聞いてる分には、分かる
なのに、
「出てこない!」
こうした悩みは本当によく聞きます。
実際、海外へ無理やり行ってしまったときも、そうじゃないでしょうか?
滞在するうちに、なんとなくは分かるようになる。
でも、表現しようとすると、言葉が出てこない。
これはとても自然なプロセスなのです。
まずは聞こえるようになる、そうして出てくる。
よく、英語学習はコップに水を入れていく作業にたとえられます。
コップに水を徐々に入れていくとどうなりますか?
段々水位があがり・・・
は当たり前ですが、ある段階から急にこぼれますよね?
英語もそうなんです。
貯めてためて、ためていく内に
「ある日急に水がこぼれる」
ように上達を実感するようです。
これを
「耳が開く」
なんて表現する人もいます。
突然、カーテンをサッと開いたように英語が聞こえるようになる。
では、英語における「水を貯める」作業とはなんでしょうか?
それは、あくまで
「メインはInput」です。
Inputとは、聞く、読む。
英語の基本は
「大量のInput と 少量のOutput」
です。
出すのが出来ないのだから、出す練習をしよう!
という気持ちはよく分かるのですが、実は逆です。
出てこないから、もっとInputするのです。
それが一定数に達すると、ある日水がこぼれるように、あ、しゃべれる!
と、実感出来る日がきます。
ただ、意外に多いのが、十分上達しているのに、その上達に本人が気がつかないこともよくあります。
焦らず楽しく、気長にやっていくのがコツですね♪
Leon