最近、精神論みたいなことばかり書いてますが、そんな本を読んでるもので、笑
GRIT「やり抜く力」 アンジェラ・ダックスワース著 神埼朗子訳
訳文も良くて、とても読みやすいです!
本当は英文で読んだらいいんでしょうが、ま、それはまたいつか・・・
GRITやりぬく力の中で、瞬発的に死ぬほど頑張って、でも数年で興味の対象がうつる。
結果としてみると、つねに興味が目移りしている。
こういうのは、成功する確率が統計をとると低いそうです。
いいなぁ、と思ったのが、「今日いまいちならば、明日またやろう」
こういう視点も必要だ、ということです。
これは、いくら頑張ろう!と決意してもイマイチやりきれない・・・
という悩みを持っている方(僕も)には朗報じゃないでしょうか。
そんな怠け者だったって、
「要は、辞めなければいい!」
思えば、僕の場合は大学受験がそうでした。
現役時代は、英語の成績なんて最初は偏差値40くらいでした。
それなのに、自分は
「早稲田しかいかない」
と決めたものです。
「やれば」できる
と信じていたのです。
ただ、計算外だったのは「やれない」ことでした。
現役、一浪、と早稲田に落ち、結局明治大学の経営学部に行きました。
2年生の夏から、もう一度試験勉強を始め、そして、その学年の終わりについに早稲田の第一文学部に受かりました。
受験日の前日、僕は歩きながらこんなことを思いました。
やればできる、なんて思ってたけど、やったって世の中にはこんなに勉強のできる奴らがいる。
しかもそいつらは幼少の頃から、もう努力しつづけて習慣化している。
そもそも、なんでこいつらに勝てるなんて思ったのか。
全く、世間知らずでアホであった。
やればやるほど、英単語覚えれば漢字忘れるし、自分はたいしたことなかった。
たいしたことない上に、最上級の怠け者だ。
怠け者度ならば、全国ランクに名前絶対に乗れる自信がある。
だから、そもそも無理だったし無謀すぎたのだ。
でも、一つだけ、自分で自分をほめてやりたいことがあるとすれば・・・
バカなりに、ついに明日、受験日をむかえるじゃないか。3回めの。
そこだけは、我ながら偉い。
バカなりに「やめなかった」
明日は、鉛筆と消しゴムを持ち、あとは自分のようなアホでもわかる問題をただ、解かしてもらうのみだ。
当日、会場につけばセーラー服を着た少女が英字新聞を読んでいます。
3コ下ですから、僕が高3のころは、まだ中学生だった奴です。
それ読めるんか・・・。ま、だからそういうことだ。
僕はこれで。
と、河合の英単語2001を取り出したのを覚えています。
今でも、僕はこの時こうやって、なんとか受かったことが自分の自信になっています。
自分のような怠け者でも、とにかく辞めない、成功するまで辞めない。
そうすれば、いつかは成功する日が訪れる。
英会話だってそうです。僕だって今でも英語を勉強する日々です。
どうやったら英語しゃべれるの?
その答えは・・・・、
「辞めない」
なんだかんだ、これではないでしょうか?
Leon