日別アーカイブ: 2022年3月1日

【TOEIC L&Rの「アビリティーズメジャード・項目別正答率」の見方】

こんばんは、岩田です。

TOEICを受けると、テスト結果である「Official Score Certificate(公式認定証)」が郵送で届くのですが、この用紙で、今後の復習対策で見るべきは、「ABILITIES MEASURED(アビリティーズメジャード・項目別正答率)」の個所です。

リスニングとリーディングセクションの項目ごとにどのくらい自分がとれたかがパーセンテージで表示され、これをチェックすると自分がどこが弱点なのかがわかります。

ただ、各項目がどのPartを指しているのかが書いていないので、わからないんですよね。なので、下に各項目がどのPartにあたるのかまとめてみました。
さらに弱点も。


「ABILITIES MEASURED(アビリティーズメジャード・項目別正答率)」の見方

●Listening
・項目1
「短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる」
→Part1, Part2(の答えが明記されておらず推測が必要な問題の正解率)
→遠回しな言い方を瞬時に把握するのが苦手

・項目2
「長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる」
→Part3, Part4(の推測が必要な問題の正解率)
→長めの会話の概要をつかんだり、遠回しな言い方を瞬時に把握するのが苦手

・項目3
「短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細に理解できる」
→Part1, Part2(のストレートに答えが書いてある問題の正解率)
→正解の根拠をピンポイントに聞き取るのが苦手

・項目4
「長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細に理解できる」
→Part3, Part4(のストレートに答えが書いてある問題の正解率)
→長めの文を集中して正解の根拠をピンポイントに聞き取るのが苦手

・項目5
「フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる」
→Part1〜Part4(の推測が必要な問題 ※セリフから推測させる問題含む)
→遠回しな言い方を瞬時に把握するのが苦手

●Reading
・項目1
「文書の中の情報をもとに推測できる」
→Part7(の推測が必要な問題の正解率)
→文書の大意・テーマを把握するのが苦手

・項目2
「文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる」
→Part7(のストレートに答えが書いてある問題の正解率)
→長い文章の中で、正解の根拠をピンポイントに拾うのが苦手

・項目3
「ひとつの文書の中でまたは複数の文書間で散りばめられた情報を関連付けることができる」
→Part6, Part7(のストレートに答えが書いてあるけれど複数個所を照らし合わせる必要がある問題・推測が必要な問題の正解率 ※文挿入問題含む)
→Part7の複数個所を照らし合わせるのが苦手

・項目4
「語彙が理解できる」
→Part5〜Part7(※Part7の語彙言い換え問題も含まれている)
→語彙不足

・項目5
「文法が理解できる」
→Part5, 6
→文法力不足

これを照らし合わせることによって、「自分は語彙力がまだ足りないんだな」「Part6とPart7の複数個所を照らし合わせる必要がある問題が苦手なんだな」とわかり、そこを強化するための勉強を行うことができるようになります。ぜひ、参考にしてみてください。

本日は岩田がお送りしました。