Shadowingは脳のトレーニング・ボケない


昔は論語の素読など、日本でも

 

「声にだして文を読む」

 

練習が重要視されていました。

 

いつからかそれは廃れたのですが、またここ十年ほどは

 

「音読」

 

の重要性が見直されています。

 

 

声に出さないで文を読んでいても

 

「実は声を出すことに関連する脳の部分は反応している」

 

そうです。

 

また、速読といって飛ばし読みをしている際でも、目の動きを追う実験をすると

 

「瞬時にとはいえ、全単語に目を配っている」

 

という研究結果が出ています。

 

 

つまり、声に出すと速読できない(時間がかかるから)、とはいえ

 

「脳は全文を追っている、上にその際、頭の声に関わる部分も反応している」

 

ということです。

 

 

 

そもそも文字とは、音声で知っているものを形にしたものです。

 

子供もまずは音から入り、そのうちに文字を認識する練習します。

 

段階を追って、今度は文字から情報を得られるようになるのですが、とにかく

 

「文字が最初」

 

 

これを見ても、

 

「言葉と音は密接に関係している」

 

ことが分かります。

 

 

英語の音声を流すと同時に、意味も理解し、更に発声するShadowing

 

これはもともと、同時通訳を目指す人の練習方法として注目されました。

 

英語を聞きながら同時に日本語にして発話する。

 

こんな複雑な脳の動きのトレーニングとして、とても有効だったのです。

 

 

まだまだ何故Shadowingが語学の練習にすごく効くのか、解明されない部分は多いそうですが、

 

「ものすごく脳に負荷がかかる」

 

作業です。

 

そして、これは

 

「ボケ防止にもつながる!」

 

とも言われています。

 

 

文をみながら、音声についていく練習(Overlapping)とShadowingは脳の動きが全く違っているようです。

 

 

改めて、語学習得のKeyは「Shadowing」にある、と僕は思います。それと、多聴・多読。

 

ここがトレーニングで、後は実践。

 

この3つが重なって伸びない人をいまだかつて、見たことがありません。

 

 

Leon

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