今日は、中級
「傍目には英語がかなり出来る!」
と、思われている方のために書いてみようと思います。
実は、そういったレベルの方も教室にいらっしゃっています。
初級の方からすれば、あんなにしゃべれて、お金払ってまで教室に来る意味あるんだろうか?
そう思うのではないでしょうか?
ただ、おそらく、そういった方々は
「しゃべれるけども、ここが全く・・・」
という分野が英語にあるのです。
そう、
「ネイティブレベルの英会話の」
とくに
「聞き取り」
これが、全く出来ません。
具体的に言えば、まず「映画」です。
映画が字幕がないことにはきっと
「2%」
くらいしか聞こえていないはずです。
たとえToeicが高得点でもそうなのです。全く別物。
「Toeicの英語とネイティブレベルの英会話は全く別物」
と考えたほうが良いでしょう。
現実的に考えれば、Toeicの英語、すなわち
「非ネイティブの英語レベル」
の方が世界全部で使われていますし、そのレベルで全くもって問題ありません。
むしろそこを目指すべきです。
そうはいっても、英語を学習した以上、
「日本人の4%と言われるネイティブレベルの英会話力」
これは、あこがれだと思います。
なぜ、映画が全くもって理解できないのか?
ちゃんと台本を辞書もひきつつ(これはもうパソコンや携帯ですべきです。断然速いので)調べると
1,知らない単語・表現だらけ
ということに気がつくでしょう。
そして、もう1つ、全くわからない理由が・・・
2,英文のとおりに、話していない
ネイティブの英語はなんであんな速いんだ!
なんて言いますが、速いというよりも
「英文の通りに発音していない!」
ここがポイントなんです。
I believe you now
なんかも、映画の中でのセリフだと
「あびーゅ」
にしか、最初僕には聞こえませんでした。
本当です(笑)
映画は特殊だから、といいますが、いや、これが「あっちの日常」
皆CNNやTED Talkのように、はっきりクリアに話してはくれないものです。
こちらに話しかけるときはまだしも、ネイティブが数人集まると完全に彼らの英語は
「映画の世界」
になります。
全く何を言っているのかわからない。
つまり、会話に全く参加することができない。
「映画が字幕なしで見られるようになる」
ことが、「ネイティブレベルの英会話力」で、まさに日本人には4%しかいないと僕も思います。
これは本当に難しい。
ですが、
「映画を制すれば、やっと英語を制した」
と、一応は言えるのではないでしょうか?
練習方法は一緒です。
A:内容の理解(台本と) → 音読のくりかえし
B:まぁまぁの理解でいいから、とりあえず大量に見る(これは英語字幕つきのほうがBetterだと思います)
この2つをまた、地道にコツコツと。。。
Leon