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こんにちは!
暖かくなって、春めいてきましたね〜🌸
GetのPhrasal Verbs、第2回目です。
今回も使えるPhasal Verbsを続々紹介していきます!
【Get over】
まず一つ目は、“get over”です!
“get over”にもたくさんの意味がありますが、ここでは「乗り越える」と言う意味を紹介します。これが、とても日本語っぽく使えて便利なんです。
まずは「(物理的に)乗り越える」ときのget overです。
これはわかりやすいですね。
[例1 (物理的に)乗り越える]
Getting over the hedge, the man was coming closer to me.
生け垣を乗り越えて、男は私に近づいてきました。
面白いのが、日本語と一緒で、「(困難などを)乗り越える」という使い方ができることです。
[例2 (困難などを)乗り越える]
I believe we can get over the difficulties.
私たちは、きっと困難を乗り越えることができると信じています。
もちろん、「(過去を)乗り越える」という使い方もできます。
[例3 (過去を)乗り越える]
I could get over the past sad memories through going to counseling.
カウンセリングに行くことで、過去の悲しい思い出を乗り越えることができました。
さらに、「(病気を)乗り越える」で、つまり「回復する」の意味があります。
[例4 (病気を)乗り越える→回復する]
I hope you get over the cold soon.
早く風邪が治るといいですね。
“get over ~”は総じて日本語と同じような「乗り越える」のニュアンスがあるんですね。
上の4例は辞書には別々の意味で載っていたりしますが、日本語の「乗り越える」を考えると自然に使えて便利な表現です。
【Get by】
次はGet byです。
これ、あまり聞き慣れないかもしれないですが、結構便利な表現です。
意味は、「(大変だけど)どうにかやっている」とか「なんとかやっている」みたいな感じです。
たとえば、久しぶりに会った知人に“How are you doing?”と聞かれた時、反射的に“Good”とか返すことが多いと思いますが、そうそう毎日”Good”でもなかったりしませんか?(自分はローテンンションなので特にそうです)
そんな時、“I’m just getting by”「(大変だけど)まあなんとかやってるよ」と答えると、ちょっとこなれた感じですね。
“just”の代わりに”barely”「かろうじて」を使うともっとシブい感じです。
[例5 (かろうじて)なんとかやっている]
I’m barely getting by.
辛うじてなんとかやっているよ。
発展形で、「get by on〜」なら、「〜でなんとかうまくやる」という表現も可能です。
[例6 〜でなんとかうまくやる]
I’m getting by on a small salary.
やっすい給料だけどなんとかやってるよ。
@@@余談@@@
自分がこの”get by”と言う表現を初めて知ったのは、Beckの“The Golden Age”という曲の歌詞です。
サビの歌詞とメロディーがとても枯れていて、たまらなく好きな曲です。下に動画貼っておくのでよかったら聞いてみてください。
These days I barely get by.
I don’t even try.
最近は、辛うじてなんとかやっている
挑戦することすらしないけど
いい曲や。。
それではまた来週!