【海外TVドラマのセリフで英語の勉強:『モダン・ラブ 〜今日もNYの街角で〜』】


こんにちは、岩田です。今日はオススメのTVドラマの話を。

amazonプライムオリジナルの米国TVドラマシリーズ『モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~』。2019年10月より配信をスタート。

一気に観ました。もう良すぎでした!!!

ニューヨーク・タイムズの人気コラムを原作とした、1エピソードが約30分のオムニバス作品で、全8話。

本作品のなんといっても魅力なのが、映画『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニーが監督を務めているところ(『はじまりのうた』のキーラ・ナイトレイの歌声はキュートだった!)。

やっぱこの作品も劇中歌が素晴らしい! 主題歌も映像含め、最高にグッときます。

全エピソードが面白く、1話ごと、解説したくなります。30分という短さがまたいい! 短いながらもしっかり丁寧につくられているので、無駄なシーンがありません。終わり方がそれぞれ「さぁこれから」って感じも心地よいです。


ep1
私の特別なドアマン
When the Doorman Is Your Main Man

ep2
恋のキューピッドは世話好き記者
When Cupid Is a Prying Journalist

ep3
ありのままの私を受け入れて
Take Me as I Am, Whoever I Am

ep4
夫婦という名のラリーゲーム
Rallying to Keep the Game Alive

ep5
デートの幕あいは病院で
At the Hospital, an Interlude of Clarity

ep6
パパみたいな人とデート?
So He Looked Like Dad. It Was Just Dinner, Right?

ep7
僕らが見つけた家族のカタチ
Hers Was a World of One

ep8
人生の最終ラップは より甘く
The Race Grows Sweeter Near Its Final Lap

名言も散りばめられているので、英語の勉強に最適です!

あと、すべて現代のニューヨークが舞台で、NYCの街並みを見ていると、「住みたいな~」という気持ちになります。

出演している俳優陣も豪華です。アン・ハサウェイをはじめ、映画『スラムドッグ$ミリオネア』のデーヴ・パテール(デヴ・パテル)。『マルコヴィッチの穴』『カポーティ』のキャサリン・キーナー。『アメリカン・レポーター』のティナ・フェイ、『レディ・プレイヤー1』のオリヴィア・クック。あとアンディ・ガルシア!

ストーリーはいずれもいいですが、個人的にはep1、2、3が特に好きです。ep2は大好きなイーサン・ホーク&ジュリー・デルピーの映画「ビフォアシリーズ」を彷彿とさせます。あと、フィナーレにふさわしいep8の演出も。ep5の二人が、スターウォーズ派かスタートレック派など、どっちが好きかを言い合うのも好きだなあ。

グッときたセリフをひとつあげると、ep2の、

「あなたという存在が人生の大きな支えだった。あなたに出会えたことが…… Just the idea of you just got me through a lot, a lot in life. And, uh, just knowing you existed」

です。

アニメ『色づく世界の明日から』でも同じようなセリフがあって—「誰か見ててくれたとか、好きって言ってくれたとか、そういうのって、思い出すたびに宝物みたいに自分を支えてくれるからね」。

こういうのが自分にとって、一番の生きる原動力になっているのかもな、と。

『モダン・ラブ』はすでにシーズン2の制作が決定しています。ジョン・カーニーの映画作品を好きな人には絶対観てほしい!

ほかグッときたフレーズ:

ep1
「私が見てたのは男じゃない。あなたの目です I was never looking at the man, Maggie. I always looked at your eyes」

ep5
「この先何があってもこの一夜は大切な思い出だ。たとえ二度と会わなくても I just wanna say whatever happens, this meant something. Honestly, if I never see you again」

ep8
「母がよく言ってた。ツイてない時は逆の行動を取れば、宇宙を調節できるって My mother used to say. Whenever anything bad happens, you should try to recalibrate the universe — or whatever you want to call it — with it’s opposite」