月別アーカイブ: 2022年2月

【TOEIC L&R Part 5対策でやっておきたい基本の2冊】

こんばんは、岩田です。

TOEIC L&Rのリーディングセクションの空所穴埋め問題のPart 5・6対策として、オススメする書籍は、

『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』、通称「でる1000」(TEX加藤・著)

なのですが、これとは別にオススメしたいのが、この2冊です。

●『1駅1題! 新TOEIC L&R TEST 文法特急』(花田徹也・著)
●『新TOEIC L&R TEST 文法特急2 急所アタック編』(花田徹也・著)

加藤優さん著の『新TOEIC TEST 900点特急II 極めるパート』では下記のように書かれています。


900点を突破する上でもっとも大切なのは、「ブレない」(迷わない)こと。TOEICの大半を占める基本問題で、一瞬で答えを見抜く力、他の選択肢に惑わされぬ力です。解答に迷いがないほど、時間的にも精神的にも余裕が生まれ、最後の難関であるPart 7に最大限の時間と集中力を残すことができるようになります。

よって、基礎ができていないうちに高度な語彙や文法問題を練習するのは逆効果です。難問ばかり解いたことで、易しい問題まで難しく考えすぎて、かえってスピードが遅くなってしまった、という方もいらっしゃいます。まずは、頻出パターンが詰まっている花田徹也先生の「文法と特急1・2」で確実に基礎固めをしてください

ここは本当に「その通り!」という感じで、難しい問題ばかりを解いていると、易しい問題で小難しく考えて時間がかかるようになってしまった経験があります。上記2冊は基本を押さえる上で、良質な問題が揃っていて、私は定期的にこの2冊を復習するようにしています。

で、注意なのが、『1駅1題! 新TOEIC L&R TEST 文法特急』の方は増補改訂版が去年発売されております。
『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』

旧版は2009年の発売なので11年ぶり!! の改訂ということで、より傾向と対策が反映されています。タイトルは旧版『1駅1題! 新TOEIC L&R TEST 文法特急』→新版『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』に名称変更されました(「新」の表記がなくなりました)。

新版と旧版との違いはまた後日レポートします。

そして、『新TOEIC L&R TEST 文法特急2 急所アタック編』の方も2010年発売なので、こちらも増補改訂版を期待します(なので、現在のバージョンのリンクは貼らないでおきます)。

本日は岩田がお送りしました。

【第3回英検1級一次試験の結果:「不合格でした」】

こんばんは、岩田です。

悔しいけれど、ここはそのままの結果をさらそうと。今月受けた第3回英検1級一次試験の結果は「不合格」でした。第2回に続いて不合格。

しかし、次回の英検の試験ももちろん受けます。

で、そのための課題点&今後取り組むことをまとめてみました。

●リーディングセクション
・語彙問題は25問中19問正解。
→15分時間がかかったのでここを10分にする
→このままブラッシュアップさせていき、22問正解を目指す

・長文問題は16問中11問。悪くはなかったが、時間をかけてしまったため、英作文に取り組む時間が15分になってしまった
→長文のセンテンスごとの要約力を鍛える(TOEICと違ってメモを取ることが OKで、むしろメモを取っていたことが時間をかけてしまう原因になったので、メモは取らない)
→下記の時間配分を死守する

●ライティング(英作文)
・時間に追われて内容のクオリティが下がった
→英作文のための時間をしっかり確保する
→問題集を最後までやりきれなかったのでやり切る


目指す時間配分(100分)
問1「短文の語句 空所補充」→10分
・25問

問2「長文の語句 空所補充」→15分
・英文1 3問
・英文2 3問

問3 「長文の内容一致選択」
・長文1 3問 →15分
・長文2 3問 →15分
・長文3 4問 →20分

問4 英作文 →25分

●リスニングセクション(約35分)

問1「会話の内容一致選択」英文10 10問
問2「文の内容一致選択」英文5 10問
問3「Real-Life形式の内容一致選択」英文5 5問
問4「インタビューの内容一致選択」英文1 2問

・リスニング問題は27問中17問正解。2択までは絞れるんだけど、そこから先があまい、と。
→英検特有のひねりのある解答に慣れる
→英検のリスニングを聴く時間をおろそかにしてしまっていたので、時間をしっかり確保する

・前の問題を解くのに未練をだして、次の問題のリスニングに入ってしまっていたことが何度かあった
→わからない問題は捨てる勇気。次の問題に支障をきたさないように
→選択肢の先読みを時間ごとに終わらせる

・インタビュー問題2問中の1問を間違えた
→リーディングの長文問題と同じく、センテンスごとの要約力を鍛える

上記を踏まえ、次回の試験に向けて、再び勉強をやっていこうと思います。
「自分も受けよう!」という方がいらっしゃいましたら、ちょっとでもこの内容がお役に立てれば幸いです。

本日は岩田がお送りしました。

【もう一度「基本文法」をおさらいしておく】

こんばんは、岩田です。

TOEICの初級者で点数が伸び悩んでいる人に共通するのは、「覚えている単語の数」と「基礎的な文法の理解」が足りないところです。

単語は『金のフレーズ』で補うとして、文法の理解で参考になるのが、『総合英語Evergreen』です。

『総合英語 Evergreen』(いいずな書店)

ただ、これを最初からやるんじゃなくて、「辞書」代わりにして使う、と。例えば、「仮定法過去完了がわからない」と思ったら、そのページを読む感じで。
で、そのとき、参考書じゃなくて、「読み物」として読んでほしいんですよね。簡単な文法書だと、結局、解説をぼやかしているところがあって。
数ある文法書の中で、このEvergreenは、オトナがきちんと読めば意味がわかるよう丁寧に書かれていると思うんですよね。なので本書をオススメしています。

と言いつつも、絶対に読んでもらいたい個所があります。

・最後の見開きページ(英語の基礎文型と表現のまとめ)

・p.10-16 「序章」の「文の成り立ち」

・p.638-651「付録」(「動詞の活用」など)

上記には「名詞・動詞・形容詞・副詞のそもそもの働き」や「第1文型から第5文型」について解説されていて、これらは絶対読んでもらいたいところです。


●名詞・動詞・形容詞・副詞のそもそもの働き
・名詞:「人・モノ・概念」を表す
S(主語)・O(目的語)・C(補語)・前置詞の目的語になる
数えられる名詞と、数えられない名詞がある
数えられる名詞には複数形がある

・動詞:まさに文の心臓部
名詞の動作や状態を表す
後ろに目的語をとらない自動詞と、目的語をとる他動詞がある
主語の人称や、時制などによって形が変わる

・形容詞:名詞に「どんな」をつけ足す言葉
名詞を修飾する
C(補語)になる

・副詞:文を彩る名脇役
名詞以外を修飾する
動詞・形容詞・他の副詞・文全体を修飾する

●文型
※主語は「S(Subject)」、動詞は「 V(Verb)」、
目的語は「O(Object)」、そして補語は「C(Complement)」

第1文型 S+V
第2文型 S+V+C
第3文型 S+V+O
第4文型 S+V+O+O
第5文型 S+V+O+C

第1文型 S+V
He smiled.
The store opens at ten.

第2文型 S+V+C
The movie was funny.
My uncle is an actor.
it is fun to meet new people.

第3文型 S+V+O
We cleaned the classroom.

第4文型 S+V+O+O
I lent Jim ten dollars.
My father bought me a watch.

第5文型 S+V+O+C
They made me angry.
We call him Teddy.
I thought it possible to solve the problem.

そして、今後、英文を読む際には、これら「S・V ・O・C」や文型を意識する、と。中級者の方も、長文などで意外とSVOCがわからないまま読んでいる人が多いです。ぜひ、この3個所を読んで、あとは、問題を解いていて文法的にわからないことがあったら、本書の該当箇所をじっくり読み込む、この姿勢で取り組むことをオススメします。

本日は岩田がお送りしました。