日別アーカイブ: 2020年6月12日

受け身の表現「受動態」

こんにちは!Shotaです✋

Are you keeping social distance?
Are you putting on a mask?
Are you trying to stay home except when it’s necessary?
Keep going like that to overcome the coronavirus!
一人一人の協力で、早くコロナが収束するよう、頑張りましょう!

今までの表現は、主語が「~する」という表現でした。(能動態といいます)
これに対し、受け身の表現「~される」という表現があります。
これを受動態といいます。


【受動態の文の作り方】

This garden is kept (by my grandmother).
・・(S)          (V)
この庭は私の祖母によって手入れされている。

このように、動詞Vの部分がbe動詞+過去分詞になります。
また、”by~”で「○○によって~」の部分を担当します。
(by以外の前置詞が来ることもあり。後述します。)

 


【動詞の過去分詞形の作り方】

過去分詞の作り方ですが、過去形と同じ場合もありますし、別の場合もあります。
これもひとつずつ気長に覚えていくしかないですね。
分類をしてみると以下のような感じです。(原型-過去形-過去分詞)

(1)不規則に変化する場合
write-wrote-written / do-did-done / be-was(were)-been / see-saw-seen / など

(2)過去形と同じ場合(過去形がd/edが付くタイプはこのタイプ)
tell-told-told / keep-kept-kept / play-played-played /など

また、原型-過去形-過去分詞が全て同じ動詞も存在します。
put-put-put / let-let-let / cut-cut-cut /など

こつこつ覚えていきましょう。
次は受動態の過去形について説明します。

 


【受動態の過去形】

これは簡単です。Be動詞の部分を過去形にすればよいのです。

This book was written (by her).
・・(S)          (V)
この本は彼女によって書かれた。

こんな感じです。
ちなみにこの文を逆に普通の文(能動態)に戻すと、こうなります。

She wrote this book.
(S)   (V)   (O)
彼女がこの本を書いた。

普通の文(能動態)の目的語Oにあたる部分”this book”が、受動態の文では主語Sになっており、逆に普通の文(能動態)の主語Sにあたる部分”She”は受動態の文では”by her”となっています。
これが、受動態と能動態の文の関係です。


【受動態の否定文・疑問文】

☆肯定文
He was dumped (by his girlfriend).
(S)       (V)

彼はガールフレンドに振られた。

※dumpは「捨てる」という意味で、受動態にすると捨てられる、つまり「振られる」です。

 

☆否定文
否定文ではbe動詞のうしろにnotを入れます。

He isn’t dumped(by his girlfriend).
(S)       (V)
彼はガールフレンドに振られていない。

 

☆疑問文

疑問文では主語とbe動詞を入れ替えます。

Was he dumped (by his girlfriend)?
・・(S)   (V)
彼はガールフレンドに振られたの?

 

さらに、疑問詞と一緒に使うこともできます。

Why/ was he dumped (by his girlfriend)?
・・・・(S)    (V)
なんで彼はガールフレンドに振られたの?

 

さて、次にちょっとややこしい受動態の表現を見ていきましょう。


【特殊な受動態表現】

~からつくられている(~からできている)という意味を表すmade of / made fromについてはちょっとややこしいです。

 

(1)This desk is made (of woods).
(S)      (V)
この机は木でできている。

(2)Wine is made (from grapes).
(S)    (V)
ワインはぶどうからつくられている。

 

made ofは「材料・材質が変化していない時」に使います。
(1)の例は主語の”desk”「机」を考えた時に、木でできていることが見た目からわかると思います。
なぜならその机には木の木目があって、触れば木の触り心地を感じるでしょう。

つまり、ぱっと見何で作られているかわかる状態なわけですね。
こういう時は”made of ~”を使います。

 

made fromは「材料・材質が変化している時」に使います。
(2)の例では主語の”wine”「ワイン」は、ぱっと見ではぶどうからできているか分からないですよね。
紫キャベツのしぼり汁かもしれません。
水に紫○号みたいな着色料で色をつけているだけかもしれません。白ワインならさらにわかりづらいです。
材料のぶどうが変化し、ワインになっているからですね。
このようにすでに見た目が変わって、材料・材質が変化しているときはmade fromを使います。


上記のように、前置詞の部分がby以外のこともあります。
慣用句のようなものも沢山あるので、新しい表現を見つけたらその都度覚えていきましょう。

ではまた来週!良い週末を👍