とりあえず10冊、英語勉強法の本を読んでみる

英語は正しい学習法をしないと伸びません。

 

じゃぁ、どうやったら正しい学習法を知ることができるのか?

 

 

世の中には英語の本やサイトがあふれかえっています。

 

甘い文句もたくさんあり、全く迷ってしまっている。

 

そういった方も多いのではないでしょうか?

 

 

何か特定の問題、例えば、この単語の意味がわからない。

 

そういったものは、もうほんの数秒でgoogle検索して答えがでますが、

 

「どうやって勉強したらいいの?自分の何が問題なの?」

 

こういった漠然とした疑問はかえってネットだと情報があふれすぎていてわからない場合が多かったりします。

 

ネットは「タダ」だから、よけいに情報に振り回されやすいのです。

 

 

そこで私は自費出版ではなく、しかるべき出版社から出されているちゃんとした本を読むことをお勧めします。

 

しかも、

 

「10冊」

 

ざっと読んでみたらいかがでしょうか?

 

 

そうすると気が付くはずです。

 

大体、おんなじことが書いてある、と。

 

ダイエットだってそうじゃないですか。

 

要は、食べ過ぎず、適度な運動をしてればいいんです。

 

それぞ、正しい「方向」なのです。

 

 

僕が10冊あげるとすれば、

 

・英語はもっと科学的に学習しよう・白井恭弘

https://www.amazon.co.jp/dp/4806146307 

 

・無理なく続く英語学習法・古川武士/ジェイソン・ダーキー

https://www.amazon.co.jp/dp/4534049919/

・完全保存版 できる人の英語学習法・安河内哲也

https://www.amazon.co.jp/dp/4046002190/

 

・1日15分で英語が話せるCDブック・横山礼恩

https://www.amazon.co.jp/dp/486063831X/

(私のあさ出版よりの著書。基礎文法が中心の本ですが、学習法もちりばめられています)

 

・世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法・斉藤淳

https://www.amazon.co.jp//dp/4046002654/

 

・もうこれで英語に挫折しない・赤羽雄二

https://www.amazon.co.jp/dp/4396615582/

 

・第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語学習法・佐藤洋一

https://www.amazon.co.jp/dp/4799318276

 

・外国語上達用・千野栄一

https://www.amazon.co.jp//dp/4004203295/

 

・40歳オーバーでニート状態だったぼくが初めてTOEICテストを受けていきなり930点取って人生を劇的に変えた、効果絶大な英語勉強法・春名久史

https://www.amazon.co.jp//dp/4803008027/

 

・シャドーイング・音読と英語コミュニケーションの科学・門田修平

https://www.amazon.co.jp/dp/4864540756/

 

 

 

少し内容の難しい本もありますが、どれも比較的読みやすい本ばかりです。

 

それでいて、本当に理にかなった方法がてんこ盛りです。

 

 

もちろん、上の本以外にも良い本は沢山あります。

 

流し読みで良いですから、

 

「まずは10冊」

 

ざっと、英語学習法の本を読んでみることをおすすめします!

 

 

Leon

すらすらしゃべれる、ということは無意識でしゃべれる、ということ

最近、Maangchiという韓国人女性の韓国料理のYoutubeビデオをよくみます。

 

https://youtu.be/VjneaJ0hmgs

 

韓国生まれ韓国育ちで、今はNYに住んでいて数年前よりYoutubeビデオをアップロードしはじめて有名になったそうですが、彼女の英語をみていると思うことがあります。

 

 

恐らく、あまりよく知らない人がこれをみたら、

 

「英語へただなぁ」

 

って思うのではないでしょうか。

 

でも、それは発音が韓国なまり(日本なまりにも近い)なだけであって、

 

「本当に使える英語、という観点でいったら、実はかなりレベルが高い」

 

と僕は思っています。

 

 

まず見ていて、

 

ウー、とか、アー

 

とか言いよどむシーンがほとんど見当たらないのです。

 

 

本当に使える英語、には、実は正確さや知識なんかよりも、よっぽどこの

 

「スムーズさ」

 

が大切なのです。

 

 

スムーズに出てくる、とはどういった状態でしょうか?

 

頭の中になにか浮かぶ → 口から言葉をだす

 

このプロセスの間に、勉強して学んだ「知識」が割って入ります。

 

頭のアイデアを正しい言葉に変換するのがこの「知識」でMonitorと呼ばれています。

 

一見良いことのようですが、もしこれのみを発達させたらどうでしょうか。

 

 

よく、正しく話そうとしすぎて、口より言葉を出す前に

 

「えーっと、うーん、と」

 

と言いよどむことが僕たち日本人には多いのですが、この瞬間こそまさに、Monitor(知識)が、頭のなかのアイデアと口からでる言葉の間に割って入っているのです。

 

 

当然、スムーズに言葉がでてきません。

 

 

ここに、日本人がテストで高得点なのに、話すとなると下手、使えない、と言われてしまうポイントがあるのです。

 

 

会話のときにあれこれ考えながら話している限り、決して英語は「スムーズ」に話せません。

 

「無意識に」頭のアイデアが口から英語ですらすら出てくる状態。

 

これを目指さないといけません。

 

そして、それには「知識をひたすら積み上げる」練習はかえって邪魔にすらなるのです。

 

 

じゃぁ、何をしたらいいのか?

 

分からないところがあっても良いから、「大体わかる英語を大量に聞く」。

 

考えながら、訳しながらやってはダメです。

 

無意識で、英語が英語のまんま「わかる」ように「慣らす」練習が必要なのです。

 

 

そのための教材は、無意識で大体(6~8割)わかるものを聞くのですから

 

「易しめ」

 

のものを選びましょう。

 

 

この練習は聞き流しですから、電車の中でやるのにうってつけです。

 

すぐには効果が感じられなくても、必ず効いてくる練習方法です。

 

 

ぜひ、この練習も日々やってみてください!

 

 

Leon

 

ネイティブ講師に習って英語を伸ばすなら。

皆さん、いつかはペラペラに英語をしゃべりたい。

 

あの人は英語が喋れる人だ!

 

そういう風に言われたい。

 

また仕事上その必要がある。

 

そういうことで、英語を学習しているのだと思います。

 

 

その際、忘れてはならないのは

 

「自習をしないことにはほぼ伸びない」

 

ということです。

 

 

それも、「効果的な正しい方法」である必要があります。

 

 

ちなみに、頑張っている感があるわりに、意外と英会話力の向上に貢献しないのが「単語の暗記」「英文和訳」などです。

 

どちらも学校でさんざんやらされたものですが、一番大事なトレーニングではありません。

 

K-1に出たいのに、筋トレだけを家でひたすらやっているようなものです。

 

 

そしてもう一つ、

 

「外国人講師としゃべっているだけ」というのも、結構な効率の悪さです。

 

ましてや、一週間に1,2回、一時間弱そうしているだけでは、ほとんど英語は伸びないでしょう。

 

「初心者ならばなおさら」

 

です。

 

 

でもしか先生

 

そういう言葉をご存知でしょうか?

 

 

先生に「でも」なるか。

 

先生に「しか」なれないし。

 

 

残念ながら、ほとんどのネイティブ英会話講師は「でもしか先生」だと思って間違いありません。

 

苦労して英語を学習した経験もなければ、真剣に天職として英会話講師を仕事にしているというわけではない教師がほとんどです。

 

「良い人」はいます。

 

でも、そこにほだされてはいけないと僕は思っています。

 

良い人と話していても、やはり「正しいトレーニング」を指導してくれる講師でなかったら、英会話力はほとんど変わらないものです。

 

いくつかの面白いスラングを覚えておしまいです。

 

 

じゃぁ、ネイティブ講師の授業は全く意味がないのか?

 

というと、「中級者以上の正しいトレーニング方法を知っている学習者」にとっては例外です。

 

 

中級以上に要求されるのは「正確さ」

 

そして、正確な英語といった点でいえば、ネイティブ講師はまさにうってつけです。

 

大切なのは

 

こっちが外国人講師を「とことん利用してやる」という姿勢です。

 

 

どんどん、こう教えてくれ、こうしてくれ、もっとこういう宿題を出してくれ!

 

 

 

あまり相手をモノのように扱ったり、金はらってんだからトーゼンだろ!

 

というような態度はいけませんが(相手も人間です)、フレンドリーにこっちから「積極的な姿勢で」ネイティブ講師にのぞむことは、講師にとっても有り難いはずです。

 

なにせ、一番困るのは「無反応」の生徒さんだ、っていつもボヤいてますから。

 

 

Leon

 

 

 

 

英会話学習に悩んだときは、こう自問してみてください

色んな練習を日々、皆さん、しようとしていると思います。

 

とかいいつつ、実は一番の難関は

 

「毎日、続けること」

 

 

逆にこれさえ出来てしまえば、英語はうまくなることはあっても下手になることはありません。

 

 

いつもこの大原則をおさえておくといいと思います。

 

英語の学習をしていて悩むことは多いでしょう。

 

なんでうまくならないのか。

 

どうやったらできるのか、イマイチつかめない。

 

そもそも日本人なんだから無理なんじゃないのか、などなど・・・

 

 

でも、そういうときに、ふと冷静になって立ち返ってみてください。

 

「やってますか、日々?」

 

答えは、結構の頻度で、

 

「そういえば最近やってないな・・・」

 

 

そういうものなんです。

 

で、そんな時、自分のことをなんてダメなやつなんだ!

 

と、執拗に責める必要はありません。

 

だって、皆そうなんですから。

 

 

過去は過去。

 

またもう一度、やってみればいいんです。

 

前にやったPartのShadowingを3分でもかまいません。

 

そしたら、明日もまたやってみましょう。

 

1分でもいいです。

 

 

どれだけやったのか、記録するのも、続けるためのとても良い方法です。

 

今は、こんな便利なアプリがあります。

 

「Habit keeper」

 

僕も使っています。

 

何よりも簡単なのがイケています。

 

是非、中々続けられない、と思っている方はこのサイトをみてみてください。

 

 

リンクを貼っておきますので、コピー・アンド・ペーストしてCheckしてみてください!

 

Leon

 

「Habit keeper」

http://app.kuma-de.com/habitkeeper/index_ja.html

基礎はひとかた終えたな、と思ったら・・・

英語学習は

 

「大量のInputと少量のOutput」

 

InputがKeyなわけで、InputとはListeningとReadingです。

 

 

このInputには、大きく分けて二通りあります。

 

 

しっかりちゃんと理解する(細かく文法的にも分解する)

 

「精読」

 

もう一つは、細かいところにこだわらず、大体の意味をとって量をInputすることを目的にする

 

「多読」

 

 

があります。

 

もちろん、「英会話」の場面では聞こえないと全くどうにもならないので、

 

 

「精聴」と「多聴」

 

 

も、ものすごく大切です。

 

 

僕は、初心者のうちは

 

「精聴」

 

を、範囲をしぼって何度も繰り返しまくりる練習が有効だ、と生徒さんに伝えています。

 

なぜなら、「多聴」を沢山しようにも、そもそも

 

「内容がほとんど理解できない」

 

だろうからです。

 

 

理解できていないものを、いくら聴いてもあまり意味はありません。

 

ある、という人もいますが、やはり自分の経験上、どうしても意味があるように思えないのです。

 

少なくとも、非効率です。

 

 

ただ、中級以上になったらどうか?

 

 

実は、この「多聴」の練習はとっても大切です。

 

真面目に中級くらいまでなると、つい「勉強」「努力」しないと気がすまない状態だったりするのですが、もっともっと、楽しんで自分の好きな分野の英語を

 

「そのまま聞いて理解してみる」

 

ことを沢山やって良いのです。

 

 

もう少しちゃんとやりたかったら、字幕をOnにして見たり、スクリプト(台本)をあとでざっとみたり、もしくはこれもお勧め。

 

「単語をメモっておく」

 

 

これだけでいいんです。

 

そこから日本語訳を書いたり、派生語を書いたり、例文を作ったり、そんなこともしないで大丈夫です。

 

ただメモって、後で時間のあるときにざっと眺めてください。

 

 

基礎がついたら、今度は「量」も大切。

 

しかも、楽しいものでやったほうがかえって効果的です。

 

 

心理学的にも、楽しんでやったほうが習得は段違いで早いそうです。

 

そりゃぁ、そうだと想像できますよね。

 

 

僕もプリズンブレイクにはまりきってしまった時は、勉強という感じはまったくせず、一日8時間ちかく没頭してしまいましたし、電車の中でも寸暇を惜しんでやるもので速攻で携帯の制限もかかり、となると教室のパソコンでみるしかないから、早く教室に着きたくて仕方ありませんでした。

 

基礎ができたら、このように楽しくもっともっと学んでいくことができます。

 

 

出来たら、基礎は短期でしあげるのも英会話のコツかもしれませんね。

 

そのためには、最初に集中的に時間をかけてしまうのもとても良いと思います!

 

 

Leon

 

 

「意識した練習」をしていますか?

いつも、僕は外人と話すことばかりに気をとられないように、と言っています。

 

正直、ここにばかりみんな目がいっているような気がしてならないからです。

 

僕だって今から新しい言語をやろうと思ったら、その国の人と話すレッスンをとりたいような気がします。

 

でも、ここが結構な落とし穴。

 

あくまでも、第二言語の習得の基本は

 

「大量のInputに少量のOutput」

 

理解のできるInputをメインにしないといけませんし、そのためには要は自習をがんばらないといけないのは、先日Blogに書いた通りです。

 

技術の習得に成功した人のほとんどが「意識した練習」をしているそうです。

 

意識した練習とは、苦手なところ、習得のネックになっているところを集中的に練習することで、非常に疲れます。

 

例えば楽器の練習だったら、弾けないポイントをゆっくりなスピードから何度も繰り返してだんだんスピードアップしていく、ようなものでしょう。

 

単語だって、眺めているだけよりも、やはり頭に負荷をかけてクイズ形式に覚える努力をしたほうが、断然近道です。

 

結局こっちの方が早い。

 

単語の意味なんかは、今やソッコーで携帯みれば答えがでますね。

 

でも、どうしたら本当に自分の英語力が伸びるのか?

 

こういう漠然とした疑問に答えを探すのには中々戸惑うと思います。

 

僕は今までの経験上、やはりShadowingを大におすすめします。

 

自分のみならず、明らかにちゃんとやった多くの生徒さんたちの英会話がスムーズになっているからです。

 

やり方は

 

1、英文を意味・構文まで(SVOCの成り立ちまで)理解する

 

2、その音源と一緒に、くりかえしShadowingの練習をする

 

やってみるとわかりますが、非常に疲れるはずです。

 

つまり「意識した練習」になっていますし、さらにいいのが

 

「できない箇所にカーソルを合わせて2,30回くらいやってみる」

 

このとき大切なのが

 

自分が本当にわかってるか、「意識しながら」練習することです。

 

ぼーっとしながらやるのと、ちゃんと集中して意識しながらやるのでは、外面上やってること同じでも全然違うんです。

 

ある意味、英会話なんて反射力です。

 

筋肉と非常によく似ています。

 

僕だって、ある期間練習をさぼると途端に、なんか英語がでてきずらいな、となりますし、ちゃんと練習を積んでいるときは外国人と話すのがとても楽しみです。

 

「意識している練習」

 

は、ちなみに長時間はできないそうです。

 

1時間やったら休みをいれ、それでも1日3-4時間が限界とか。

 

たとえ15分でも、本当に意識して集中してShadowingをすれば、15分って意外と長いな、と気が付くでしょう。

 

もちろん、効果も期待できますし、結局、こっちのほうが時短、近道になりますよ!

 

Leon

 

英会話は一人でやらないとうまくならない

英会話はコミュニケーションの道具です。

 

だから、机から離れて外に出て、どんどん人と話して使っていこう!

 

というのが正解とよく言われます。

 

 

でも、現実的にみて、本当にこの方法のみでうまくなるのは

 

「相当時間がかかるし、至難の業」

 

 

大人になってしまったら特にそうでしょう。

 

 

その証拠に、数年留学して、周囲からはもはや英語ペラペラと思われてるけど・・・

 

「意外と大したことない」

 

という、よくある事実からも推測できます。

 

 

英会話には当然ですがレベルがあります。

 

一見しゃべってて、あっちで全然生活できてるじゃん!

 

と見えるんだけども、本人は英語に相当に不自由を感じつつ暮らしている日本人はかなりいるのです。

 

 

すごく大まかに初心者を分けると

 

1、英語でレッスンされても困るレベル

 

2,なんとか全部英語でレッスンはできるレベル

 

 

その次が、

 

3,ネイティブスピーカーじゃないんだったら、英会話はなんとかなるレベル

 

 

最上級は、やっぱり

 

4、ネイティブと混じってなんの問題も無いレベル

 

でしょう。

 

 

長年やって思うのは、魔法のような方法はない、ということです。

 

テレビやなんかでみるようなことは、現実とはかなりかけ離れています。

 

 

例えば、昨日、経営者の勉強会にて大塚家具・大塚久美子社長の講演を聞きました。

 

実際に、講演を聞いてみると、マスコミ報道なんかとは人柄はもちろん、事業方針なども大分誤解されていることがよくわかりました。

 

実は父のほうがものすごくウワテであり、うまく事業継承をするために、わざとあの騒動を起こしたのだ。

 

なんて話も荒唐無稽のSFだと思います。

 

本当のところは父との確執がどうのこうの、というよりも(それも大変だったでしょうが)、高度成長期に大成功した大きな組織を環境が変わった現代で、どうやって変えていったら良いのか。

 

大組織だけにそこに苦労している次世代の経営者、それでも理念を持ってこの企業を存続させることが社会のためになる、と信じきって苦闘している至極真面目な女性の姿しか、そこには見えませんでした。

 

お家騒動、なんてのは目をひいてテレビでも受けるのでしょうが、本質は随分違うんだな、と思わされました。

 

 

ちょっとずれましたが、ですから、英会話にも魔法のような話はありません。

 

外人と遊んでれば自然とうまくなる、なんてものではありませんし(一見しゃべってるようにはなりますけど)英会話には上で書いたように、ちゃんと段階、レベルがあります。

 

それをしっかりと登っていって、本当に英会話がうまくなるには・・・

 

 

当たり前だけども、自習しないとうまくなるわけない

 

 

ということです。

 

 

そして、この「自習」というところが、実は非常に重要だそうです。

 

全部コーチについて教わるよりも、自分で練習に打ち込む時間は技術の上達に必須のようです。

 

 

職場などでもそうじゃないですか?

 

会社でだけ働く人よりも、少しでも自分の時間をとって、それを振り返ったり準備したり勉強したり、そんな時間を持っているひと(要は自習している)って、間違いなく大成長するでしょう。

 

 

思えば僕らが子供の頃、練習しないで、勉強しないで、遊んで楽して成績あげたい、◯◯がうまくなりたい、なんて言ったら大人に張り倒されたのではないでしょうか?

 

 

自習しないと伸びないのは当たりまえです。

 

当たり前なんですが、こんな当たり前のことがたまに忘れられつつあるように感じることが、最近あります。

 

 

Leon

 

 

発音は発音しない語に注意するのも大切!

英語の発音。

 

これに悩む方は多いと思いますが、基本的に残念なお知らせですが、

 

「発音が完全にネイティブになることはありません!」

 

 

ありませんし、SLA(第二言語習得論)では、それは伸ばすことは不可能、もしくはかなり難しい、という研究結果もあります。

 

僕のイメージでは、発音はShadowingをある期間続けることで

 

「だいぶ改善」

 

することは可能だと思っています。

 

とはいえ、やはり日本語英語の発音だった人が、めちゃくちゃ流暢になる

 

というのは1回も見たことがありません。

 

 

まず、発音についてですが、

 

「全然なまってていい!!」

 

 

大体からして、こっちが気にするから、相手も気にするのです。

 

イタリア人やフランス人もめちゃくちゃ訛ってましたし、先日読んだ本では

 

「ヨーロッパ訛りの英語が、より学識の高さを感じさせた」

 

なんてことも書いてありました。アメリカ人学者の書いた本です。

 

そう、アメリカ人だって、訛った英語にどこか魅力を感じたりもしているのです。

 

 

とはいえ、Shadowingをするにはスピードが必要(そもそもShadowingはスピードのための練習です)

 

となると、多少は英文を流暢に読まないといけません。

 

そのとき、たとえば

 

 

Real loser(真の負け犬)

 

 

これって、Realの「l」とloserの「l」が2つあるもんで、ちょっと発音に詰まりませんか?

 

 

It looks~

 

の、「t」と「l」

 

World champion

 

の「d」と「c」

 

 

それぞれの単語と単語の「最後の言葉」と「最初の言葉」

 

これがどうもつっかかってやりづらい、という感覚が速く読もうとすると感じるものですが、

 

これ

 

「前の単語の最後は発音しないでいい!」

 

のです。

 

 

上の3つの例、思い切って、前の単語の最後は発音せずに言ってみてください。

 

カタカナにあえてすると

 

リー、ルーザー

 

イ、ルックス

 

ワール、チャンピオン

 

こんな感じにして、後は発音を英語っぽくすると随分、英文を速く読むのが楽になります。

 

 

単語の最後が子音(アイウエオ以外)、次の単語の最初が子音

 

こういった場合は、こうやって読む方がよっぽどそれっぽくなりますよ!

 

 

このように、文字と実際の発話が異なっているのが、英語の難しいところの一つです。

 

 

Leon

 

辞めないこと。結局、これが究極の伸びる方法では?

最近、精神論みたいなことばかり書いてますが、そんな本を読んでるもので、笑

 

GRIT「やり抜く力」 アンジェラ・ダックスワース著 神埼朗子訳

 

訳文も良くて、とても読みやすいです!

 

本当は英文で読んだらいいんでしょうが、ま、それはまたいつか・・・

 

 

 

GRITやりぬく力の中で、瞬発的に死ぬほど頑張って、でも数年で興味の対象がうつる。

 

結果としてみると、つねに興味が目移りしている。

 

こういうのは、成功する確率が統計をとると低いそうです。

 

 

いいなぁ、と思ったのが、「今日いまいちならば、明日またやろう」

 

こういう視点も必要だ、ということです。

 

 

これは、いくら頑張ろう!と決意してもイマイチやりきれない・・・

 

という悩みを持っている方(僕も)には朗報じゃないでしょうか。

 

 

そんな怠け者だったって、

 

「要は、辞めなければいい!」

 

 

思えば、僕の場合は大学受験がそうでした。

 

現役時代は、英語の成績なんて最初は偏差値40くらいでした。

 

それなのに、自分は

 

「早稲田しかいかない」

 

と決めたものです。

 

「やれば」できる

 

と信じていたのです。

 

ただ、計算外だったのは「やれない」ことでした。

 

 

現役、一浪、と早稲田に落ち、結局明治大学の経営学部に行きました。

 

2年生の夏から、もう一度試験勉強を始め、そして、その学年の終わりについに早稲田の第一文学部に受かりました。

 

 

受験日の前日、僕は歩きながらこんなことを思いました。

 

やればできる、なんて思ってたけど、やったって世の中にはこんなに勉強のできる奴らがいる。

 

しかもそいつらは幼少の頃から、もう努力しつづけて習慣化している。

 

そもそも、なんでこいつらに勝てるなんて思ったのか。

 

全く、世間知らずでアホであった。

 

やればやるほど、英単語覚えれば漢字忘れるし、自分はたいしたことなかった。

 

たいしたことない上に、最上級の怠け者だ。

 

怠け者度ならば、全国ランクに名前絶対に乗れる自信がある。

 

だから、そもそも無理だったし無謀すぎたのだ。

 

でも、一つだけ、自分で自分をほめてやりたいことがあるとすれば・・・

 

バカなりに、ついに明日、受験日をむかえるじゃないか。3回めの。

 

そこだけは、我ながら偉い。

 

バカなりに「やめなかった」

 

明日は、鉛筆と消しゴムを持ち、あとは自分のようなアホでもわかる問題をただ、解かしてもらうのみだ。

 

 

当日、会場につけばセーラー服を着た少女が英字新聞を読んでいます。

 

3コ下ですから、僕が高3のころは、まだ中学生だった奴です。

 

それ読めるんか・・・。ま、だからそういうことだ。

 

僕はこれで。

 

と、河合の英単語2001を取り出したのを覚えています。

 

 

今でも、僕はこの時こうやって、なんとか受かったことが自分の自信になっています。

 

 

自分のような怠け者でも、とにかく辞めない、成功するまで辞めない。

 

そうすれば、いつかは成功する日が訪れる。

 

 

英会話だってそうです。僕だって今でも英語を勉強する日々です。

 

どうやったら英語しゃべれるの?

 

その答えは・・・・、

 

「辞めない」

 

なんだかんだ、これではないでしょうか?

 

 

 

Leon

才能のある人は意外と伸びない?

グリット

 

やりぬく力

 

これこそが、物事を成し遂げてメガ成功者になるための(そんなシンプルではないみたいですが)鉄則みたいです。

 

要は、才能よりも努力のほうがよっぽど重要。

 

しかもそれを続ける、やり続けることが大切なようです。

 

 

なんて話を、最近本屋で見つけたグリットの本を読みつつ知りました。

 

 

 

それが本当なのかどうか、僕は心理学者でもなんでもないですから、分かりません。

 

でも、こうして14年間、受験に学校の補習に、パン屋の英会話始めてからは英会話をみてきた経験から、

 

あ、そういえばそうかも・・・

 

と言うことはできます。

 

 

あ、そういえば・・・

 

 

「才能あるなぁ、って人はほとんど伸びない」

 

という「傾向」です。

 

 

なんでほとんど伸びないか?

 

要は「努力ができない」

 

からです。

 

努力ってじゃぁ、なんなのか?

 

 

愚直に毎日コツコツとやり続けることです。

 

 

才能あるなぁ、ってなんなのか?

 

 

これも経験からいうと

 

「発音がいい」「飲み込みが早い」

 

 

ところが、こういった方々は振り返ってみると、ほとんどが途中でやめたり結局宿題やってこなかったり・・・

 

 

あとは、やる気があって、礼儀正しくて、生徒さんとしては理想のタイプっぽい感じ

 

これもまた、何故かは知りませんが、不思議と途中で投げ出してしまったりします。

 

 

じゃぁ、どういった生徒さんが本当に伸びたのか?

 

いいですか?

 

「本当に伸びた」

 

ですよ。

 

 

まず一つ言えるのは、

 

「伸びるのは早くて3ヶ月、鉄板で伸びたなぁ、と感じるのは半年」

 

 

つまり、速攻で伸びた人なんて僕はみたことがありません。

 

おそらく、これが現実ですから、ですから、◯◯日で◯◯、というのは疑っていいと思います。

 

そんな一朝一夕ではできないですよ、英会話なんて。

 

 

そして、本当に伸びたタイプ。

 

頭に思い浮かべる彼らの顔、共通しているのは・・・

 

 

「マジメな人」です。

 

 

本当にそうです、マジメな人。

 

 

更に本当に不思議なのが、あくまで僕の経験ですが、彼らは正直、そんなに語学のセンスがあったようには感じませんでした。

 

もちろん、例外はいますが、そう。

 

 

マジメな人、とは要は、

 

「宿題を地道にやってくる人」

 

です。支払いなんかもきっちりしています(笑)

 

 

ついでながら「情熱や熱意」も、正直そこまで重要だとは思いません。

 

 

というよりも、実際は

 

「マジメにやってるうちに、伸びてしまい、つい情熱をもってしまった」

 

というパターンが多いように感じます。

 

 

そうなると、不思議なことに

 

「雰囲気まで変わってきます」

 

 

本当にそうなんです。

 

 

なんだか、カッコよく、出来るビジネスマン、みたいな雰囲気をまといだします。

 

よくわかんないけども、きっと英語が使えるから、なんて実用的な理由以外に会社でも出世したりするんじゃないでしょうか?

 

出世するかどうかは、正社員になったことないもので分かりませんが、でも、本当

 

「雰囲気変わったなぁ」

 

と感じます。

 

 

個人的にはそんなときが

 

「この仕事やっててよかったなぁ」

 

って、感じる瞬間です。

 

 

ですから、あんまり色々考えず、

 

「愚直に、真面目に」

 

これが、本当の結果を手に入れるためのKey、多分そうです!

 

 

Leon