5文型(2)第2文型SVC / SVOとSVCの違い


こんにちは、Shotaです!

野球の結果に一喜一憂できる日々がかえってきて、ウキウキです!

本日は5文型の2回目、第2文型ですが、
まずは前回の復習から始めましょう。


【前回の復習;第1文型と第3文型】

まず、第1文型は目的語をとらない動詞、自動詞Vを使った”SV”でした。

*第1文型;SV

I sleep (well).
(S)(V)
(私は)よく眠る。

She lives (in China).
(S) (V)
彼女は中国に住んでいる。

それに対し第3文型は、目的語Oをとる他動詞Vを使った”SVO”でした。

*第3文型;SVO

I like baseball (very much).
(S)(V) (O)
私は野球が大好きです。

He lived a happy life.
(S) (V)  (O)
彼は幸せな生活を送った。

第1文型と第3文型の例に共にliveが使われていますが、
第1文型は自動詞(住む)として、第3文型は他動詞(〜の生活をする)として使われています。


 

【第2文型;SVC】

さて、本日の主題である、SVCについて説明します。
Cは補語と呼ばれているもので、主語の性質を説明します。
例を挙げてみましょう。

She is beautiful.
(S) (V) (C)
彼女は美しい。

Mr.Onizuka is a great teacher.
、、(S)  (V)  (C)
鬼塚さんはグレートティーチャーだ。

とてもオーソドックスなBe動詞の文です。
Be動詞はS=Cとつなぐ働きがあります。(Be動詞は=記号、と読み替えてもいいくらいです)
上記の文では、「彼女」=「美しい」、「鬼塚さん」=「グレートティーチャー」なのです。

他に、一般動詞でもSVCの文は作れます。
動詞は以下のような五感を表す動詞を使います。

視覚;look
聴覚;sound
触覚;feel
味覚;taste
嗅覚;smell

He looks cool.
(S) (V) (C)
彼ってクールだわ。

This dish tastes delicious
(S)   (V)   (C)
この料理、美味しい!

この例でもS=Cとなっていることを確認してください。
「彼=クール」、「この料理=美味しい」なのです。


 

【第2文型;SVCと第3文型;SVOの違い】

簡単な見分け方としては、動詞の前後を見て、S=Cなら第2文型、S≠Oなら第3文型とする方法です。

例;以下の文を品詞分解してみましょう。

I ate the pizza yesterday. It smelled great, but it tasted bad. So I hate pizza now.

・I ate the pizza yesterday.
→これは第3文型ですね。I≠pizzaですから。

・It smelled great, but it tasted bad.
→これは2つ節を含んでいますが、第2文型です。
Itはpizzaを表しているので、it=great(匂いは) でも it=bad(味は) となります。

・So I hate pizza now.
→これも第3文型ですね。I≠pizzaですから。


このような感じで、文型を見極めるのに慣れていきましょう!
次回はSVOOとSVOCについて説明します。
それではまた!