月別アーカイブ: 2021年1月

恥かきビジネス英語 (13)

こんにちは、M.Mです。

 

明けましておめでとうございます!!

 

皆さん、

日頃から私のblog

読んでくださって、

本当にありがとうございます。

 

今回は、前回に引き続き、

日本人の

恥かきビジネス英語(13)

をお送りいたします。

 

ビジネスで

ネイティブに近い

恥ずかしくない

適切な

英語表現をご紹介致します。

 

 

1.「理由は分かりません。

 

    I don’t know what the reason is.

   I think there are several possible factors.

 

“I don’t know what the reason is.”

(理由は分かりません。)

 

と簡単に言う事はできますが、

本当に突き詰めて

考えていないように

聞こえます。

 

一方、

I think there are several possible factors.

(複数の要因があり得ると思います。)

 

の場合は、

自身でしっかり考え

そこから導き出された要因

いくつかに絞ってきている

という印象を与える事ができ、

とても

プロフェッショナルな言い方に

なります。

 

他にも、

There could be several reasons.

と表現しても良いでしょう。

 

 

 

2.「理由は〜でした。

 

        My reason was .

    My rationale was .

 

 

どちらも同じ意味で

問題ありませんが、

 

reason=   理由

  子供っぽい表現、日常的表現

 

rationale=  論拠(論理的理由)

  大人が使用、ビジネスに適した表現

 

単純な理由を表す「reason」に対し、

思考の上で

導き出された理由を

表す「retionale」を

使用することで、

プロフェッショナルな印象を

与えます。

 

 

3.「どうしてそんな事が起こったのですか?

 

      How did that happen?

   How Didi that come about?

 

 

もちろん

How did that happen?

と言っても、問題はありません。

 

単純に

動詞が違うだけなのですが、

ニュアンスが変わって来ますので、

それを考えると、

How did that come about?

のほうが、

ビジネスに適しています。

 

happen=   (単純に)何かが起こる

come about= (想定外の)事柄が生じる

 

また、

come about」を使用するほうが、

フォーマルでもあります。

 

他にも

What caused that to occur?

What brought that about?

も良い表現です。

 

 

いかがでしたでしょうか!?

ニュアンスは、

残念ながら、

一つ一つ覚える必要があって、

大変ですが、

一つでも理解し、

使えるようになると、

一段と表現力アップし、

ビジネスマンとして、

あるいは、

一人の自立した大人として、

信用得るきっかけにもなります。

 

ですので、

簡単な事柄からで良いので、

ニュアンス

覚えていくと、

外国人との

コミュニケーションにおいて、

円滑進めることが

可能になります。

 

 

皆さんも

是非、ニュアンス

少し意識して

学習に励んでみてください!!

 

 

それでは、

本日も最後まで読んでいただき

本当にありがとうございました。

 

M.Mがお送り致しました。

結局、わからない→調べる→意味わかる。の繰り返しでしかない

【結局、わからない→調べる→意味わかる。の繰り返しでしかない】

あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。

せっかく英語できるようになってきた。

TOEICも900点近くは取れるように。

でも!

そこでまたぶち当たるのが

「ネイティブの壁」

ちょうど9年前、まさにニューヨークで体験した壁で

その時に感じたことは

「これは、もう無理なんじゃないのか?」

ということでした。

ただ、その根底にあるのは

「こんなにやったのに・・・」

しかしですね、TOEICだって、最初はちんぷんかんぷんで同じことを思ってたわけですよ。

「これは無理なんじゃないのか・・・」

大学受験の英語もそうでした。初めて過去問を見た時、

「これは外国人にしか無理だろう・・・」

それらをどう超えてきたのか?を思い出せば

結局

「わからない英文 → 意味をとる → そういうことだったのか」

これの地道な繰り返しでしかなかったわけです。

実際に、第二言語習得論でも「インプット理解で言語は習得される」とあります。

要は、意味のわからない部分を調べて、あ、そういうことだったのか、と理解するプロセスのことでしょう。

TOEIC900くらい行った人にとって、今までの努力をもう一回やれ

そう言われるのは辛いことだと思います。

でも、今までやれたなら、これからも出来るはず。

今年は、中上級者を、例えばアメリカの会社にぶち込んでも問題ない「ネイティブレベル」にすること。

ここにも力を入れていきたいと思います。

ポイントは

・ネイティブの発音法則(映画レベル)
・英文解釈「正確さ」レベルアップ(日本人が苦手な文法を一回で聞けるレベルにする、否定、比較など)
・多聴・多読(特に多読が大切になってくるかも)

あとは、passive語彙で良いのであと2000語程度増やす。

本年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

エリッククラプトンで仮定法 ~Tears in Heaven~


明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。

 

新年一発目ですので、いつもの文法ブログとは少し趣向を変えて、エリッククラプトンの“Tears In Heaven”の歌詞を取り上げてみようと思います。

 

息子を亡くした悲しみと向き合う歌詞で、
Aメロに仮定法過去の表現が出てきます。
今回はAメロとBメロの歌詞をピックアップしました。

 

 


Tears In Heaven
Eric Clapton

Would you know my name
if I saw you in heaven?
Would it be the same
if I saw you in heaven?

I must be strong and carry on
‘cause I know I don’t belong
here in heaven

Would you hold my hand
if I saw you in heaven?
Would you help me stand
if I saw you in heaven?

I’ll find my way
through night and day
‘cause I know I just can’t stay
here in heaven

 

天国にいる君に会ったら
君は僕の名前を覚えているだろうか?
天国にいる君に会ったら
君はあの頃と同じ姿だろうか?

僕は強くなって、これからも人生を続けていかなくてはいけない
だから、天国は僕の居る場所ではないんだ

天国にいる君に会ったら
君は僕の手を握ってくれるだろうか?
天国にいる君に会ったら
君は僕を支えてくれるだろうか?

僕は自分の進む道を見つけるよ
昼も夜も
だから、僕は天国に居ることはできないんだ

 


 

1番2番ともにAメロの”Would you~?”から、Bメロの”I must~”、”I’ll~”へ、
助動詞が過去形から現在形に変わっていきます。
ここがこの曲の歌詞のポイントです。

Aメロは仮定法で、「もしも天国の君に会えたら」と、悲しみを引きずっています。
一転、Bメロでは直説法になり、現実に立ち向かっていきます。
この対比が、この曲のなんとも言えない切なさを作り出しています。

 

「天国の息子に会えたら」という思いにとらわれているAメロ、悲しみから一歩踏み出し、天国の息子に優しく語りかけるように、「僕はまだそちらには行けないんだ」と歌うBメロ、いつ聴いても涙腺が緩みます。

 


去年はコロナで大変な一年でしたが、まだウイルスの脅威は続くみたいですね。
感染対策、気を引き締めていきましょう!

May this year be wonderful one for you!