

現金払い pay in cash

トイレはどこですか? Where is the rest room?

超お勧め highly recommended

本格的(その国の本物に近い) authentic

飲み放題 all you can drink

8/22

食料品 grocery

薬局 pharmacy (アメリカはpharmacyがコンビニがわりだったりする)

薬剤師 pharmacist

雷の音 thunder (目に見える雷はthunderと言わない)

雷の光 lightning

想像的 creative

(仕事、会議などを終える) wrap up

植木などに水をやる water

気をつけて be careful

(目の前に迫る危険に)危ない! watch out!

8/21

高速道路 expressway

高速料金 expressway toll

(バスなどの)運賃 fare

駅などの出口 exit

間も無く電車がきます a train is approaching

黄色い線 yellow line

黄色い線の内側でお待ちください stand behind the yellow line

電車に乗る行為そのもの get on

○○線を利用している、という意味の「乗る」 take

電車から降りる get off

8/18 ★発音を練習する3つの理由

深い(意味や価値などが) profound

発音 pronunciation

優しい gentle

細かい picky

本物の genuine

誕生日会 birthday bash (スラング)

スタジオ studio (発音注意)

真夜中 late at night (midnightは午前0時ちょうど)

夕方 early evening

夜明け dawn

 

★発音を練習する3つの理由

発音はぶっちゃけ、訛っていてもそれが魅力になったりしますし、そもそもイギリス英語もアメリカ英語もだいぶ発音違うので、そう思うと何が正しいかわかりません。

だから、あんまりあの人の発音がどうの、芸能人の英語などにやたら厳しい風潮はどうなんだろうな?と思っています。

とは言え、発音を勉強すると良い利点は3つあると思っています。

1、発音が悪くて通じない、ということがなくなる(特に現地に住んでいる人には、発音のせいで通じないパターンはちょくちょくあります)

2、実際より上手く見える(でもこれ「発音はいい」とか言われたりもしますよ。多くの日本人は日本人の英語に意地悪ですから、笑)

そして何よりこれ!

3、ネイティブの英語への「リスニング力」があがる!

そう、発音練習はまさに、「リスニング力」を上げるため、と考えた方が良いです。

ポイントを抑えて理解したら、あとはひたすら反復。

単語レベルから、次第に文へ、少しずつ長くして練習していくと良いでしょう。

録音してみるのも、なんとも言えない恥ずかしさに耐えられれば、とても良い練習ですよ!