「単語の暗記:読んでわかる単語(パッシブワード)を増やした方が良い?」
語学は結局のところ暗記と言います。
確かに、ネイティブとネイティブではない我々との差は
間違いなく「語彙力」の差があると思います。
日頃、語彙力を鍛えることはそこまで話せるようになることに直結していない
そのように言っていますが、それは
「まだ話せていない人」
を対象にお伝えすることで、
語学には
「知識」と「流暢さ」
があって、まずは「流暢さ」をつけることが先決です。
そうしないと、いくら単語を覚えても、なかなか実際には喋れないものです。
じゃぁ、単語の暗記はしないで良いのか?
というと、私の意見はやっぱりそこも「してもいいけど・・・」
そういうふうに思うのです。
単語は、文脈の中で生きるものです。
ですから、タクシーなんかでは、そこまっすぐいって「止まって」もらえます?
これが自然で、ここを「停止」だと少し違和感ないでしょうか?
「静止」はもっとおかしいですし、「微動だにしない」
とかを使ってもさらにおかしいわけです。
それぞれ、物が止まっている様を表すとはいえ、やはり文脈のなかでそれが違和感あるのかどうなのか?
そういった「勘」のことを難しい言葉で文法予測能力といったりもするのですが、
要は「大量のInput」を地道に続けることで、なーんとなく、その感覚がつかめてくる。
これが大切だと思っていますので、もしも単語の暗記をしたいのならば、「読んでわかる単語(パッシブワード)」を「文」で増やしていくことがポイントだと考えています。
無理に単語を丸暗記することは、ちょっとショートカットで本当の英語力じゃないような気がするんですよね。
今日はLEONがお送りしました!