TOEICってやってもしゃべれないじゃん!に対する反論


TOEICってしゃべれないじゃないですか。

と何度言われたかわかりません。でもですね…

 

TOEICって700-800点取ってやっと「基礎が完成」

だからしゃべれないのであって、TOEIC500点くらいしか取れないけど英語話すのはめちゃ上手い!なんて人見たことないですね。

 

また、TOEICは私の話したい英語じゃない,ってのも良く聞きますが、invoice, discuss, water faucet, hallway, fill out とかって、何かのジャンルに特化した語というよりも、日常生活に出てくる英単語なのでは?

 

多分ビジネスの英語、というイメージからそう想像してるんだろうけど、そもそもビジネス英語なんてあるのか?と少し疑問にも思ってます。

結局「話せれば」ビジネス出来るわけだし、細かいニュアンスなんかよりもっと大事なのは「attitude(態度)」

 

たとえば、That’s too bad はちょっと軽い、とはいえ心から相手の悪い状況を悼む表情、しぐさ、声のトーンでいえば,それを失礼だなんて思う人はほとんどいないでしょう。

 

むしろちゃんとしたビジネス英語は、TOEICで高得点取って「基礎ができてから」学んだ方が効率良くないでしょうか?

僕なんかいまだに To whom it may concern 、ググらないと自信ないですし、基礎もできていない時にそんな長ったらしい英語やwouldだのcouldだの使いこなせるとは思いません。

 

TOEIC?文法でしょ?と言われることもあります。

でも文法問題はたったの15%。

 

TOEICは「速読力の基礎」がつけられるテストです。

速読力,めっちゃ大事ですよ。リスニングも読めないものは聞こえないですし。

 

初心者があれだけの量の英語を2時間聞いて読んで、設問に8割答えられるようになったら、そりゃ間違いなく「あ、英語なんとかできるかも」って光明見えますよ。

しかもやってみると,意外と誰でも出来るものです。

 

そうなったら、もっと正確さを追求したり、動画見たり新聞読んだり外国人の恋人作ったり、が有効になってきます。

ネイティブと会話し始めるのも、こうやってある程度上達してからが良い、という外国語上級者のアドバイスもしばしば目にします。

 

つまり、TOEIC高得点は、キッズリターンでいうところの「まだ始まってもいねーよ」

これから楽しくやれるのです。

 

もちろんTOEICだけが基礎をつける道ではないけども、どの道基礎がないといつまでも語学は苦痛なんだし、そう思えば履歴書にも書けるし、毎月やってるのでTOEICをまずは半年から一年くらいでなんとかしてしまうのが良い、と僕は思います。