月別アーカイブ: 2015年10月

相槌を恥ずかしがらない!

僕はナンシー関が大好きで、恐らくほとんどの本は読んだと思います。NYのブックオフでも良く買いました。

 

彼女が日本人にとっての英会話の難しさを書いています。

 

それは、はっきり言って、英語を話すのはこっぱずかしいのだ、ということです。

 

大げさにWow!!といったり、言葉につまったときにUhhhと言ったり、スコッチのことを少しすかして(そう聞こえる)スカッチ、と言ったり、日本人同志でもつい素敵な夜を!とか素晴らしい週末を!

 

なんて言うのがツライ、と。日本で育ち、日本人でいるかぎり、本気で驚いてオーマイガッ!!!

 

とはいえないだろう、と。つまり日本人にはこの「OMG(Oh my Godの略)の壁」があるのだ、と。

 

 

 

これは分かります。生徒さんを見ていても、イマイチ恥ずかしくて中々ここまで出来ない、という恥ずかしさ、というのか、それを感じる時があるのです。

 

第一、自分もそうでした。

 

ですが、恥ずかしい、というのは本人が恥ずかしがっているから、周りも恥ずかしくなってしまうのです。

 

なんとなく、日本人同志で英語を話すのは特にこっぱずかしいものです。

 

でも、そこを飛び越えて、まだまだ拙いながら必死で英語で表現しようとしてくる、そういう方にはこちらも恥ずかしさを飛び越えて、何も感じなくなります。

 

これが大事なのだ、と思います。

 

 

 

英語はもっともっと、特別に格好いいことでもなく、当たり前のことになっていくでしょう。

 

なんか、英語で話すと恥ずかしいな、とか、間違えたくないな、とか、とても分かるのですが、そこを乗り越えて、まぁ、英語くらい多少は話せないとな、別にカッコつけるわけでなく。

 

そう冷静にコミュニケーションの技術、道具として英会話を考えられるようになった時、初めて「OMGの壁」を乗り越えられる気がします。

 

というのも、やはり外国人と英語で会話する際、それナシでは会話できないからです。

 

新聞読んでるのとはちがい、実際の英会話では「相槌」を打たないといけませんし、また、アメリカ人などは自分の話に興味を持ってるのかどうか、結構気にするように思います。その時には、大げさにお~!!!マジで!すごいじゃーん!!!Wow!!!

 

くらいに(やりすぎないでもいいですが)、明るく大げさなくらいに「リアクション」するのが、むしろマナーなのです。

 

日本みたいに謙虚で控えめなのは、慎み深いのは時に、無愛想で非常に失礼な奴、にうつってしまう時があります。

 

口下手な人も、アメリカに留学すればイヤでも多少は積極的に無理にでもなり必要があるでしょう。じゃないと引きこもるしか無くなります。

 

なにもカッコつけてスラング使いまくらなくたっていいのです。むしろ、スラングは間違うと余計にカッコ悪いので、あまり使わない方がいい、という法則を留学時に発見しました。

 

英会話は格好いいことでもなんでもなく、ただの道具ですから、そう考えて、あまり恥ずかしがらずに「OMGのの壁」を乗り越えることが大切だと思います。

 

 

Leon

 

 

 

 

聞き流しをしていると、突然英語が口から出てくるか?

聞き流しをしていると、ある日突然

 

英語が口から飛び出す!

 

某聞き流し教材のキャッチコピーで、多くの批判を浴びています。僕も本当かよ、そんな簡単なわけないだろう、と胡散臭く思っていたのですが、色々とSLA(第二言語習得論)について勉強するうちに必ずしもこれがむちゃくちゃな言い分ではない、と分かるようになってきました。

 

英語、日本語、の順番の日常会話CDをただ聞き流す・・・、というのは

 

「理解できるもののInput(Comprehensible Input)」

 

にあたります。

 

テレビで3ヶ月後、これをやったモニターたちがどうなったか、を宣伝していましたが、かなりカタコトでした。これをみて、ちゃんと勉強したほうが早いだろう、と思ったのですが、とはいえ、こういう研究結果もあるのです。

 

例えば、南アメリカ(スペイン語圏)からアメリカへ渡り、完全に英語しか話せない環境におかれた小学生がいました。学校では当然なにも話せないわけです。ずっと教室では黙っていて、それが教師にストレスを与えていました。

 

それこそ毎日、大量の英語にさらされるわけですが、それでも中々しゃべりださない。

 

ところが6ヶ月後、突然しゃべりだしたのです。

 

これは、突然しゃべりだした、というよりも頭の中で理解できるInputが蓄積され、ある日表に出だした、と解釈できるのです。

 

こういう話は大人でもよく聞きました。

 

耳が開く、とか、カーテンがさっと落ちた、とか、

 

とにかく、突然、あ、わかるな。という日が来て(僕も経験しました)、それから、少しずつながら話せるようになるのです。

 

つまり、そうなるまでには、外面上には黙っているようにしか見えない「沈黙期(Silent period)」がある、ということです。

 

 

語学に関しては、ですから、一週間で、一ヶ月で、などと思わずにこれくらいのスパンで考えてみるといいのではないでしょうか?それと、忍耐です。

 

語学には「沈黙期」がある、ということを頭においておきましょう!

 

焦らず、沢山の間違いをしながら、一日目からその言葉を道具として使って、大量にInputして、プラス、文法、語彙などの「勉強」もすれば、外国語は必ず上達しますよ!

 

 

Leon

語学に才能はない!

語学の適性には、大きく分けて

 

1,耳がいい 2,暗記が得意 3,文法が得意

 

というのがあると言われています。

 

 

 

ですが、自力でなんか国語もしゃべれるようになった人の多くは

 

1,才能は関係ない

 

2,年も関係ない

 

3,海外に住んだかどうかも関係ない

 

ということを言っています。

 

 

 

僕は経験上、才能の有無は存在していると思います。ただし、確かに、それと語学習得に成功するかどうか、は僕も関係ない、と思います。

 

そこじゃないと思います。

 

なぜなら、語学に対する本来の適性は、もしかするとあまり無いのかもしれないなぁ、という方が語学をどんどん上達させていった例をいくつも見ています。

 

逆に、頭もいいし、いわゆる「筋がいい」のに結局、いつまでも上達しなかった方も山ほど見ています。

 

それを分けているものは何か?

 

昨日も書きましたが、要は

 

「自習をちゃんと沢山やってこられるか」

 

なのです。ここでしか無いと思います。

 

そして、最近思うのが、これこそが「才能なんじゃないか」ということです。

 

 

 

もちろん、挫折していいんです。平日は1日ビール350缶2本にする!とか一昨日言っておいて、早速昨夜挫折してしまったのは、他でもない・・・私です。

 

ですが、自分が英語が上達しない・・・という理由を、

 

「要は自習してないしな・・・」「足りないんだろうな」

 

と、「理解」している方は、諦めない限りいつかはやるようになる可能性があり、それが出来るようになれば、必ず英会話はうまくなります。階段上に少しずつではありますが、英会話は本当に上達するのです。

 

 

 

つまるところ、英会話は「自習できるかどうか」だ。ここを心底理解すること、挫折しても諦めずに挑戦し続けることこそが、語学学習における「才能」だ、と実感しています。

 

 

Leon

教師は結局、手助けしかできない

最近考えていることは、どうしたら本当に生徒さんの英語力が伸びるのか、ということです。

 

そうすることが、結果として教室としても成功できるのだ、と思っています。

 

生徒さんを、受験生を見ていた頃もいれたら、随分な数を見てきたと思います。

 

そうする中で、正直に言って、本当に伸びたなぁ、という人は一握り・・・とまでは言いませんが、でも、本人の望んでいた結果をまぁ、出せたな、という方はやはり一握りです。

 

振り返って、結果を出せた生徒さんに共通するのはたった一つです。

 

「やってます」

 

結構な量を。

 

逆に、多少やり方効率悪いなぁ、と見ていて感じても、やったのに全く伸びなかった人、というのを僕は一度も見たことがありません。

 

そんな折、ある本を読んでいて、教師は結局学習者の手助けをすることしか出来ない、という言葉を見つけました。

 

全くそうだ、と思います。

 

言ってしまえば、自分でやるしかないんです。ただ、それだと効率が悪い可能性がある。

 

また、どうしても本だけだとあまりにその分野に関する知識がないもので、理解できない、ということもあるでしょう。

 

そんな時は、プロに聞くのが早いと思います。

 

教師の第一条件はまずは「分かりやすく説明」することだからです。

 

とはいえ、SLA(第二言語習得論)でもその場で理解できたことが、習得できるというわけではない、ということがわかっています。理解できても、今度は定着させることをやはり「自分でしないと」使えるようにはならないわけです。

 

結局自習するしかないんです。

 

ですから、本当にいい先生の条件は何か、というと、生徒さんに家で自習させることの出来る人、ということになると思います。

 

実際、いい先生は、かっこいいから、優しいから、怖いから

 

でも何でもいいから、家に帰って机に子どもたちを向かわせる先生だ、と言われていました。

 

そこが中々難しいところなのですが(分かりやすく説明できる、どうしたら伸びるかわかっている、のは前提条件です)、どちらにせよ、学習するのは結局自分だ、というのは事実ですね。

 

 

Leon

暗記は反復の「作業」というけども、いつ反復すべきなのか?

面倒くさいのは実によく分かるのですが、暗記には反復が必須です。

 

僕が大学受験の時に使った単語帳は、今も覚えています。河合の英単語2001です。

 

例えば、これを暗記する!

 

1日20語覚えて、101日で終わらす!と決めたとして3ヶ月と少し。

 

本当に1日20語ずつどんどん先に進み、1日も休まずにやったとして、101日後。一体どれくらいの単語を覚えているでしょうか?

 

実は、思った以上に単語力は増えていないのです。101日前にやったこと、50日前にやったこと、いや、3日前にやったことですら結構な頻度で忘れてはいないでしょうか?

 

忘却曲線、という言葉を聞いたことがあると思います。人はあることを覚えても、時間がたつに連れて次第に忘れてしまうもので、どれくらい忘れるのか、を描いたグラフが人間の忘却曲線です。

 

完全に忘れてしまう前に、もう一度覚え直す必要があります。それでも、また忘れます。ですから、また覚えないといけません。

 

何度もなんども繰り返してやらないといけないのです。

 

・・・ということは以前も書いたと思うのですが、それではどれくらい経ってからもう一度覚えなおせばよいでしょうか?

 

完全に忘れ去ってからやるのでは効率的ではありませんし、また、数分後にやったって、そりゃぁ覚えているでしょう、そこそこは。ですから、これくらい忘れたころにもう一度やるといい、という指標があればいいですよね?

 

ある研究では、それは24時間だそうです。厳密に24時間である必要はないので、おおまかに「1日」としておきましょう。

 

1日たって、もう一度やる、その次の日ももう一度やる。こうすると、次第に初めて見たはずの単語がActive単語になります。

 

語彙は、

 

知らない単語 → Non-Active単語(見ればなんとか意味わかる。思い出すのに時間がかかる) → Active単語(一瞬で出てくる単語。Bye byeやThank youなどです)

 

の順で、本当に使える語彙になっていきます。

 

このActive単語を増やさないといけないのですから、1日20単語ずつやる!と決めたら、それプラス、前日の復習、前々日の復習もやらないと、頑張った割に全然覚えられない・・・という悲しい結果になってしまいます。

 

ですから、1日20の新単語をやるならば、1日合計60単語はやることになります。40単語の復習が必要です。

 

面倒くさい・・・、と言われますが、でも、これが結果として一番効率的です。

 

効率的ですし、終わらせた時は本当に嬉しいものですよ!

 

Leon

英語を話していることすら忘れるといい!

昨日、Input仮説(理解できるものをInputするのが語学のKeyという説)に関しての論文を読んでいるときに、面白いところがありました。

 

頭の中にフィルターがあり、母国語とまなびたい言語を変換したりするものなのですが、それの働きが下がればさがるほど、言語はよりよく習得でき流暢にしゃべれるというのです。

 

そして、一番最高の状態が、今は学びたい言語を話している、ということを忘れている状態で、そうなるととても自然に、今ある中でベストのコンディションで会話ができる、というものです。

 

確かにこれは大切なんだろうな、と思います。

 

僕も、日本語を頭から追い出すのがコツだ、とよく言っていたのですが、本当に英語を話していて、ふと、たとえば、

 

「取引先、って英語でなんだっけ?」

 

と日本語で疑問が浮かぶと、そこで英語がどもってしまうのです。

 

実際の英会話では、もちろん語彙力などの「知識」も当然必要なのですが、全く同じくらいに重要なのが「流暢さ」です。スピードがとても大切で、多くの日本人はこれがないせいでものすごくカタコト、かつ、ストレスに感じるのです。

 

そして,ストレスに感じるとき、というのはそのほとんどが

 

「頭の中で日本語から英語に直し続けている」

 

状態です。その間に会話はどんどん進んでいくわけですから、これはストレスです。更に中々でてこず、相手も苛つかせるし、こっちも焦るし・・・

 

と、良いことはありません。更に、アメリカ人って、こっちの言っていることが分からないとき、

 

「固まる」

 

ことはありませんか?僕はよく経験しました。顔が硬直するのです。そして、これまた焦る。

 

そうすると、英会話って、とてもストレスになりますよね。

 

 

 

また一つ。間違えないように話そうとすると、これまた流暢には話せなくなります。実は僕もこれは日々あるんです。横にネイティブ講師がいて、更にその人がぼーっとしていて、こっちの声が、別に聞いてないんだろうけど、全部聞こえてしまう状態のとき、生徒さんに英語で教えていてもなんかいつもより流暢さに欠けてしまうことがあります。

 

絶対間違えないようにしよう、とすると、流暢に話せなくなるのです。

 

でも、どんな日本語の達人(外国人)だって僕ら日本人と全く同じようには話せませんし、また、外国語を学ぶとき、「間違うこと」はすごく大切なのです。

 

 

 

ですから、英語を話していることすら忘れている状態(最高の状態)に持っていくためには、

 

 

1,日本語を頭から追い出す

 

2,間違いを恐れない、堂々と平然と間違う

 

 

この2つがとても重要なのだと思います。実際、NYでもチャイナタウンの中国人なんかはこの域に達し、ニューヨーカーに全く負けずにいたように見えました。

 

Leon

中級者がもう少し上にいくには?

いつも、全くの初心者や少し英語は話せるんだけど・・・

 

という人を想定して書いているのですが、今日は教室にいる、中上級者に向けて書いてみようと思います。ネイティブ講師のクラスを直接とっているような人たちむけです。

 

まず、皆さんに足らないのはずばり

 

「スピード」

 

です。

 

「流暢さ」

 

なのです。

 

ものすごく沢山の単語を知っていますし、文法だってもう僕がお教えするまでもありません。会話をするには十分な「知識」があるにもかかわらず、今ひとつカタコトに聞こえてしまうのは、この「流暢さ」なのです。

 

知らない単語に目がいき、ああ、まだまだ単語覚えないと・・・・

 

という努力よりも、今知っているものの中でいかに「流暢に」会話するか、に力を注いだらいいでしょう。

 

その「スピード」をつけるのに良い練習は

 

「Shadowing」

 

です。

 

 

 

それと、もう一つ。

 

まだまだInputが足りません。特に、Listening能力が上級になるにはまだまだ欠けている場合がほとんどです。CNNを聞いて、想像以上に何も分からないことはないでしょうか?

 

これは、「沢山聞けばいいんだから簡単です」

 

なんて切り捨てられたりしていて、ほんとかよ・・・・、と僕も思っていたのですが、本当です。

 

作業しながらでもなんでもいいのです。通勤途中、運動しながら、料理しながら、好きな人にメールしながら、電話しながら、なんでもいいです。

 

何も集中してなくてもいいから、ただ聞いてるだけ、「聞き流し」でもいいんです。

 

これを、「信じられないくらい大量に」

 

やってみてください。

 

この時のコツは、辞書なんか使わないということです。皆さんは、読めばわかるのに、聞くとチンプンカンプンということが多いとおもいますが、これこそがまさにこの練習が効く証拠です。もしも読めるものが、全部聞こえるようになれば、ほぼ間違いなく会話できます。

 

どれくらい沢山聞くか。1日10時間聞くつもりでやってみてください。寝ている間にかけておくのもありです。うんざりする時間かもしれませんが、それを1年か1年半やってみれば・・・

 

って、これは比喩ですが、これくらい狂ったようにこれをすれば、すぐには効果を感じなくても必ずびっくりするような結果にあなたが驚くはずです!

 

 

 

そして、最後。

 

ネイティブっぽい言い回しが出来ないのです。ものすごく不自然な言い方をしてしまう。もちろん、ネイティブレベルになる必要はないのですが、それでも、上級に行きたければ、ネイティブっぽい言い回しを次第に身につけていくべきでしょう。

 

どうしたらいいのか。

 

暗記はしないでいいから、小さいノートに、これはネイティブっぽいなぁ、自分も使いたいなぁ、と思った文をメモしておくのです。暇なときに見返す程度でかまいません。

 

この時も、下に日本語訳を書いたりせず、英語から英語で理解するように何度も読んだり、音読したりするのです。

 

ちなみに、「文」といいましたが、これがポイントです。単語だけ書くよりも、文をそのまま短くうつしてしまったほうがよほど使えます。

 

例えば、僕が昨日メモったものの一つは

 

Not doing it after you hit the gym

(ジム行った後にそれをしないこと)

 

まぁ、正確にはセンテンスではないですが、Hit the gymという言い方を、ああネイティブっぽいな、と思ったからです。

 

 

 

といった具合で、

 

1、流暢さをつけるShadowing

2,Listening能力をあげるための、狂ったような量の聞き流し

3,ネイティブっぽい言い回しをメモる

 

この3つをしっかりやった上で、もちろん、ネイティブと飲み行ったり話す機会を定期的に持ってみてください。

 

必ず、ああ、もう英語の「会話」は大丈夫かなぁ、ってなりますよ!

 

Leon

聞き流しをもっとしたらいいですよ!

聞き流し教材。

 

ボコボコにされているのをよく見ますが、僕はそれは間違っていると思います。

 

もっとちゃんと訳して、しっかりと勉強しないと言語は出来ない。と日本人は思い込んでいますが(かつての僕も思い込んでいました)、実は一番最初にすべきは、

 

1,とにかく沢山聞くこと

 

2,下手でもいいから、とにかくその言葉でコミュニケーションしてみること

 

これです。

 

逆にこれをせず、ただ本や参考書からだけ英語を学んでも、恐らくやったわりにいつまでもその言語はカタコトなはずです。

 

じゃぁ、勉強は一切しないでいいのか?単語なんか一切覚えないでいいのか?

 

というと、それまた、ちょっと僕は違うと思うんですね。

 

そういうことしないでも習得はできますが、ただあまりに時間がかかります。大人になってからやるには、

 

文法や語彙の学習は「近道」

 

なんですね。

 

 

最近強くそれを実感するようになりました。

 

そして、教室で中々教えづらいのが、

 

「沢山聞くこと」

 

です。全部完璧に分からなくていいので、とにかく沢山聞くことが大切なのですが、これって、クラスで教えようと思ったら、ただYoutubeかけっぱなしにして、一緒に映像を生徒さんとみるだけ、になってしまいます。

 

一体誰が、こんなもんのためにお金を払うでしょうか?(笑)

 

ですので、いつも、家で絶対にやってくださいね!とお伝えしているのですが、あまりちゃんと実践してもらっているように思えません。

 

恐らく、半信半疑なのだと思います。

 

が、これは絶対に効きますし、即効性はありませんが続けていれば必ず効果を実感できます。

 

また、自分の好きなものでやった方が勉強という気がしませんし、続けやすくていいと思います。

 

 

 

皆さん、本当に効きますから、是非、大量に聞き流すことをやってみてください!たとえ、何かの作業をしながらでもいいんです。現に今、僕もYoutubeを聞きながらこれを書いていますよ!

 

Leon

コミュニケーションの機会を増やそう!

最近、英語の練習もかねて、Youtube、Tedなどで外国語の勉強の仕方を講演したものをよく見ます。アメリカ人がやっているのですから、その対象となるのは・・・、何故かアジアの言葉は中国語が人気あるように思います。SVOでわかりやすいからでしょうか?

 

そうして気がつくのは、日本のような文法訳読方式、つまり、はい立って、英文読んで、そして訳して!

 

間違ってたら、英文を黒板にかいて、ここがS、ここがV、これはここにかかって、どうだから、その訳はこうあるべき

 

これをひたすら繰り返す方法を勧める人はまず見たことがあるません。

 

 

大体共通するのは、

 

① わかんなくてもいいから大量に聞く

 

② 赤ちゃんと母親のようにその言葉でコミュニケーションできる人を探せ

 

こういうことのように思います。

 

 

僕は個人的に、日本語と英語はあまりにも語順が違う、にも関わらず、英語は「語順の言語」というくらい語順が大切

 

以上をもって、文法訳読方式も「基礎」として学ぶべきだと思っています。

 

ただ、それだけでしゃべれるようになるか、というとやはり難しいというのが実感です。

 

例えば、Toeicの勉強だけしていて、たとえ900点くらい取ったとしても、スムーズに外国人と英語でその点に見合うほどのコミュニケーションが出来るのか、というと見ていて、想像以上にカタコトだったりするのです。発音の問題ももっと考えなおしてもいいのかもしれません。

 

 

そこで、半年で本当に語学力伸びたなぁ、と実感するためには、実際のコミュニケーションを沢山取れる機会を作るのがとても大切だ、と考えるようになりました。

 

教室も今月からはここに力をもっと入れていこうと思っています。

 

ただ、会員さんではない皆さんがその機会を作るとしたらどんな方法があるか、と考えてみると、思えば今の時代、とくに英語を学びたいのならばそれこそ沢山あるのではないでしょうか。

 

1,SNS  2,スカイプレッスン(フィリピン人のものは安くてオススメ。レアジョブなど) 3,Barなどで友達を作る。 4,観光案内などのボランティア

 

さて、この際大切なのは「量」です。

 

大量に話す必要があるので、お酒でも飲みながらゆっくり話せるといいのも事実。

 

オススメは一つ、蔵前橋にあります。

 

ユースホステルとBarがくっついているところで、世界中の観光客が集まり確実に英語で話す機会が持てます。とても綺麗でおしゃれですし、お値段もリーズナブル。

 

「浅草 NUI」で検索してみるか、こちらのURLでCheckしてみてください。

 

http://backpackersjapan.co.jp/nui/

 

コミュニケーションの場を確保 + 勉強(基礎をしっかりつける、もっとレベルをあげる)

 

これが、恐らく、鉄板の英会話上達法だと最近は思います。

 

 

Leon

Shadowingがどうしてもイヤな方へ

Shadowingが有効なのはわかったよ・・・

 

でも、

 

めんどくせーんだよ、どうしても・・・

 

というあなたへ。

 

僕は必ずしもShadowingしないと絶対に英語はうまくならない、とは思っていませんし、かなり有効な練習方法ではありますが、それをしないでうまくなる方法もあります。

 

と、その前に。

 

まず、なんでShadowingがイヤなのでしょうか?胸に手をあてて考えて欲しいのですが、恐らく

 

 

できない

 

 

これに尽きるのではないでしょうか?

 

どうしてもスピードについていけずに挫折してしまうのではないでしょうか?

 

だとしたら、それは少々、今の段階では荷がおもすぎる可能性があります。もっとゆっくりめで簡単なものを選ぶのも一つの手です。

 

タスクを簡単に!

 

というのはSLAでもよく言われることです。

 

それでも、やっぱりこの練習嫌だ・・・

 

というあなたには、こんなのはどうでしょうか?

 

スクリーンプレイという映画の台本、日本語訳、簡単な解説がのっているものをざっとみてから、映画をみるのです。

 

ある程度理解してから、というのがポイントですが、とはいえ、隅から隅まで理解する必要はありません

 

 

これが、本当に効くんだろうな、と思うのが、理論的にもそうなのですが(理解可能なInputが無意識に語学力を向上させる)、実際に教室でも、

 

とくに勉強してないのにある程度はしゃべれる人は、皆海外ドラマが好きでよく見ている

 

からです。

 

すぐに効果は感じられないかもしれませんが、続けてみるとある日、あ、聞こえるな、という日が来ます。そうすれば、不思議としゃべれるものです!僕自身もこれは非常に効果を感じています。

 

 

Leon