タグ別アーカイブ: 英語 学習法

多くの人が「こうすればしゃべれる」の方向が少し違う

日本人はどうしても

「知らない」

ということが気になってしまう人種です。

 

なので、例えば英語を聞いてちんぷんかんぷんだと

「単語を知らないからだ」

という風に考えます。

 

言葉が出てこないことも

 

「単語を知らないから」

「英語を話す時間が足りないから」

「文法をもっと勉強しないと」

 

と、知らないかったことを増やす方向で考えてしまいます。

 

ところが、どうしてTOEIC高得点、学生時代英語が得意だったはずの人まで

「話す」

となると、まるっきりダメ、ということが起こるのか?というと

「スピード」

です。

 

スピードが足らなすぎるので、英会話が上手くできないのです。

 

スピードとは、パッと英語の語順で単語を並べる「速さ」

相手のしゃべってることを瞬時に理解できる「速さ」

つまり、英語の「瞬発力」のことです。

 

この瞬発力・スピードさえ付ければ

たとえ中学レベルの文法と単語力でも

英会話は全然できてしまいます。

 

逆に、このスピードがないために

 

相手の言っているスピードで理解できない

長文のメールになると時間ばっかりかかって仕事にならない

言いたいことが出てこなくて、いつも「う〜・・・、あ〜・・・・」

となってしまうのです。

 

スピードをつけるために良い練習方法は間違いなく

シャドーイングなどの「音読」です。

 

学習の方向性自体が間違っていると

いっくら努力しても伸びない、ということになってしまいます。

 

実際の会話能力は

「知識」×「スピード」

です。

 

掛け算ですから、一方がゼロでは、答えもゼロ。

 

是非、「スピード」の重要性を認識してみてください!

本日は、Leonがお送りいたしました!

英語を諦めたくなっているあなたへ!

受験英語を教えて10年

その後、渡米してあまりの通じなさにびっくりし

もう一度「英会話」を1から勉強し直しました。

 

その後、2013年に秋葉原で大人向けに「英会話」を教え始めて

8年目になりました。

 

大人の方に教えていて気がついたことが一つあります。

英会話に長く取り組んでいる人ほど

「英語を心の中で諦めている」

ことです。

 

英語はやれば本当に伸びる

やることは、音読だけ!

 

本当にこれを続ければ伸びるのですが

(自分の今のレベルにあった教材を選ぶことは大切です)

 

どうしても、それが信じられない。

 

でも、もっと突き詰めると、本当に信じられないのは・・・

 

「自分はどうせやらないんじゃないか?」

と思ってしまっていてる。つまり

 

「自分自身」

 

を信じられなくなっているのです。

 

そう思い込んでいる大人が多いことに気がつきました。

 

良くも悪くも、若い奴は身の程をわきまえていないので

全く見当違いの不可能な夢を本気で抱けるものです。

 

このせいで時にとてつもなく無礼なことを、大人にしてしまったりするのですが、笑

でも、逆を言えば、それも若さゆえの特権かもしれません。

 

僕も今頃は、ラジオ番組をいくつも持つ、大物ミュージシャンの予定でした。

本気でそう思ってましたからね・・・

 

そういうことに比べれば、英語は

「やればできる」

のです。

誰でもです。

ビジネス英語くらいならば、ミュージシャンになることに比べたらかなり低い壁です。

 

正しい音読をやっていて、上達しない人はみたことがありません。

でも、私自習とかやれないんだよなぁ・・・

 

と、思うならば、まずはハードルを思いっきり下げてしまうことをオススメします。

 

1日10秒の音読を毎日やること。

これを、10秒以上やったらカレンダーにチェックをつけること。

 

そんなことで本当にできるようになるのか?

と、半信半疑でしょうが、小さな繰り返しの力は偉大です。

 

もしも、自分が信じられなくなったり

もう英語は無理なんじゃないのか・・・

 

そう心の底で思ってしまっているときは、是非、これを思い出してください。

 

音読で英語は必ず伸びる。必ずです。

ハードルを超下げれば、続けることも可能になる。

 

これって、本当にそうですよ!

 

本日は、Leonがお送りしました!

 

不定詞その4 不定詞の否定形・形式主語など

こんにちは!

 

毎日暑いですね。
コロナだけでなく熱中症にも気をつけましょう!
Not only coronavirus, but take care of not to have a heat stroke!

熱中症は”heat stroke”で、”have a heat stroke”で「熱中症になる」を表します。
上の文ですが、不定詞の否定形が使われています。

 

というわけで本日は不定詞の否定形から、説明していきます。

なお、今までの不定詞のまとめリンクを以下に置いておきますので、ご活用ください!

不定詞導入回 〜名詞・形容詞・副詞とは何か〜
不定詞その1 不定詞の名詞的用法!
不定詞その2 不定詞の形容詞的用法!
不定詞その3 不定詞の副詞的用法!


【不定詞の否定形】

不定詞部分のみ否定したい場合は、その不定詞部分の「to+動詞の原型」にnotをつけて「not to 動詞の原型」にすればOKです。
先ほどの例を品詞分解してみましょう。

 

(Not only coronavirus), take care of not to have a heat stroke!
、、、、、、、、、、、、(V)       (O)

 

不定詞部分が(O)になっているので名詞的用法ですね。
不定詞部分が否定され「熱中症にならないこと」という名詞句になっています。
名詞的用法では「〜すること」という名詞句を作ることを思い出しましょう。

****余談****
少し話はそれますが、上の例では使用頻度の高いイディオムが2つ使われています。
ついでに覚えてしまいましょう!

1, Not only A but (also) B : AだけでなくBも
2, take care of~ ; ~に気を付ける(句動詞)
***********

 

他の例を挙げてみましょう。

Not to eat too much is important (to keep your health).
、、、、(S)   (V)  (C)
健康を保つためには、食べすぎないことが重要です。

 

“Not to eat too much”は不定詞の否定形で、主語(S)になっているので名詞的用法です。”to keep your health”はカッコにはいるので副詞的用法ですね。

 

さて、上記の文ですが、主語の部分長くないですか?
英語では、主語の部分が長い文を避ける傾向があります(特に話しているとき)

そんなとき、長い主語の代わりにItをとりあえず置いて、主語を後回しにする用法があります。それが「形式主語のIt」です。


【形式主語の”It”】

先ほど説明した通り、長い主語の代わりにとりあえずItを置きます。
本当の主語は後ろにおきます。

 

It is important/ not to eat too much (to keep your health).
(S)(V)(C)

 

本当の主語の部分が第2文型SVCの後ろに置かれています。
品詞分解ではざっくりと/で区切ってますが、“not to eat too much”が本当の主語です。

“It”は「形式主語」と呼ばれてますが、たとえば「形式的な挨拶」とか日本語でも言われるように、このItは形だけです。
SVCをとりあえず成り立たせるために置いているだけです。

 

実はこれ、会話ですごくたくさん出てきます。
実際話そうとするとものすごく便利なことに気づきます。

 

日本語でも同じかもですね。特に長い文章ほどそうかと思います。
たとえば。。

「ミスしてもいいからチャレンジすることが重要だ」
ということを実際話すときに

「重要なのはチャレンジすることだ、ミスしても良い」
の方が、結論が先にきて意味が入りやすいと思います。

これを英語になおすと、

To challenge something (even if you make mistakes) is important.
、、、、(S)                 (V)  (C)

より

It is important /to challenge something (even if you make mistakes).
(S)(V)(C)

の方が、わかりやすいですね。

英語は勉強すればするほど、意外と日本語と変わんないなと思ったりするので面白いです。


【不定詞の受動態・進行形】

最後に、不定詞の受動態と進行形について簡単に説明しますね。

 

****不定詞の受動態****

「to be 過去分詞」で不定詞部分を受動態にできます。

Is this file [to be kept]?
(v) (S)

このファイルは保管しますか?(保管されるべきファイルですか?)

 

****進行形の不定詞****

「to be 現在分詞」で不定詞部分を進行形にできます。

He seems to be studying (now).
(S) (V)   (C)

彼は今、勉強しているようです。

 


今日は不定詞の否定形・形式主語It・受動態と進行形について解説しました。
それではまた来週!

Hats Off to New Zealand!

Hello there, I hope you are doing well.

Some are already enjoying their summer vacation, but some will take it later. What are your plans?

 

https://japantoday.com/category/national/anti-mask-group-in-tokyo-slammed-for-cluster-festival

 

In Japan’s most recent news, their’s a social group that holds events called “cluster festivals”. Here, they gather people and encourage them not to wear masks. Their slogan says, “Coronavirus is just a cold”. It’s frightening because this puts others at risk, as well as parents who support this movement, encourage their children to take part in it, too. Japanese people wear masks out of respect for others, so that they wouldn’t pass it on to others, so this is a clear rebellion against a Japanese custom. What do you think?

 

ー初めにー

Today’s Rebus:

Here’s a brief explanation of the hints:

As you can see, the word “in” is in between the word “job”. In other words, we can say “in between jobs”, which is a phrase used when you’re unemployed are looking for another job. Were you able to get the answer?

Here’s for this week’s rebus:

12:00T

 

HINT: So you have your breakfast. After that, you’ll grab lunch. For me, I usually cook at home before leaving for work, or I grab a salad bowl somewhere. But after lunch, you would get (12:00T) with some snacks for extra energy before dinner.

I’ll reveal the answer next week!

 

ー続いてー

Today’s ESL Recommendation:

https://otter.ai/login

Sometimes when you watch a video or listen to a recording, aren’t there times when it’s a little difficult to understand what it’s about? The resource above called “Otter.ai” would help you transcribe recordings and videos! Simply log in and upload the file and it would do its magic! You can also add notes to it, in case you need to remember some things that might be important later. It doesn’t come free, though, so use it at your own discretion.

Good luck and I hope this helps!

 

Here is this week’s study music:

 

 

ー最後にー

Today’s Column:

https://www.bbc.com/news/world-asia-53715084?intlink_from_url=https://www.bbc.com/news/world/asia&link_location=live-reporting-story

 

New Zealand has recently celebrated its 100-day virus free milestone. They have reported that for a hundred days, their country has not had a Coronavirus case. One thing that contributes greatly to this is that they have closed their borders for quite a while now. That means no one can come in and go out of NZ. Together with them, Taiwan is also celebrating the same occasion.

 

Remember to take care of yourself and stay safe.

Ryo

Something Better than Google Translate?!

Hello there, I hope you are doing well.

It’s the middle of the three-day weekend! What are your plans?

 

https://japantoday.com/category/national/self-driving-amphibious-vehicle-to-go-on-trial-in-eastern-japan

 

A city in Gunma prefecture has started working on a vehicle that is very unconventional. It is called an automatic amphibious bus, which simply means this car doesn’t have a driver and it can be driven both on land and in water. This bus can have 40 passengers at most and will not be used for tours. They said that in the future, they want to use it to transport goods. What do you think of this invention?

 

ー初めにー

Today’s Rebus:

Here’s a brief explanation of the hints:

The word “I” is underneath “stand” and if you simplify that, it would be “I” under “stand”. So when you begin to talk about and agree with someone, then you also begin to “understand” them. So, the phrase is “I understand”. Were you able to get it?

Here’s for this week’s rebus:

JOBINJOB

 

HINT: So, when you quit your current job and you’re looking for another job, this is the phrase you use when someone asks how you’re doing.

I’ll reveal the answer next week!

 

ー続いてー

Today’s ESL Recommendation:

https://www.deepl.com/en/translator

 

I understand the frustration of having to translate documents and paragraphs from Japanese to English. It feels overwhelming and exhausting. The link above is for a website called “Deep L”, which helps translate in a short time. It’s efficient and fast, but on the other hand, it’s concerning because it’s translating something online, so confidential information might be put to risk. So, I suggest using this at your own discretion. Also, even if services like these are available, it would still be best to read everything you’ve translated and study it!

 

Good luck and I hope this helps!

Here is this week’s study music:

 

 

ー最後にー

Today’s Column:

https://www.bbc.com/news/world-asia-india-53706976

 

Some devastating news for today, a plane has crashed in India this week. It had more than 150 passengers and at least 16 people casualties because of it. Among those were the pilots who were commended for taxiing it well. After the plane crashed, investigators noted that there was no fuel leakage, which could have caused more casualties. Even after a few hours, nobody still knows what caused the accident, but the police are on it.

 

Remember to take care of yourself and stay safe.

Ryo

不定詞その3 不定詞の副詞的用法!

こんにちは!

やっと梅雨が明けましたね!
洗濯物が乾くのが嬉しいです。

今日は不定詞の副詞的用法について解説します。


【過去の不定詞回】

不定詞導入回 〜名詞・形容詞・副詞とは何か〜
不定詞その1 不定詞の名詞的用法!
不定詞その2 不定詞の形容詞的用法!


【そもそも副詞とは何か】

副詞は修飾語です。形容詞も修飾語です。
ではこの2つ、何が違うのかというと、何を修飾するかが違います。

形容詞は名詞を修飾します。

副詞は名詞以外を修飾します。
名詞以外というのはたとえば動詞・形容詞・他の副詞・文や節全体のことです。
マルチプレイヤーですね。

たとえば、“good”は形容詞で、“well”は副詞です。
品詞分解では、副詞は()で囲みます。

He is a good pianist.
(S)(V)  (C)
彼は上手なピアニストです。

上の例では、形容詞”good”が名詞”pianist”を修飾して、ただのピアニストではなく「上手いピアニスト」になっています。

He plays piano (well).
(S) (V) (O)
彼はピアノを上手に弾く。

上の例では、副詞”well”が、動詞”play”を修飾して、ただ弾くのではなく「上手に弾く」となっています。

前回の不定詞の形容詞的用法では、to不定詞が名詞を修飾していました。
今回の副詞的用法では、to不定詞が動詞や形容詞、節などを修飾します。


【不定詞の副詞的用法】

説明した通り、形容詞は名詞しか修飾しないのに対して、副詞はいろんなものを修飾します。
なのでそれだけいろいろな意味になります。
以下にメジャーな意味を挙げていきますね。

***「〜するために」***

副詞的用法では不定詞部分が「〜するために」という意味になることが多いです。
まず、例文を見てみましょう。

I am studying (in the medical collage) (to become a doctor).
(S)(V)
私は医者になるために、医科大学で学んでいます。

To不定詞部分の(to become a doctor)が動詞”study”を修飾して、「医者になるために勉強する」という意味になっています。

***「〜して」***

動詞ではなく形容詞を修飾することもあります。この場合、不定詞部分は「〜して」という意味になることが多いです。

I’m happy (to see you again).
(S,V)(C)
またお会いできてうれしいです。

今度はTo不定詞部分の(to see you again)が形容詞”happy”を修飾して、「またお会いできて嬉しい」という意味になっています。

***「〜するには」***

形容詞を修飾するとき、「〜するには」という意味になることもあります。

This book is easy (to understand).
(S)   (V)(C)
この本は簡単に理解できる(理解するのは簡単だ)

上の例では形容詞easyを不定詞(to understand)が修飾しています。
この用法では、いわゆる「too 〜 to…」構文が有名ですね。

He is (too) young (to die).
(S)(V)   (C)
彼は死ぬには若すぎる

形容詞youngを不定詞(to die)が修飾しています。

***「〜するなんて」***

He must be a genius (to answer the question (correctly)).
(S) (助)(V) (C)
この問題に正解するなんて、彼は天才に違いない。

この例では、To不定詞部分が”He must be a genius”という節(SVを含む塊)全体を修飾しています。
「彼は天才に違いない」の部分に理由(裏付け)を加えているわけですね。

上記の例以外にも、副詞的用法では様々な意味をとります。
気になった方は詳しく調べてみるといいと思います。


さて、不定詞を何回かに分けて説明しましたが、大事なのは、名詞・形容詞・副詞が何かを理解することです。
不定詞はどの用法でも「To+動詞の原型」ですが、各用法で意味が全然違うからです。

たとえば、以下のような文を見てみましょう。

To find something to enjoy is a tip to live up to 100.

この文中に不定詞は3つ入っています。品詞分解してみましょう。

To find something [to enjoy] is a tip (to live up to 100).
,,、、、(S)       (V)(C)

To find something 名詞的用法で「何かを見つけること」
to enjoy 形容詞的用法でsomethingを修飾し「楽しむための何か」
→合体して、主語(S)は「楽しむための何かを見つけること」

to live up to 100 副詞的用法で「100まで生きるために」

tipは「コツ」なので、意味は「楽しめる何かを見つけることが、100まで生きるためのコツです。」

このような感じで、それぞれの品詞が何かを理解すれば、不定詞も意味がとれるようになってきます。

本日はここまでにして、来週は不定詞のまとめと、補足をやります。

それではみなさま、良い週末を!

英語は単語よりもフレーズで覚えると実際につかやすい!

こんにちは!

すっかり、暑くなりましたね〜

 

さて、すっかり「暑く」なりましたが

暑いは英語で?

 

Hot

 

これが使えます。

 

でも、こうやって単語で覚えていると、実際の会話だと意外と使いづらかったりするものです。

 

Hey how are you?

と聞かれ、暑いですね〜と言いたくて

「Hot!」

とだけいうと、きっと一瞬、外国の方は戸惑うことでしょう。

 

天候や気候をいう場合を、フレーズとして

「It’s ~」

このように、フレーズとして覚えておいた方が断然使いやすく実用的です。

 

今の場合ならば

 

It’s hot!

 

これで良いわけですし、また、英語はSVがきたら、あとはひたすら後ろにくっつけていけばいいんです。

 

It’s hot outside!

と、outside(外)を付け加えてもいいですし、バリエーションはどんどん広がります。

 

かっこいい =  nice で覚えている方も多いでしょう。

 

これだと、Tシャツを褒めたい時

「nice T shirt!」

と、日本語からの直訳になりそうですが、ここもフレーズで

 

A looks nice!

 

このように覚えておけば、AにあなたのTシャツを入れればいいわけです。

Your T shirt looks nice!

 

英語は単語を並べるだけだと、意外と通じない言語ですので

是非、「フレーズで」覚えることをオススメしています!

 

インスタグラムで、使える「英語フレーズ」を個人的にあげていますので、

よかったらこちらより、フォローしてもらえたら嬉しいです。

 

パン屋の英会話教室Leon 校長 横山礼恩インスタhttps://www.instagram.com/yokoyamaleon/?hl=ja

 

本日はLeonがお送りいたしました!

不定詞その2 不定詞の形容詞的用法!

こんにちは!

 

前回は不定詞の名詞的用法について説明しました。
前回のブログ

 

簡単に復習すると、以下のような感じです。

・不定詞は「To+動詞の原型」で作る。
・不定詞の名詞的用法では、「〜すること」という名詞句を作る
・名詞的用法の不定詞は文中の主語(S)目的語(O)補語(C)の場所に置ける

 

さて、今日は形容詞的用法です。

不定詞の形容詞的用法の前に、前々回のブログで説明した、そもそも「形容詞」とは何かについて復習しましょう。

 


【形容詞とは】

形容詞は修飾語です。

修飾語というのは、他の言葉にくっついて意味を付加する言葉のことです。

修飾語としての形容詞は、名詞にくっついて意味を付加(修飾)します。
※形容詞には補語(C)になる用法もあります。こちらのブログに書いてあります。

 

たとえば名詞”man”はただの「男」ですが、これに形容詞”kind”「優しい」がくっつくと”kind man”「優しい男」になります。

形容詞“great”「偉大な」がくっつけば“great man”「偉大な男」

形容詞“terrible”「酷い」がくっつけば“terrible man”「酷い男」で、名詞の雰囲気をがらっと変えてしまいます。

 

ここで❗️大事❗️なのは「形容詞」は「名詞」を修飾するということです。
不定詞の形容詞的用法でも、不定詞部分が「名詞」を修飾します。

 


【不定詞の形容詞的用法】

まず例文をあげましょう。

Would you like something [to drink]?
(助) (S) (V)  (O)
何かお飲み物はいかがですか?

 

不定詞部分は[to drink]で、これが目的語(O)の名詞”something”を修飾しています。
※わかりやすいように、品詞分解するとき、形容詞句は[ ]で括ることにします

名詞”something”だけなら「何か」ですが、形容詞的用法の不定詞”to drink”がくっついて“something to drink”になると、「何か飲み物」となります。

 

訳すときは「〜するための」と訳すとスッキリすることが多いです。
上の例の直訳では「何か飲むためのもの」ですね。

次の例です。

Is this the box [to load onto the truck]?
(V)(S) (C)
これはトラックに積む(ための)箱ですか?

 

不定詞の[to load onto the truck]部分が名詞”the box”を修飾し、「トラックに積むための箱」という意味になっていますね。

 


【不定詞の名詞的用法と形容詞的用法の違い】

前回の名詞的用法と今回の形容詞的用法違いがよくわからない方にむけて説明します。

以下の文は先ほどの例とよく似ていますが、名詞的用法です。

 

To load the box onto the truck is hard work.
箱をトラックに積み込むのは大変な作業です。

 

まず、品詞分解をしてみます。

To load the box onto the truck is hard work.
・・・・・・・(S)    (V)  (C)

 

品詞分解をするとわかるのが、以下の二点ですね。

・To不定詞部分が主語(S)になっている。

・To不定詞部分が「〜すること」という意味を作っている。
※ここでは「箱をトラックに積み込むこと」です。

To不定詞部分が主語(S)ですが、試しにこの部分を消してみましょう。

 

is hard work
(V)(C)

は、大変な仕事です

これでは文章は成り立っていないですよね。

 

SVOCの際に説明しましたが、各文型のSVOCの部分は
文章を構成するのに必須の骨組み部分ですので、
省くと文型が崩壊し、文章が成り立たなくなります。

名詞は主語(S)目的語(O)補語(C)になります。
不定詞の名詞的用法で作った名詞句も同じく主語(S)目的語(O)補語(C)になります。

 

これは要するに、名詞的用法の不定詞部分は、
省くと文章が成り立たなくなるということです。

上記の主語(S)だけでなく、目的語(O)補語(C)も一緒です。

 

***目的語(O)の場合***
I want to speak English.
(S)(V)    (O)
私は英語を話したい。

不定詞部分(O)を無くすと
I want. 「私はしたい」 (何を?ってなりますね)
*************

 

***補語(C)の場合***
My hobby is to study history.
(S)  (V)  (C)
私の趣味は歴史を学ぶことです。

不定詞部分(C)を無くすと
My hobby is. 「私の趣味は」 (何?ってなりますね)

*************

 

一方、先ほどの形容詞的用法の例を見てみましょう。

Is this the box [to load onto the truck]?
(V)(S) (C)

これはトラックに積む(ための)箱ですか?

同じ様にTo不定詞部分を消してみましょう。

Is this the box?
(V)(S) (C)

これは箱ですか?

意味は変わっても骨組みのSVC部分は崩れません。

形容詞的用法の不定詞はあくまでも名詞を「修飾」するだけで、
自らが(S)(O)(C)になることはないのです。

〜〜〜〜〜まとめ〜〜〜〜〜
つまり、To不定詞部分を消した時に文型のSVOC部分が欠けて
文の文型が成り立たなくなってしまう場合、「名詞的用法」です。

To不定詞部分を消した時に文型のSVOC部分が欠けることなく、
きちんと文章が成り立てば「形容詞的用法」もしくは
次回説明する「副詞的用法」です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


次回は不定詞の「副詞的用法」を説明します。
それではまた!

Let’s Save Tigers!

Hello there, I hope you are doing well.

Were you also awakened by the earthquake warning earlier? I sure was!

 

https://japantoday.com/category/national/japan-gov’t-issues-false-strong-quake-alert-by-error

 

Apparently, the alert earlier was a false one. According to the article, Japan Meteorological Agency made a mistake with the exact location of the earthquake. They were not wrong about it, but its location is where they made a mistake. It occurred below Tori Island, where no one is living there. Because of this, some train lines were delayed, including Toei Oedo’s Line, which got delayed for about 90 minutes.

 

ー初めにー

Today’s Rebus:

Here’s a brief explanation of the hints:

As you may have noticed “give” and “get” have been repeated four times, and “give” came before “get”, so the phrase, would be “forgive and forget”!

This is what you do when you are making things work / patching things up with enemies. You forgive and forget what they’ve done and move on from it! In Japanese it would be a little different, it would be “水に流す”.

Here’s for this week’s rebus:

 

stand

~~~~~~~~~~~~~

I

HINT: When someone is explaining something to you and of course you don’t know what they’re talking about at first, but then after some time, you begin to know what they’re talking about and you two agree and _____________ it!

I’ll reveal the answer next week!

 

ー続いてー

Today’s ESL Recommendation:

https://www.friends.eslvideo.com/

 

Have you ever been in that situation where you asked someone how to improve your English and all they said was you should watch TV shows in English? Well, this week’s ESL recommendation is a proof that watching something fun can actually improve your English! So far, the website only has 13 parts, but they are still adding more videos. Don’t worry, even with just 13 parts, it’s filled with comprehension exercises, as well as some listening/reading practice. You can even try overlapping and shadowing!

 

Good luck and I hope this helps!

Here is this week’s study music:

 

 

ー最後にー

Today’s Column:

https://www.bbc.com/news/newsbeat-53581028

 

On another note, here’s some good news! Recent news shows that the population of tigers have been slowly increasing. I didn’t know this, but these five countries, namely India, China, Nepal, Russia, and Bhutan, are doing their best to preserve tigers. They added that the main cause for the decrease in their population is loss of habitat due to deforestation and illegal logging. On our part, what we can do is make sure that the things we buy are sustainable and cruelty-free.

 

Remember to take care of yourself and stay safe.

Ryo

不定詞その1 不定詞の名詞的用法!

 

こんにちは!

 

本日は不定詞の続きです。
前回は不定詞の導入回として、名詞・形容詞・副詞とは何かについて説明しました。→前回のブログはこちら

 

今日は不定詞の名詞的用法について説明します!


不定詞の名詞的用法

不定詞の名詞的用法はどんな時に使うかというと、例えば。。

日本語で、「私は英語を話す」は”I speak English”ですよね。

では、「私は英語を話したい」と言いたい時はどうでしょうか。

 

 

こういう時、日本語では「話す」を「話したい」と語尾を変えるだけで大丈夫ですが。。

英語では文法上「話す事」「したい」という形になります。

 

 

I want to speak English.
(S)(V)    (O)
私は英語を話したい。(私は「英語を話すこと」をしたい)

 

 

動詞は「〜したい」の意味をもつ”want”です。

 

何が「したい」のか?を説明するのが目的語(O)です。
ここでは“to speak English”、「英語を話す事」が目的語です。

 

つまり上記の英文は「私は(I)/したい(want)/英語を話す事を(to speak English)」となるわけです。

上の例文の”to speak English”のように「To+動詞の原型」で、「〜すること」という名詞句を作るのが「不定詞の名詞的用法」です。

 

 

この”to speak English”というのは「名詞句」です。
前回のブログで説明した「名詞」と同じはたらきです。

名詞は「人」「物」などを表す言葉で、主語(S)・目的語(O)・補語(C)になれますね。
上の例では不定詞が名詞句をつくり、目的語(O)になっています。

 

※名詞句の「句」というのは、いくつかの単語が集まって一つの品詞になるものです。

ここではto/speak/Englishが集まって、、
“to speak English”という一つの名詞のはたらきをする「名詞句」になっています。


【主語(S)・目的語(O)・補語(C)になる不定詞の名詞的用法】

さて、先ほどの例では不定詞が目的語(O)として文の中ではたらいていましたが、
主語(S)や補語(C)になる例も見ていきましょう。

<主語(S)になる>

まずは不定詞が主語(S)になる例を見ていきましょう。

 

To play music is all of my life.
・・(S)   (V)  (C)
音楽を演奏することが私の人生の全てです

 

To eat delicious foods makes me happy.
・・・・(S)     (V) (O) (C)
美味しいものを食べると幸せになります
(「美味しいものを食べること」が私を幸せにします)

 

 

<補語(C)になる>

次は補語(C)になる例です。

補語は主にbe動詞などの後ろに置かれて(S)=(C)になるのが特徴でしたね。

 

My hobby is to study history.
(S)  (V)  (C)
私の趣味は歴史を学ぶことです。

 

さて、次は不定詞の作り方です。
次回「形容詞的用法」「副詞的用法」もやりますが、用法が違っても不定詞の作り方は全て一緒です。

時制が変わるときや助動詞を使うときはどうなるのでしょうか。


【不定詞の作り方】

不定詞は「to+動詞の原型」で作ることができます。
ここで注意するのは、toの後ろは必ず原型になることです。

I like to play soccer.
(S)(V)  (O)
私はサッカーをすることが好きだ

 

じゃあ過去形にしたいときはどうしましょうか。
(V)の動詞を過去形にすれば良いのです。

I liked to play soccer.
(S)(V)  (O)
私はサッカーをすることが好きだった

 

過去形だけでなく、時制を変えたいときは、不定詞の部分ではなくて(V)の部分を変えます。

 

たとえば、現在完了形の経験用法だったら以下のような感じです。

I have experienced to eat Hachi-no-ko.
(S)  (V)       (O)
私は蜂の子を食べたことがある。
(私は「蜂の子を食べること」を経験したことがある)

助動詞の文も同じように、不定詞部分はいじりません。

 

疑問文や否定文も(V)の部分を変えて、不定詞の部分はいじりません。

Does he like to play soccer?
・・(S)(V)   (O)
彼はサッカーをするのが好きですか?
(彼は「サッカーをすること」が好きですか?)

 

 


次回以降、不定詞の形容詞的用法と副詞的用法について説明していきます!

それではまた!