突然ですが、僕の母親は歌手でした。カンツオーネコンクールで優勝したらしく、そのまま契約という形になり、King RecordからCD・・・なんてありません、レコードを何枚か出しました。
小さい頃、かなりスパルタにピアノを教わりましたが、その時にしょっちゅう言われていた言葉があります。それは今でも、考えてみると自分の考え方の核にある気がします。
「基礎がないと絶対に壁につきあたる」
今ではピアノなど全く弾けませんが、英語に関して、最近あらためてそれを感じます。
結構がんばっているのに、いまいち先へイケない英語学習者、
例えば、Toeicでいうならば600点が中々超えられない方は、そのほとんどが
基礎文法がイマイチ
です。
もっと言うならば、
英文を自力で、正確にSVOCつけられない
ほぼ間違いなく、皆さんそうです。
逆にそこがわかっている人はToeicも700,800と進んでいけますし、それでもたどたどしいならば、そこはスピードに問題があるだけなので、Shadowingを頑張るか、もっと大量にInput、後は英会話の機会をもうけるだけで絶対に
英語が流暢な人
になれます。
ところが、基礎文法がない人は、
いっくら頑張っても、何十年単位で頑張っても、ずっと600点が超えられません。
まさに、母親の言った通り
基礎がないと絶対に壁に突き当たる
なのです。
英語は「語順の言語」です。単語を知っているだけではダメです。
それを並べる順番こそが、Key
なのですから。そして、それをしっかり理解することこそ、
英文にSVOCを1人でつけられる
ようになることなのです。こここそが、英語でのDividing point、別れ道である、と最近は確信しています。
僕が今、こんな仕事をしていられるのも、思えばそこをしっかりと教えてくれた日本の英語教育のおかげだと思っています。
もちろん、うちは英「会話」教室なので、英語コミュニケーションがメインになりますし、楽しく気楽にやろうよ!がモットーなのですが、それとは別に、たとえ
サミーよ!受験を思い出してヤダ!学校の英語みたいでつまんない!
と、言われても、授業とは別のセミナーという形で、たとえ生徒さん1人になろうと
SVOC正確につけられるようになる講座
は続けていこうと思います。Leon、それは違うよ、つまんないし、俺の授業のほうが生徒も喜ぶし上達するよ云々、とイケメン人気外人講師にいわれようと続けます。人気Youtuberに言われても(言われないと思うけど)やります。こういうことやったら逮捕、となっても地下に潜ってやります。
だって、基礎がないと絶対に壁にぶつかるんですから。
そして、英会話の場合の「基礎」とは絶対にココですから。
Leon