ぶっちゃけたはなし、スピードラーニングってどうなのか?


文法もちゃんとやりたい。文法をやらないと、結局はいつまでたってもあやふやなままなのではないか。少しくらい厳しくしてもらっても大丈夫です。

本日無料カウンセリングに現れた方。 俺はちょっとびっくりした。 文法なんか、できれば避けたいと誰しも思うのに。誰しも、なるべくなら、簡単にてっとりばやく結果が欲しいと思うものなのに。 ちなみに、本屋で買った英語教材完全ガイド、広告を旅行会社からしかとってないので、いわば暮らしの手帳状態、ワースト英語教材、なんてのも載っている。 やはり毎回のぶっちぎりはいわゆる「聞くだけ教材」石川遼くんでおなじみのスピードラーニングだった。

俺はそれに対して異論はある。

効果ゼロではない。「やれば」。それは保障するが、ただし、その記事には自分も納得した。

いつまでも初心者レベルからはぬけられない。

ふむむ、これは本当にそうだ。けっきょくなーんとなくしか話せないしわからないし、だから、そうそう英語を「しゃべれる!」なんて言い張れるレベルにはなれなければ、まぁ全48巻、月々4000円だからリーズナブルとも思ってたが、思えばこれ、4年である。

これは、どうなんだろうか。

スピードラーニングで効果が出ない最大の理由は、つづけられないことだ、と聞いたことがある。逆をいえば、確かに1日5分でも続ければSLAでいうところの大量のInputになりそうだし、また、何よりモチベーションが「やる」ことにより出てくるので、結果として他の勉強にも手を出す気になったりもする。

でも、スピードラーニングとはそういうことよりも何よりも、商売のやり方として、非常にうまかった、ということなんじゃないだろうか?

スピードラーニングを叩くえらい先生がたには、絶対に「嫉妬」の感情が混じっていると思う。

それがあまり、自分は好きじゃなかったのだけども、まぁ、しかし、考えたら、4年間も毎日コツコツちょっとずつでもやりとげるなんて芸当ができるならば、どうせやるならば、もっとちゃんとやってはどうか、と言う話だ。

楽器だってそう。

結局、Jazzのスーパープレイヤーは膨大なCDを聞いてるし、理論もハーモニーもわかっていれば、ちゃんと楽器じたいを演奏できる練習もしてるし、音色にもこだわるから沢山のメーカー、材質なんかに熟知し、更には人とやるものなので、それこそ莫大な数のライブ、セッションをこなし、沢山のフレーズもコピー、基礎練も、やらない、なんていってる人はやっぱり嘘かよほどの天才で、そういうのもちゃんとやった上で、更には耳の練習までしまくって、それをそれこそ十年単位で続けていたりするわけだ。人に教えたり、ある人はプロとしてそれのみで食い扶持をかせぎながら・・・

と、まぁ、だから、もしもJazzの巨匠に、これだけやれば結構うまくなれる方法ってなんかないっすかね、なんて・・・想像するだけで恐ろしい。大御所は怖い人がいっぱいいるから、こんなこと聞くの、むしろ罰ゲームですよ。

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楽しくやるのももちろん、大切だし、また、上達よりもむしろそういう目的の方もいるんだから(レクリエーション、生活の楽しみとして英会話をしたい、という方)、何も皆万人に基礎からしっかりやれ、とはいえない。そんな中では、スピードラーニングはとても素晴らしい教材だと思う。イヤミじゃなくて、本当にそう思いますよ。

でも、もしも、だ。

ちゃんとしゃべれたらいいなぁ、と、思ってるのだとしたら、やっぱりある程度の期間は腹くくって「勉強」しないとダメなんじゃないか?

それが、結局は早いし、確実なんではないでしょうか?絶対にそう。と、私は思います。

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