「音読指導アイデア・正頭英和著」
を読んでいるのですが、とても面白くためになる本です。
授業を組み立てるにあたって、考えたり迷ったりすることにとても共通点を感じます。
実際、英語をクラスで教える方法には様々なものがあり、
例えば
「講義を聞く、というスタイル VS ワークアウトをしてもらうスタイル」
そのどちらが良いのか、といえば、英語でいえば今は後者(先生から習う、というよりも、生徒同士が自主的に協力しあって学ぶ)方が主流になりつつあるのではないでしょうか?
しかし、どちらにしても
「伸びたらいいんじゃないの?」(P17)
ここは僕もはっとさせられました。
正直、英語を伸ばすには
「時間がかかります」×「意外と単調な作業も必要」
なのは真実です。
音読はこの著書にもありましたが、
「確かに効く」
のだけども、上記二つのことも付随してくるのです。
すなわち・・・
「効果がでるまでに時間がかかる」×「意外と単調で飽きる」
そうなってくると
「空気をつい読んでしまい」
ゲームなどを取り入れてしまい
「伸びる」
ための練習から遠のいてしまう…
これはものすごくわかるなぁ、なんて共感しましたが、もっと納得したのが
「教師自らが、モデルにならないといけない」
というものでした。
自分もセミナーやら勉強会などによく行きますが、
「やはり、目の前にたって講義をしている先生は特別」
英語を教えている先生の発音がめちゃくちゃ、英語もめちゃくちゃ
それなのに「発音も大事だ!」「文法にも気を付けよう」
なんて、教科書を丸読みしたところで説得力はゼロ。
英語は、結局、亀の歩みでもいいから
「続ける」
ことが重要です。
てか、それしかないんじゃないか?
とすら思っています。
やり方云々の前に、これであるし、逆にこれができていれば
「誰でもできる!」
そのための方法、いかに続けてやってきてもらうか、自習してきてもらうか。
そんなことをよく考えますが、そのための大前提が
「先生自ら、地道に学び続けている」
これなのではないでしょうか?
これがそもそも大事であるし、また、これこそが
「ジャパニーズ・イングリッシュティーチャーの強み」
外国人講師は、基本英語の学習はしていません(笑)
日本の伝統は指揮者先頭、やはり教師自ら学び続ける姿勢は大事だな、と改めて。
Leon
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