日別アーカイブ: 2022年8月26日

なぜ日本の英語教育ではしゃべれないのか?

私、パン屋の英会話教室Leon 校長 横山礼恩は

10年間受験英語を教える塾講師だったのに、ニューヨークに留学したら全く英語が話せなかった英会話講師です。

塾講師時代を入れると、今年(2022年)で講師歴は20年目となります。

 

レオンは本名ですが、埼玉生まれ埼玉育ちで英語は苦手。

そんな自分も、ニューヨーク留学時はTOEIC900点近く、受験英語ももちろん教えていたくらいですから、プロのレベルになっていたと思います。

 

それが、どうしてニューヨークでは幼稚園児よりもしゃべれなかったのか?

本当に英語が口から出てこないし、第一何を言っているのか、全く聞こえませんでした。

 

コロンビア大学ALPコースに通ったのですが、クラスも下から二番目でした。

 

10年間も子供達、とりわけ受験生に英語を教えながらこんなことになるのか?

実は、今になって分かったのが、英会話となると不得意な英語の先生はとても多いです。

 

何故そうなるのか?

 

一言で言って、英語学習の方法が「しゃべれる」ようにはなっていないからです。

 

現地で英語がしゃべれない、というのは非常に困ったので、英会話学習法については必死に勉強しました。

そこで出会ったのがSLA(第二言語習得論」です。

 

もちろん、プロの学者ではないですし、とてもじゃないですが偉そうに語る資格はないのですが、ただ非常に納得したのが

 

「学習(Learning)」と「習得(Acquiring)」は違う

 

ということでした。

 

日本の英語学習は単語の暗記、英文の文法訳読、文法クイズ、発音の練習など、ほとんどは「学習」に分類されます。

 

SLAの大御所、スティーブン・クラッシェンによると、学習では全くしゃべれるようにならない、というのです。

 

ちなみにクラッシェンは、外国語習得は人によって違うことはない、たった一つ方法でなされると言っています。

人が耳から食事を消化したりしないのと同じで、たった一つの方法でなされる、と。

 

その過激さから反論も多いわけですが、それでも

外国語を「しゃべれるようになる」

という点では非常に本質をついていると、僕は経験上思っています。

 

「学習(Learning)」ではしゃべれるようにならない

「習得(Acquiring)」を通して外国語を本当にしゃべれるようになる。

 

クラッシェンは、子供は100%習得を通して、大人は習得と学習の割合が9:1で良いと言っています。

 

どちらにせよ、日本の英語教育はほとんどが「学習」に当たるわけですから、これではしゃべれるようになるわけがありません。

 

じゃぁ、「習得(Acquiring)」ってなんなのか?

簡単にいうと

 

「多聴多読」

 

です。

全部ではなく、7−9割理解できる(最低6割はわかる。全くわからないと意味ありません)ものの多聴多読を通して、

 

「本当にしゃべれるようになる」

と、すごく簡単にいうと言っています。

 

それだけ?

そんなことで?

わからない単語はどうするの?

 

そう感じないでしょうか?

私は初め、正直そう思いました。

 

また、やってみるとわかるのが、そもそも知らない単語や、意味が取りづらい箇所を無視してどんどん先に行く、ということに全く私たちは慣れていないのです。

 

多聴多読を続けるということは、この「心の中に起こる疑念」とも日本人は戦わないといけないようです。

 

しかし考えてみたら、その国の本を10冊も読んだことないくせに、ネイティブとペラペラしゃべれるなんてあり得るでしょうか?

教科書なんて薄っぺらく、それすら中高の時は毎年終わらなかったですよね?

 

それをちょっとずつ週に何度か読んだくらいで、何も考えずにスラスラ英語が出てくる、と考えることがおかしいのではないでしょうか?

 

日本人で、英語の本を10冊読んだことある人はほとんどいないでしょう。

 

そう、日本の英語教育で話せないのは、決して文法ばかりやっていたから、ではありません。

英語を話す機会がなかったから、というわけでもないのです。

というのも、大切なのはインプットであり、アウトプット(スピーキングやライティング)はそこまで重要じゃないとい意見がSLAにはあります。

 

英語は語順の言語ですから、文法をある程度学ぶ(特に語順に関するもの)

また、発声もだいぶ違うので、発音を学習するのも良いでしょう。

単語もやはり覚えないとレベルアップは測りづらいと思います。

 

なので、そういう練習や例文暗記も良いのです。

でも、それはあくまで周辺的大切さであり、もっともっと

 

「習得」= 多聴多読

の練習に時間を割くべきです。

 

例えば、TOEIC学習に関しても、一冊をじっくりやる人はそこまで飛躍的に点数は伸びません。

それよりも、ざっとでいいので何冊もやる、問題演習をする。

こちらの方が断然伸びます。

 

※こちらの記事もどうぞ!多くの人がやっている、TOEICが伸びない勉強法BEST5

https://www.leonyokoyama.com/fcblog/2022/08/20/toeic%e3%81%8c%e4%bc%b8%e3%81%b3%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%81%e5%a4%9a%e3%81%8f%e3%81%ae%e4%ba%ba%e3%81%8c%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e5%ad%a6%e7%bf%92%e6%b3%95best%ef%bc%95/

 

ただ、この多聴多読がやってみると本当に日本人は私も含めて苦手です。

わからないところについ止まってしまう癖が中々抜け切らないのです。

 

もちろん、英語をそもそも使う必要がない環境、間違えたくないという日本人の真面目さ

理由はひとつではないのですが、

 

なぜ日本の英語教育ではしゃべれないのか? = インプットの量が圧倒的に足りていないから

 

これはほぼ間違いないと確信しています。

また、多聴多読は、Story-Listeningという形で、音声もあるもの、さらに今のレベルより少し難し目で、興味が持てるもの(これもとても大事)

を、教員にガイドされながらしていくと、より効果的と言われています。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!

 

パン屋の英会話教室Leon 校長 横山礼恩

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入りづらかったりしませんか?

 

ご安心ください!

パン屋の英会話教室Leon は変な外国かぶれの空気皆無です!

 

校長横山礼恩(41)自身、塾講師として10年受験英語を教えた後、ニューヨークに留学

まさかの英語が全くしゃべれない!

という経験をした英会話講師です。

 

だからこそ、英語がうまいだろ!英語がうまい人 = エラい!

そんな空気に忸怩たる思いを、ずっと抱いてきたのです。

 

英語はあくまで、道具じゃないですか!

とはいえ、使えると結構便利な道具でもあります。

 

道具として英会話を淡々と習得したい!

そんなシャイな中年男性の方への1年間のマンツーマンコースです!

 

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この講座の3つの特徴

① 10年も受験塾講師をやったのに全く英語がしゃべれなかった!英会話講師による「英会話習得メソッド」

 

校長横山礼恩は10年も受験英語を教え、TOEICも900点近くとっていました。

なのに、ニューヨークでは幼稚園児よりもしゃべれませんでした

日本の英語教育の良いところと、ダメなところを身をもって体験しています。

 

当スクールの核になるメソッド「なぜ日本の英語教育ではしゃべれないのか?」

TOEICなどのテスト対策も得意ですが、実際に外国人を前にして英語でコミュニケーションを取れる能力の習得方法をお教えしています。

 

是非、無料カウンセリングをお申し込みいただく方は

こちらの記事もご覧ください。

 

「なぜ日本の英語教育ではしゃべれないのか?」

 

 

② 1日3時間3ヶ月で結果を!の高額コーチングに喧嘩を売る、1年でゆるゆるやろうぜ、というスタンス

 

現場歴20年の校長横山礼恩からすると、1日3時間の自習ができる人なんて、そもそも超人です。

 

1日3時間やれば「絶対」TOEICの点数は上がりますが

99%の人間は「絶対」やれません

 

やれないからこそ、プロに頼んで3時間できる人間に!

そう思うでしょうが、周りの自己啓発にハマっている知人を見てください。

 

その中の何人が本当に超人的な努力家に変身したでしょうか?

熱心にセミナーなどに通っても、変に意識高めの言葉が増えて神がかりになっているだけで、実際は、シンプルなダイエットにすら失敗し続けていませんか?

 

そういうものなのです。人はそんなには変わりません。

ならば、現実的にやれる範囲で一年くらい余裕を見て、今の自分より改善した方が良くないでしょうか?

 

またもう一つ、英会話は体育や音楽に近い「技術科目」ですので、

そうそう短期間で使いこなせるようにはならないものです。

 

素人が3ヶ月死ぬほど頑張って、サッカーどれだけ上手くなりますか?

 

むしろ、1年でゆるゆる上手くなっていく、学習を小さな一歩から習慣化していく

こちらの方がよほど生産的です。

 

1年間でゆるゆる上手くなりたい、という余裕のあるシャイな中年男性の方にぴったりのコースです。

 

※オジサンの心を持った女性、若者も大歓迎です!

 

 

③ 開校時より(2013年)自習を重視し続けています。

 

校長横山礼恩は受験塾の講師を10年やったので、自習をサポートすることの重要さはもう、身にしみて理解しています。

英会話も実は、一人でトレーニングすることが、とっても大切なのです。

それなしでは、たとえ留学しようが、アメリカ人と結婚しようが、英語はほとんど上達しません。本当です!

英語は一人の時に98%伸びる、というのは本当だと実感しています。

 

家で何をしてきたら良いのか?をしっかりと具体的にサポートし

また、モチベーションが落ちた時こそ支えられるよう

宿題を忘れた時こそ、きやすいスクールを心がけています。

日本人は真面目なので、宿題を忘れると悪い気がしてつい授業をサボってしまうものなのです。

 

やる気はやると出ますから、モチベーションが落ちた時こそ、ぜひスクールにきて一緒にトレーニングしましょう!

そうすると、意外とやる気もまた出てくるものです!

 

そうすることで、一年間、ゆるゆる自習を続けてください。

それで英会話が伸びないわけがありません!

 


伸びたお客様の声(一部)

TOEIC400→910点(1年)WSさん

次の授業までの1週間何をやったら良いかきちんと教えてくれました!

 

最初は自己紹介すらままなりませんでしたが、私は約1年前からこの教室に通っています。

入学当初は英語で自己紹介をするのもままならない状態でした。

しかし今では自己紹介はもちろん、ネイティブ講師と
ニュース記事に関する簡単な意見交換もできるようになりました。

また、入学当初にTOEICのスコアが400くらいだったのですが、

校長のLeonさんや、外国人講師みなさんの熱心な指導のおかげで

595点→720点→770点→865点→910点と順調にスコアを

伸ばし、長年の悲願で合った正社員で就職の夢も叶いました。

次の授業までの1週間何をやったら良いのかきちんと教えてくれ、またそれ通りやると次第にTOEICの問題を解けるようになったり成長を実感できるので、楽しく継続することができたのが大きかったです。

そこから、今では英語でテクニカルサポートを海外の方にする仕事をしています。

TOEIC400→805点(5ヶ月)
ヨガインストラクターMIさん

※本人ブログあり

 

学習記録を交換する中でTOEICの解答部分の多聴多読、それと問題演習を2時間ぶっ通してやる時間がちょくちょくあったのが良かったと思います。

基本的な学習時間は仕事もあるので、1日30分平均でした。

また、リスニングに苦手意識があったので、発音学習も集中的にやりました。

ご自身もいろいろ工夫する自主性がありましたので、強制するよりも提案をしてご自身が納得されてからトレーニングスケジュールを作ることを大切にしました。

ヨガのインストラクター、マインドフルイーティングの著書も出されているだけあり、英語嫌いのご自身が英語学習に取り組む様のブログ(note)がとても参考になると思います。是非読んでみてください!

※校長所感

MIさん御著書


1年間レッスン価格

詳しくは、料金ページをご覧ください!


さらにお得なキャンペーン!無料カウンセリングから翌日中にお申し込みいただくと

  • 1.レッスン12回追加プレゼント!(60分=6,208円)→ つまり合計48回 月4回(週1)でまるまる12ヶ月、1年通えます!

  • 2.入会金がなんと無料!

  • 3.最初に使用する参考書をプレゼント!

  • 4.校長・横山礼恩「1日15分で話せるCDブック

    (あさ出版)」をプレゼント!

    ※会話に最低限必要な文法項目と効果的な音読方法の本です。

 


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ただし、3名様限定です!

すぐに売り切れますので、お早めにまずは無料カウンセリングにお申し込みください!

 

※8/26現在・残席2名

 


最後に

私の名前礼恩(レオン)は本名ですが、埼玉生まれ埼玉育ち

英語も決して得意ではありませんでした。

 

むしろ不得意すぎて第一志望の大学に入るまでは3浪分しています(仮面浪人ですけどね)

それも、英語の配点が高いのが大きかったように思います。

 

それほど、日本の教育では英語が重要視されたにもかかわらず

10年も講師として受験生や補習を教え、TOEICは900点近く

センター試験などはどんなに泥酔していても、95%は絶対に取れる

それくらいになったのに、いざ英語の本場のニューヨークに行ったら全く英語が話せなかったわけです(2011年)。

 

この点が不思議でならず、悔しい思いもしました。

ニューヨーク留学時は、日本で英語を教えていた、ということはトップシークレット。

それくらい、英語が下手くそだったのです。

 

さかのぼれば内田百閒もドイツ語の教官でありながら、本物のドイツ人が学校に赴任してきてしまい焦る、なんて随筆で書いているくらい、日本の外国語の先生は

「本当はしゃべれない」

というのが、公然の秘密だったりするのです。

 

今でも帰国子女の先生以外はそういう先生が多いと思っています。

 

日本人が英語の才能がないからなのでしょうか?

 

私は絶対に違うと思っています。

やり方が「しゃべれるようになるには」間違っているのです。

 

そして、私自身はしゃべれないと、やっぱり語学学習は意味がないと感じてしまいます。

(しゃべれなくてもいいじゃないか ×  しゃべれないと意味ないでしょう、という英語界の大御所による有名な論争がありました)

※「英語教育大論争」 著者 平泉渉 + 渡部昇一  (文春文庫)

 

特に、社会人として海外に出ていきたい、海外と関わっていきたいと考えている、またはもうそういう環境にいる方は、細かいことはいいから喋りたい!のではないでしょうか?

 

私は、まずは「しゃべれるようになる」ためのメソッド

そして、いかにそれを本当に1年くらい続けてもらうのか?

 

この点にこだわり続けて、もちろん失敗もしながら、大手スクール激戦区の秋葉原で10年間、個人塾としてなんとかやってきました

 

そうしてわかったことは、英会話はやり方さえあっていれば、絶対にしゃべれるようになります。

それも、1日3時間なんてやらなくても、1日30−60分を週に5日もやれれば

2、3ヶ月ごとに上達していきます。

 

TOEICならば、どんな初心者でも6ヶ月あれば800点は決して夢ではありません。

淡々と原理原則に合ったことを続けていれば、英会話力は向上するのです。

 

またもう一つ気がついたことは、英会話という技術習得は決して簡単ではないため

本当に成長を実感できた時、生徒さんは

「内面の自信」

を手に入れていました。

 

自己啓発やコーチングでマインド?なるものを変えたって

本当の自信なんか手に入らないと私は思ってしまいます。

 

自分のそれなりの努力のようなものを払って、以前できなかったことができるようになること。

それはとても価値のある、それこそ人生の幸せの一つではないでしょうか?

 

英語はただの道具と私は信じていますが、それでも、できるようになると良いことは多々あります。

 

それに私自身が、今でも毎日英語学習をしています。

そう、英語学習って、実際、楽しいんですよ。

 

英語ではこんな言い方するのか、こういう表現があるのか。

そういうのも楽しいですし、外国人と遊びに行って自分の言葉(英語)でしゃべれるのもとても楽しい。

 

別に英語がしゃべれるから偉いとか、すごいとかではなくて、シンプルに楽しいと私は思っています。

 

ぜひ、この楽しみを皆様とパン屋の英会話教室Leon を通して、共有できたら嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!

 

パン屋の英会話教室Leon 校長 横山礼恩

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