皆さん、こんにちは。M.Mです。
以前に、
私の大好きな動物「ヤギ」にまつわるお話、
スケープゴートの由来についてお話をしました。
今回もまた「ヤギ」についてのお話です。
西洋では、なぜ悪魔のモデルが「ヤギ」なのか!?
不思議に思った事はありませんか!?
キリスト教では、
羊 「良きもの」の象徴との対比で、
山羊 「悪しきもの」の象徴として扱います。
聖書の中では、
「羊は神の国に迎えられ、山羊は呪われる」
と、イエスが言ったことから、
羊 「神の遣い」
山羊 「悪魔の遣い」
と扱われるようになってしまいました。
古代、一神教であるキリスト教が
勢力を拡大していく上で、
その土地ですでに信仰されていた別の宗教を異端視する必要がありました。
そして、
別の宗教の神が角を持っていた事と、
キリスト教と対立関係にあった民族の家畜が山羊であった事が重なって、
悪魔の象徴となったのです。
又、キリスト教では
「さまよえる子羊」というように、
従順な信者を表現するのに羊を好んで使います。
羊のおとなしさに比べ、
気性の荒い山羊は、神に刃向かうもの、
つまり悪魔の動物とされたようです。
実際、山羊は崖や岩を登るのが得意なのですが、その姿が天に届くかの如くなのです。
人々はそれに恐怖を感じたのかもしれません。
しかしながら、
その生命力の素晴らしさを、
英語のリスニング練習を兼ねて、
YouTubeにてshareしたいです。
山羊たちは、命をかけて、
骨と筋肉のために
ミネラルを取りに人工ダムを登ります。