常日頃、音読の練習はイケてると言っていますが、聞き流しの練習もとても有効です。
というと、映画をじゃあみよう!という方も多いのですが、ここが落とし穴。
聞き流しは
「ある程度わかるもの」
じゃないとあまり意味はないのです。
もしあんまりわからなくても聞いてればとにかく上手くなるならば、日本のヒップホップマニア達はことごとく英語ペラペラなはずです。
海外ドラマ大好きな人もペラペラですし、韓流ドラマ好きな人は韓国語がペラペラ…
なんてことはないですよね。
ただ、聞き流しのポイントは、辞書を引き引きじっくりと訳読しながらみる、のではあまり意味がないことです。
この練習の目的は
「英語を頭からそのまんま聞いてある程度理解する」
実際の会話でもそうですよね?
相手の英語が全部隅々までわかる、なんてことはあまりないはずで、
「わかるところをひろって、全体の意味をとる」
これがとても重要です。
聞き流しはですから、
「わからないところは無視。わかるところに集中」
するのが大切です。
意外に僕達日本人はここが弱い(笑)どうしてもわからないところにばかり目が行ってしまうのです。
僕だってそうです。
さて、そのために良い題材はどういったものでしょうか?
わからないものを聞いても意味ないのはそうなのですが、かといって、全部わかってしまう、というのもこの練習のためには良いんですけど、ベストではありません。
ベストなものは、
「わからない部分はおおよそ20%くらいある」
全体的にはわかるんだけども、わかんないところもちょくちょくあるなぁ。
それくらいのものがベストです!
また、英語字幕を付けてみてもかまいません。
とにかく、あの英語の「スピード」で頭から英語そのまんまで「理解」する。
それと、もう1つ。
自分がやってて楽しい!と感じるもの。有益なもの。仕事に役立つもの。
こういったものが最強です。
時間を忘れて没頭できたら、なおのこといいですよね!
段々、「勉強」という気がしなくなってきて、でも英会話力も伸びる。
こうなってきたら、英語は飛躍的に上達しますよ!
Leon