こういう生徒さんはちょっと困った・・・というパターン


それは「他責」です。

 

もちろん、こちらもお金を取りますので

「金払ったんだから、さぁ、私の英語を伸ばしてよ!」

って気持ちはすごくよくわかるのですが・・・

 

これって、歯医者さんに通う患者さんと似たところがあります。

口腔ケアの8−9割は、自分の責任なんですよ

 

厳しいことを言うようですが、結局、英語も何かの薬を飲めば自動で思っていることを英語で言えるようになる

なんて技術がまだない以上

英語学習は、学習者の皆さんがご自身でやってもらうしかないのです。

 

金払ったんだからなんとかしてよ!

という方は、もちろん私たちは大人向けにお教えしてきたので、少数でしたが、その方達に不思議と共通するのが

こっちのアドバイスもほとんど聞かないのです。

 

私個人の方針として、本人が嫌なことは押し付けない。

頑張っていることを否定しない(それ意味ないよ、など言わない。そこは上から一刀両断するのではなく、ちゃんと話し合う)

 

そうやって積極的にご本人が取り組む学習を長い目でサポートして差し上げる。

生徒さんには、こちらのサービスを「上手く利用」して欲しいんです。

 

私は酒飲みですし、だいぶいい加減な人間ですが、英語学習に関してだけは自分も取り組みましたし、クラス授業ではなくほとんどマンツーマン、少人数クラスで21年間教えてきました。

埼玉生まれ埼玉育ち、留学も30超えて1年だけ、という割には通訳の仕事などもしていますし、今でも英語の学習をコツコツ続けていて英語はまぁ、そこそこには上手い方といって良いと思います。

自身が学習する、という覚悟がある方にとっては、きっと「使える」やつだと思います。

 

私たちは「叱らない」をモットーにしています。

というと、よくクスッと笑われますが、いや、英語好きで熱心な先生って、意外と生徒さんを厳しく叱ったしまうんですよ。

 

私はそういうのが嫌いなのですが、ただ、学んでもらう側にも、他責にせず自分が能動的に学ぶんだ、という姿勢がないとこれでは中々上手くいかないものです。

英会話は、本当に98%一人の時の伸びる

そういうものなのです。

 

外国人と話していれば自然とうまくなる、という方法だと膨大な時間がかかります。

子供ですら、まともに話し始めるのって、10歳くらいからではないでしょうか?

 

能動的に学ぶという姿勢で、是非とも我々を「うまく利用」してください。