月別アーカイブ: 2014年2月

集中してやるか、コツコツ長期間やるか、どっちが効果的?

こんばんは。何ですか、この突撃的な寒さ。しかし、こんな中、昨日など雪ふってましたが、それでも友人らと夜、渋谷で路上ライブかましてきました。

なんてことは、どうでもいいのですが、さて、本題です。集中してどばっとやるか、コツコツとちょっとずつ長期間やるか。

なんとなく、ちょこっとずつでもコツコツやったほうがいいんじゃないか、という気がしますが、ある時期、ものすごく集中して大量の英語漬けの日々を持ったほうが、英会話は上達する、という研究結果があるのです。

つまり3年かけて100時間やるより、1年で100時間かけた方が英語は上達するということです。

という話が、よく生徒さんにおすすめする「英語はもっと科学的に学習しよう」(クリックするとアマゾンへ飛べます)の中ででています。

僕は聞くだけ教材、スピードラーニングは初心者、それも、まぁ、ちょっとした楽しみに英会話でも、という方にとってとても良い教材だと思っていました。が、考えたら、あれは全48巻、月に1巻で4年もかかる。月々4000円ちょっとでも、合計すると20何万くらいになるわけです。

そうして得るリターンは、もし本当にこれだけをするならば、4年やっても正直、英語が「話せる」というレベルには程遠いのではないかと思います。

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自分は、落ちこぼれ高校生でした。その中でも英語はかなりの不得意科目。そして学校は退学処分・・・から、なんとか復学したのですが、まぁ、そのような形で戻ってもそうそうすんなりうまくいくわけがありません。

そうした中で、もうここまで堕ちれば(後で思えば他にも色々な方法はあるのですが、当時の自分にはそう感じられました)思い切って早稲田でも受けて、全員大人たちを見返してやろう、などと、青春24時みたいなことを考えました。ですので、どう説得されても現役生のときは早稲田しか受けず、そして、どんなに偏差値が離れていようと自分は大丈夫、と鉄の意志を持ち続け、そして、落ちたわけです。

早稲田をうける!

そう思って初めて過去問題集をみたときの驚きはまだ忘れません。

これ、アメリカ人じゃないと無理なんじゃないか?

膨大な英文の量、それが自分には全くアフリカ語。暗号の羅列にしか見えません。

・・・ここからが、少し書きにくい話でもあるのですが、自分は確かに3浪状態でやっと第一志望に入ったのですが、実は真剣にこれはやったな、と言える期間は、長く見積もって最後の数ヶ月ではないでしょうか?

が、ここは、確かにやった。

朝4時に起き、朝食もなにもかも後回し、眠くなるので暖房もつけずどてら(本当に家にあった)を着こんで、まずは5時間ぶっつづけで勉強する。そして、後は図書館に行き18時まではやるので、この頃は10時間を超えてやることも結構あった。そして、夜の十時にはもう寝てしまうわけです。

更に、第一文学部は小論文、国語、英語なので、ほとんど英語の勉強に時間を使えました。

そうして、試験も寸前に迫ってきた2月のことです。

読める。確かに、明確に読める。猫や犬のトイレの下にしいていた英字新聞も、ただの絵からよく見るとちゃんと意味を持った文として読める!

これは結構鮮烈な経験でした。

今にして思えば、この時期の集中的な大量のInputが僕をビギナーから抜け出させたのだと思います。惜しいのは、リスニングを全くやる必要がなかったことですが、まぁ、それは別の話。

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とまぁ、少し長く書きすぎてしまいましたが、同じ時間なにかをやるのでも、ビギナーがやるのと、基礎はもうしっかりある人がやるのでは、得られる量にかなりの差があると僕は思っています。

自分は楽器の練習をしているのですが、Jazzなんかは特に、万年ビギナーで結局、これなら大丈夫、というレパートリーはいまだもって一曲もありません。決してやってないわけじゃないんだけど、でも、そう。

やはり、どこかでどばっと受験の時のように半年、一年でもいい、集中してビギナーを乗り越えてしまう必要があるのかな、なんて感じています。

英会話もきっとそうです。

Leon.Y

こ、これはすごい・・・ R2D2もすぐそこだ!!

こんばんは! 僕も今日はやっと任務が終わり、これから家に帰るところです。

このBlogをささっと書いて家路につこうと思っていたのですが、これはすさまじい!

僕はこれだけ無料教材やいい英語学習教材が世の中にでまわっているなか、英会話教室の提供できることはあとは実際の会話、まぁ、細かいことを言えばもちろんそれだけではありませんが、皆が効果的な自主トレーニングをできるようになったら後はそれだけ、と考えていましたが・・・!

なんと!

コンピューターと会話できるぞ!!!

Chat-bot

というもので、Oldタイプは会話がやや意味不明になったのですが、ドクターなんとかに、たとえば日本は寒いよ、と英文をうつと、そうなんだ可愛そうに、カリフォルニアは暑いぜ!

なんて具合に即返信してきて、チャットができます・・・。

しかも、なんか妙に感情移入してしまい、ついつい終電が怪しい時間に・・・、笑

http://nlp-addiction.com/chatbot/

良かったら試してみてください!

それでは、帰ります!Have a good night!

Leon

ぶっちゃけたはなし、スピードラーニングってどうなのか?

文法もちゃんとやりたい。文法をやらないと、結局はいつまでたってもあやふやなままなのではないか。少しくらい厳しくしてもらっても大丈夫です。

本日無料カウンセリングに現れた方。 俺はちょっとびっくりした。 文法なんか、できれば避けたいと誰しも思うのに。誰しも、なるべくなら、簡単にてっとりばやく結果が欲しいと思うものなのに。 ちなみに、本屋で買った英語教材完全ガイド、広告を旅行会社からしかとってないので、いわば暮らしの手帳状態、ワースト英語教材、なんてのも載っている。 やはり毎回のぶっちぎりはいわゆる「聞くだけ教材」石川遼くんでおなじみのスピードラーニングだった。

俺はそれに対して異論はある。

効果ゼロではない。「やれば」。それは保障するが、ただし、その記事には自分も納得した。

いつまでも初心者レベルからはぬけられない。

ふむむ、これは本当にそうだ。けっきょくなーんとなくしか話せないしわからないし、だから、そうそう英語を「しゃべれる!」なんて言い張れるレベルにはなれなければ、まぁ全48巻、月々4000円だからリーズナブルとも思ってたが、思えばこれ、4年である。

これは、どうなんだろうか。

スピードラーニングで効果が出ない最大の理由は、つづけられないことだ、と聞いたことがある。逆をいえば、確かに1日5分でも続ければSLAでいうところの大量のInputになりそうだし、また、何よりモチベーションが「やる」ことにより出てくるので、結果として他の勉強にも手を出す気になったりもする。

でも、スピードラーニングとはそういうことよりも何よりも、商売のやり方として、非常にうまかった、ということなんじゃないだろうか?

スピードラーニングを叩くえらい先生がたには、絶対に「嫉妬」の感情が混じっていると思う。

それがあまり、自分は好きじゃなかったのだけども、まぁ、しかし、考えたら、4年間も毎日コツコツちょっとずつでもやりとげるなんて芸当ができるならば、どうせやるならば、もっとちゃんとやってはどうか、と言う話だ。

楽器だってそう。

結局、Jazzのスーパープレイヤーは膨大なCDを聞いてるし、理論もハーモニーもわかっていれば、ちゃんと楽器じたいを演奏できる練習もしてるし、音色にもこだわるから沢山のメーカー、材質なんかに熟知し、更には人とやるものなので、それこそ莫大な数のライブ、セッションをこなし、沢山のフレーズもコピー、基礎練も、やらない、なんていってる人はやっぱり嘘かよほどの天才で、そういうのもちゃんとやった上で、更には耳の練習までしまくって、それをそれこそ十年単位で続けていたりするわけだ。人に教えたり、ある人はプロとしてそれのみで食い扶持をかせぎながら・・・

と、まぁ、だから、もしもJazzの巨匠に、これだけやれば結構うまくなれる方法ってなんかないっすかね、なんて・・・想像するだけで恐ろしい。大御所は怖い人がいっぱいいるから、こんなこと聞くの、むしろ罰ゲームですよ。

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楽しくやるのももちろん、大切だし、また、上達よりもむしろそういう目的の方もいるんだから(レクリエーション、生活の楽しみとして英会話をしたい、という方)、何も皆万人に基礎からしっかりやれ、とはいえない。そんな中では、スピードラーニングはとても素晴らしい教材だと思う。イヤミじゃなくて、本当にそう思いますよ。

でも、もしも、だ。

ちゃんとしゃべれたらいいなぁ、と、思ってるのだとしたら、やっぱりある程度の期間は腹くくって「勉強」しないとダメなんじゃないか?

それが、結局は早いし、確実なんではないでしょうか?絶対にそう。と、私は思います。

安河内先生のゼロからスタートリスニング

こんにちは! これでもう冬は終わるのかな、などとうかつなことを考えていましたが、思えばまだ1月が終わったばかりなんですね・・・

噂によると来週はまた冷え込むとかなんとか。

さて、テレビなどでも活躍する安河内先生ですが、僕はToeicの英文法はこの方の問題集で勉強しました。何よりも、使い勝手がとてもいいのです。

そんな先生のだす、リスニング用問題集。

僕が問題集を選ぶ基準は、まず、終わらせる気になれるかどうかだと思っています。素晴らしいと絶賛されているForestも、あまりに分厚すぎて、内容は本当に素晴らしいのですが、特に「ビギナー」の方にすすめるのは少しためらってしまいます。

それに、どんな問題集であろうと、市販されてそれなりに残っているものであれば効果ゼロ、ということはまずない。

のだ、と、信じていますが、それは「全部やったなら」という前提つきだと、僕は思っています。

一番ダメなのは、途中で放り投げてしまうこと、あれこれつまみ食いしてしまうこと、もっというなら、やはり英語学習という点でいえば、って、なんでもそうですが、やっぱり「やめちゃう」のが一番失敗ですよね。

もちろん、そういう結果になってしまったとき、生徒のせいにする講師は最低です。

ですので、出来るだけ、やめない、なんとか続く、それを考えるとき、僕は「終わりのみえる」問題集がいいと思っています。

これを1日こうしてやれば、一ヶ月で終わる、二ヶ月で終わる、と予測のたてられるものがベスト、って話が長くなりましたが、ですので、その点がまず先生の問題集はすばらしいうえに、やはり、使い勝手。

たとえば、最初はゆっくり、くぎって、次はそれを反復練習、そうして、最後にネイティブの速さに挑戦!

という、効果的かつめんどくさい(笑)過程が、ただCDをじゅんぐりに聞いていればできてしまいます。

学習者にそって学習しやすい問題集だと私は思いました。このパターンで本当に英会話の全くできない人でもゼロから「語彙」もつみあがっていくものがあればいいなぁ、とも思うのですが、このテキストはリスニング能力をみがくことに特化した教科書です。

文法問題(先生のだされているToeic用のもの)も基本的に問題を解いて、答え合わせをさっとする、しかもそれが見開きのみぎっかわのページにあるので、実にやりやすい。

ということで、私はこの本をおすすめしますし、また、教室でもどんどん使っていこうと思います!

それでは、Have a good night!

「ゼロからスタートリスニング」 アマゾンリンク → http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E2%80%95%E3%81%A0%E3%82%8C%E3%81%AB%E3%81%A7%E3%82%82%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%80%B3%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0-%E5%AE%89%E6%B2%B3%E5%86%85-%E5%93%B2%E4%B9%9F/dp/4901429302