I don’t really like Hiromi Go.
といった場合、どんなイメージを抱くでしょうか?
Really
は、「本当に、マジで」
そんなニュアンスなので、
I don’t like Hiromi Go
私は郷ひろみが好きではありません
その上に、Reallyが入ってくるわけですから
「私は郷ひろみが、本当に、嫌いです」
そういう印象を受ける日本人は多いと思うのですが(僕もそうでした)
実は、
「あんまり好きではない」
という、マイルドな表現になります。
会話の上では、◯◯好き?なんて聞かれた際に
「Not really」
と言ったりもします。
「あんま、すきじゃないかなぁ・・・」
といったニュアンス。
僕の場合は、アボカドや貝類、納豆、梅干しは、好きかと言われると
「Not really」
なんでこの微妙な違いが日本語と英語で生じてしまうか、というと
日本語の「本当に」は、「好きじゃない」にかかるからです。
ところが、英語の
I don’t really like Hiromi Go
は、このdon’tの中の「not」がミソ。
「not」が「really like」にかかるのです。
つまり、
私は、郷ひろみが「超すき、ではない」
「really like」ではない、というニュアンスになるのです。
沢山Inputをしていくと、段々と「文法予測能力」というものがついてくるそうです。
なーんとなく、第六感でわかってくる、というのか。
僕も、I don’t really like~が本当に違和感あったのですが(だから丸暗記していました)
沢山読んだり聞いたりするうちに、
「感覚で」
理解できるようになりました。
続けていけば、少しずつ、こういう感覚もわかるようになり、そうなると、
やっぱり語学って「楽しい!!」ものですよ!
発見が色々とあります!
Leon