こんにちは、M.Mです。
第11弾
日本人の「恥かきビジネス英語」を
お送り致します。
本日は、
良く使う、
気持ちを表す英語表現に絞って
ビジネスで使う際、
少し言葉を変えるだけで、
礼儀正しく、
気持ちがこもった言い方になる表現を
ご紹介致します。
1. 「びっくりです。」
△ I’m surprised.
〇 That comes as a surprise.
「That comes as a surprise.」
『それは驚きです。』
は、
「I’m surprised.」
『私は驚いています。』
より、
洗練された言い方です。
主に何に焦点を当ててるか、
その違いが洗練度を左右しています。
これまで、
ビジネス英語についてのblogにおいて、
述べてきましたように、
ビジネス英語では、
可能な限り、
個人的な表現は避けるべきで、
よって、この場合、
驚きの対象が、
「that」に置かれたほうが、
より思慮深い表現になるのです。
他にも
「That’s surprising to me.」
なども良いです。
2. 「それはとても驚きです。」
△ That’s very surprising.
〇 That quite unexpected.
「surprising」= 驚くべき、意外な
よりも
「unexpected」= 予想外の
のほうが、
感情が入っていない論理的な表現です。
「驚き」とは感情ですが、
「予想外の、予想していなかった」は、
思考によるものです。
また、
「very」と「quite」は、
ほぼ同じ意味ですが、
「quite」のほうが、知的に感じさせます。
3. 「それはがっかりです。」
△ That’s bad news.
〇 That’s unwelcome news.
ビジネスの場では、
一般的に「bad」は、
避けるべき語の一つです。
また、
子供がよく使う言葉ですので、
もちろん知的には聞こえません。
他にも
「That’s not what I wanted to hear.」
は、更に良い表現です。
文章が長いのも、
よりプロフェッショナルに
感じさせます。
4. 「恥ずかしいです。」
△ I’m embarrassed.
〇 This is embarrassing.
「I’m embarrassed.」
感情を表している上、
幼稚な響きで、
愚かさを感じます。
そこで、
対象を個人ではなく、
事柄に焦点をずらす事で、
成人らしい表現になります。
5. 「ありがとうございます。」
△ Thank you so much.
〇 I can’t thank you enough.
もちろん、
どちらも問題ない表現ですが、
「I can’t thank you enough.」
のほうが、
心がこもった
思いやりがある言葉で、
真摯な感謝の意が込められています。
誠意を持って
感謝を伝えたい時に、
非常に力強くポジティブに
聞こえ最適です。
感謝の意を表したい時は、
あえて
個人に焦点を当てて、
自身の気持ちを
アピールしたほうが良いです。
他にも、
「I’m truly grateful.」
も良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
気持ちを
表現する英語は重要ですが、
個人の感情を主体にすべき時と、
そうでない時の使い分けは、
少々難しいですが、
これができると、
人として、
とても信頼されます。
皆さんも、
少しずつで良いので、
ご自身の気持ちを
素直にぶつけるべき時と
控えるべき時を
コントロールして、
正しく表現する事に
努めてみてください。
個人的に、
日本人は
とても空気を読む民族だと
感じておりますので、
このような事柄は得意だと思います。
外国人の前で、
テンションが上がり、
ご自身の感情を
無駄に誇張する方々を
良く見受けますが、
その日本人の
頑張り過ぎてしまう癖を抑えて、
自然体で接すれば、
英語表現も
適切なものになると思います。
本日は、M.Mがお送り致しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。