こんにちは、M.Mです。
本日は、
日本人の「恥かきビジネス英語」第7弾
をお送り致します。
「文法は合っているけど、ニュアンスはどうなの?」
「日常会話では大丈夫かもしれないけど、
ビジネスでは本当に大丈夫かなぁ?」
という英語表現って、
意外に多いですよね。
本日は、
そのような普段何気なく使っているけど、
ビジネスでは少し不適切という表現を
ご紹介致します。
〇 How are things?
もちろん、
「How are you?」は、正しいのですが、
直接的に個人に関すること、
具体的には
精神面、健康面、感情面などを質問しているので、
ビジネスではあまり好まれません。
「How are things?」は、
個人的なことではなく、
周囲での出来事やビジネスの状況などに
重点を置いた質問ですので、
こちらのほうがふさわしいです。
「How are things going?」でも良いです。
△ How much is it?
〇 What does it come to?
「How much is it?」は、
非常に直接的で無礼で、
配慮が足りない印象を与えます。
しかし、
「What does it come to?」は、
“合計で・・・になりますか?”
という意味ですので、
日本語で考えても、
こちらのほうが適切なのは一目稜線です。
〇 Have you heard about・・・?
「Do you know・・・?」は、
単純に知識があるかどうかを尋ねていますので、
少々、馬鹿にした質問に聞こえます。
一方、
「Have you heard about・・・?」は、
“・・・について聞いたことはありますか?”
ですので、
相手は気分を害さずに
返答してくれると思います。
△ That’s clear.
〇 That makes good sense.
正直、どうして日本人は、
「That’s clear.」と、
よく言ってしまうのか分かりませんが、
こちらの答え方は中性的で、
ポジティブにもネガティブにも
受け取られてしまいます。
相手にとっては、
返答した側を
“冷たい人間だなぁ”と感じるでしょう。
しかし、
「That makes good sense.」は、
よりポジティブで、肯定的な響きがあります。
相手の発言内容や説明の仕方がとても良いと
褒めているニュアンスが
含まれますので、好印象です。
そして、
相手もポジティブに反応してしくれるでしょう。
〇 Let me make sure I understand you.
「I’m not sure I understand.」は、
ビジネス英語で避けるべき否定文ですので、
ネガティブな印象です。
また、
単純に自身が理解できていないと
主張しているだけになります。
しかし、
「Let make sure I understand you.」は、
肯定文ですので、
ネガティブな印象はもちろんありませんし、
コミュニケーション上、
もっと真剣に、
そして、相手を気遣って、
理解度を高めようとしている志を感じます。
他にも
「Let me check my understanding.」も
良い表現です。
いかがでしたでしょうか?
普段、何気なく使っている英語表現ですが、
実は無礼だったり、
ニュアンスが想像と違っていたりしたと思います。
普段、よく使う言葉だからこそ、
しっかり奥深く学習しておくことで、
事前にハプニングを避ける事に繋がると思います。
本日は、M.Mがお送り致しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。