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【clubhouseの英会話ルームで必要なのは「自己紹介」をきっちりきめること】

こんばんは、岩田です。

最近、clubhouseの日本人の方がホストを務める英会話初心者ルームに入って、会話を聴くのが楽しみのひとつです。外国人オンリーのルームより聞き取りやすいですし、すごく英語の勉強になります。まだ参加はしていないですが……。

で、参加するにあたって、何よりもまず必要なのは、英語による「自己紹介」です。

そこで、以前もこちらで取り上げたことがある「自己紹介」のお話を。

いきなり自己紹介しろと言われたら、英語はもちろん、日本語でもキツいと思います。

なので、まずは日本語で準備して、それを英訳しておくとバッチリです!

私が自己紹介で意識しているのは、下記の「5つの要素」を必ず入れるということです。

1. 自分の名前
2. 仕事
3. 住まい
4. 家族構成
5. 趣味


これに、「導入」「締めの言葉」も入れると完璧です。

●導入
1. 自分の名前
2. 仕事
3. 住まい
4. 家族構成
5. 趣味
●締めの言葉


これをもとに私の自己紹介をすると、

●導入
Hello, everyone!
I’m very happy to have this opportunity to talk to you today.
みなさん、こんにちは!
今日はお話しできる機会をもつことができて嬉しいです。

1. 自分の名前
First of all, let me introduce myself.
I’m Daisuke Iwata.
まず、自己紹介させてください。
私は岩田大祐と申します。
※「let +me +introduce myself」で、「(私が)自分自身を紹介する状態にさせる→自己紹介させてください」、という意味です。

2. 仕事
I work as a freelance writer. I’m self-employed.
フリーランスでライターをしています。個人事業主です。
※「work as…」で職業を表せます。「self-employed」 は「個人事業主の」という意味で形容詞です。

「どこどこの企業に勤めています」という場合は、「I work for xxx company」と「for」を使います。ただ、英語圏ではどこの企業に勤めているかというよりは、何をやっているのかの方が大事ですので、「I work as an graphic designer」 「I design websites」などのように伝えるのがいいでしょう。

3. 住まい
I’ve lived in Jiyugaoka, Tokyo for 10 years.
自由が丘に10年住んでいます。
※さらに生まれ故郷も加えるといいかもしれません。
—
And I’m originally from Yamanashi Prefecture, the west of Tokyo.
山梨県出身です。
—
「originally」は「もともと」、「Prefecture」は「県」の意味。
外国人に対する自己紹介なら、「the west of Tokyo」と位置を教えてあげるのもいいですね。

4. 家族構成
I have elderly brother and sister.
私には兄と姉がいます。
※「elderly」とは「年上の」という形容詞です。英語では、「brother」「sister」だけだと、兄なのか弟なのか、姉なのか妹なのかを伝えることができません。ちなみに「年下の」は「younger」です。

ただし、「I have elderly brother and sister」と紹介はしましたが、私はこの「家族構成」を自己紹介に入れません。というのは40歳オーバーの独身の私なので、今さら兄弟姉妹を紹介するのは……ということがあります。結婚していない若い方ならOKですが。

なので、自分の家庭があると仮定して、私の希望を書いておきます(笑)。

「二人のかわいい娘がいます(I have two cute daughters)」

5. 趣味
In my free time, I like reading books like novels and business books, watching movies and taking photos.
My recent favorite movie is “Aristocrats” starring Mugi Kadowaki.
And I love drinking beer.
空いている時間に、本を読んだり、映画を見たり、写真を撮るのが好きです。本は小説やビジネス書を読みます。
最近のお気に入りの映画は門脇麦主演の『あのこは貴族』で、そしてビールが大好きです。
※「my hobby is …」を使うより、「In my free time, I like …ing」がよりナチュラルです。

●締めの言葉
Today, I’m glad to see you.
Thank you for listening!
Thanks everyone!
今日はお会いできてよかったです。聞いてくれてありがとうございました。どうぞよろしくです!
※「Thanks everyone」は「どうぞよろしく」のニュアンスです。

ところで、clubhouseは招待制で、もしclubhouseに登録したい方がいらっしゃいましたら、私はすこし招待枠をもっているので、コメント欄にでもお声がけください。

本日は岩田がお送りしました。

日本ではあまり指摘されない、英会話学習の超重要なポイント

今日のお題は、日本ではあまり指摘されない、英会話学習の超重要なポイント。

20:80ルールってご存知ですか?

結果の80%は、わずか20%の行動から来ている。

わかりにくいですが、簡単に言えば、「要点」を抑えれば、

少ない努力で結果が出やすい、と言うことです。

誤解を恐れずに言うならば。

逆を言えば、「要点」を抑えていないと、

何をやっても結果が出づらい。

じゃぁ、英語を本当にしゃべれるようになるための「要点」

ってなんなのか?

これだけやってれば、結果が出やすい、と言うものは?

英語学習における、20:80の20とは?

「大量のそこそこ理解できるInputです」

と言われてもピンとこないと思いますが、要は

「多読・多聴」です。

入校してまだ一ヶ月の生徒さんがいるのですが、

その方は、わずか1ヶ月で32チャプターもある教科書を終わらせてしまいました。

学校ではどうだったでしょう?

1冊の教科書を「詳細に和訳して」1年で・・・下手したら終わらなかったのではないでしょうか?

1ヶ月で1冊終わらせるのに重要なことは

「ある程度わかってればいいや」

で、先に進んでしまうことです。

暗記しないといけないんじゃないか?ここが理解できていないんじゃないか?

そうやって立ち止まりすぎないことがポイントです。

1冊をじっくりやるのも良いのですが、

10ヶ月それにかかったとしたら

1ヶ月に1冊80−90%わかっていればいいや、とどんどん終わらせて

10ヶ月後には10冊の教科書を終わらせている方と

大きな差がついていると思いませんか?

そして、実際大きな差がつきます。

日本人が英会話が苦手なのは、文法をやりまくったから

とかではなく、圧倒的に「Input 量」が足りていないからです。

日本人で10冊英語の本を読んだことがある方は、ほとんどいないと思っています。

結局「量」というのは、ものすごく実感しています。

第4回Phrasal Verbs特集 Getその2


こんにちは!

暖かくなって、春めいてきましたね〜🌸

 

GetのPhrasal Verbs、第2回目です。

今回も使えるPhasal Verbsを続々紹介していきます!

 


【Get over】

まず一つ目は、“get over”です!

 

“get over”にもたくさんの意味がありますが、ここでは「乗り越える」と言う意味を紹介します。これが、とても日本語っぽく使えて便利なんです。

 

まずは「(物理的に)乗り越える」ときのget overです。
これはわかりやすいですね。

 

[例1 (物理的に)乗り越える]

Getting over the hedge, the man was coming closer to me.
生け垣を乗り越えて、男は私に近づいてきました。

 

面白いのが、日本語と一緒で、「(困難などを)乗り越える」という使い方ができることです。

 

[例2 (困難などを)乗り越える]

I believe we can get over the difficulties.
私たちは、きっと困難を乗り越えることができると信じています。

 

もちろん、「(過去を)乗り越える」という使い方もできます。

 

[例3 (過去を)乗り越える]

I could get over the past sad memories through going to counseling.
カウンセリングに行くことで、過去の悲しい思い出を乗り越えることができました。

 

さらに、「(病気を)乗り越える」で、つまり「回復する」の意味があります。

 

[例4 (病気を)乗り越える→回復する]

I hope you get over the cold soon.
早く風邪が治るといいですね。

 

“get over ~”は総じて日本語と同じような「乗り越える」のニュアンスがあるんですね。

上の4例は辞書には別々の意味で載っていたりしますが、日本語の「乗り越える」を考えると自然に使えて便利な表現です。

 


【Get by】

次はGet byです。
これ、あまり聞き慣れないかもしれないですが、結構便利な表現です。

 

意味は、「(大変だけど)どうにかやっている」とか「なんとかやっている」みたいな感じです。

 

たとえば、久しぶりに会った知人に“How are you doing?”と聞かれた時、反射的に“Good”とか返すことが多いと思いますが、そうそう毎日”Good”でもなかったりしませんか?(自分はローテンンションなので特にそうです)

 

そんな時、“I’m just getting by”「(大変だけど)まあなんとかやってるよ」と答えると、ちょっとこなれた感じですね。

 

“just”の代わりに”barely”「かろうじて」を使うともっとシブい感じです。

 

[例5 (かろうじて)なんとかやっている]

I’m barely getting by.
辛うじてなんとかやっているよ。

 

発展形で、「get by on〜」なら、「〜でなんとかうまくやる」という表現も可能です。

 

[例6 〜でなんとかうまくやる]

I’m getting by on a small salary.
やっすい給料だけどなんとかやってるよ。

 

@@@余談@@@

自分がこの”get by”と言う表現を初めて知ったのは、Beck“The Golden Age”という曲の歌詞です。

サビの歌詞とメロディーがとても枯れていて、たまらなく好きな曲です。下に動画貼っておくのでよかったら聞いてみてください。

 

These days I barely get by.
I don’t even try.

最近は、辛うじてなんとかやっている
挑戦することすらしないけど

 

 

いい曲や。。

 


それではまた来週!

【3月21日「TOEIC L&R」試験を受けてきました@ベルサール新宿グランド】

こんばんは、岩田です。

3月21日にTOEIC L&R 試験を受けてきました。場所はベルサール新宿グランド。

以前も書きましたが、現在TOEIC試験は、新型コロナウイルスの影響により、受験人数を分散させるために、従来は午後の試験が、「午前の部」「午後の部」と、2回に分けてテストが実施されています。私が受けたのは午前の部。

ただ、その前に試験を受けるのが抽選になっていて、まずは当選をしなくてはなりません。

ところで、よく「英検1級合格」と「TOEIC900点以上取得」はどちらが難しいのかと聞かれるのですが、間違いなくTOEIC900点突破は、英検1級合格と比べてやさしい! と言えると思います。いわんや800点突破は!

なぜならば、

1. TOEIC L&R で問われるのは「リスニング&リーディング」という「受け身」の英語力

2. 覚える単語数が圧倒的に少ない

3. 問われている内容はそれほど難しくない

といったものです。ひとつずつ紹介していくと。

1. 問われるのは「リスニング&リーディング」という「受け身」の英語力

TOEIC L&R では、「スピーキング&ライティング」のような自分から発信する力は測られないということと、しかも問題は全マークシートというのが大きいです。

英検1級には「英作文」と、しかも二次試験はスピーキング能力が必要な面接試験があります。「能動的」な英語力も問われています。

2. 覚える単語数が圧倒的に少ない

TOEICはネガティブ単語・フレーズを覚える必要がありません。TOEICの世界は、理想の世界。出てくる会社の業績は右肩上がりでみんな仲良くて、倒産(bankruptcy)とか過労死(death from overwork)といったワードが出てきません。商品の欠陥に対するクレームの話くらいはありますが。なのでネガティブワードを覚える必要がありません。

3. 問われている内容はそれほど難しくない

たしかにPart 5、6の文法解釈と単語を求められる問題では、わからないものはわからないとなるけれど、特にPart. 7なんかの読解問題は、「時間をかけて読めば」理解できるものが多いです。
リーディングパートは75分、その時間内に100問解かねばならず、英語のレベルよりも時間配分の能力を問われています。TOEICに必要なのはスピードと集中力なのです。

というわけで、ぜひ次回こそは一緒にTOEICを受験しましょう😁

本日は岩田がお送りしました。

第三回Phrasal Verbs特集 Getその1


こんにちは!

 

引き続きPhrasal Verbs特集やっていきます。

今日のテーマはGetです。

 

Getもかなり多くのPhrasal Verbsが存在します。

地道に覚えていきましょう。


【Get on / Get off】

“Get on”“Get off”はそれぞれ「(乗り物に)乗る」「降りる」を意味します。

 

ただ、“Get on””Get off”を使うのは大きな乗り物の時です。

具体的にいうと電車、バス、飛行機などですね。

乗用車やタクシーの場合、次に紹介する”get in”と”get out of”となるので注意が必要です(後で説明します)

 

[例1]
Where can I get on the bus bound for Yokohama city hall?
横浜市役所行きのバスはどこで乗れますか?

 

[例2]
I dropped my earphones to the gap between the train and the platform when I get off the train.
電車を降りるときにホームと電車の隙間にイヤホンを落としてしまいました。

 

*皆様Bluetoothイヤホンの落下にはお気をつけください。。

 

<Get offのイメージと様々な意味>

“get off”には、「出発する」や「〜から離れる」「仕事が終わる/退社する」などの意味もあります。

 

[例3 出発する]
What time do you usually get off to school?
普段は何時に学校に行きますか。

 

[例4 〜から離れる]
Get off the shore soon! Tsunami is coming!
すぐに岸から離れて! 津波が来ています!

 

[例5 仕事が終わる]
I can’t wait to get off work. I’ll have a date with my girlfriend.
仕事が終わるのが待ちきれません。彼女とデートの予定があるんです。

 

“off”の基本のイメージは「〜から離れる」です。
“get”と組み合わせると「〜から離れる状態になる」という感じ。

 

「電車から降りる」は「乗っていた電車から離れる」イメージ。
「出発する」は「今いる場所から離れて出発する」イメージ。
「仕事から解放される」は「今日の仕事から離れて解放される」イメージで考えると腑に落ちるかなと思います。

 


【Get in / Get out of】

先ほどもお伝えした通り、乗用車やタクシーに乗る/降りる場合、”get in”と”get out of”を使います。
“get in”の方が日本語で言うときの「乗り込む」に近い感じですかね。

乗用車やタクシーのような、人が数人はいれば一杯の乗り物は「中に入り込む」感じで”in”と”out of”になるイメージです。

 

[例6]
Oh, I left my bag. Get in the car and wait for a while. I’ll be back soon.
あっ、カバンを忘ちゃった。車に乗って少し待っていて。すぐに戻るね。

 

[例7]
Put the car in park and get out of the car!
ギヤをパーキングに入れて、車から降りろ!

 

例7はアメリカ版の警察24時的な番組の警察のセリフです。
車を発進させて逃げるかもしれない飲酒運転の容疑者への呼びかけですが、その後、諦めて出てきた容疑者に向かって次のように警告します。

 

[例8]
Turn around. Get your hands out of your pockets.
後ろをむいて、ポケットを手から出しなさい。

 

“get out of”のもう一つの意味がわかりますね。
get A out of B”で、「AからBを出す」の意味も学べました!
一石二鳥ですね。

 


 

 

本日はGetのPhrasal Verbsについて説明しました。

それではまた来週!

【「シャドーイング用テキスト」として一番使っている本:『究極の英語学習法 はじめてのK/Hシステム』のススメ】

こんばんは、岩田です。

数ある英語教材の中で、「シャドーイング用テキスト」としてもっとも使っているのが、この『究極の英語学習法 はじめてのK/Hシステム』です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4757436173/

「K/H」とは同時通訳者の著者・国井信一さんと橋本敬子さんの頭文字です。

「シャドーイング」とは、テキストを見ずに英文音声を、少し後から聞こえた通りに発声していくトレーニング法のことで、常に後ろにくっつく「影 shadow」のイメージからこの名が付いています。

本書は、下記のプレゼン内容をシャドーイングで繰り返し声に出すことによって、基礎文法から英語のリズムまでを体得するといった内容。


1. Thank you, John, for your kind introduction.
ジョンさん、ご親切なご紹介をありがとうございます。

2. Good morning, everyone.
みなさん、おはようございます。

3. First of all, thank you for taking time out of your busy schedule to come to this meeting.
まず、お忙しい中、この会議にご出席いただき、ありがとうございます。

4. I would also like to thank John and his staff for all the preparation for this event.
またジョンさんとスタッフのみなさんにも、今回のイベントのためのもろもろの準備にお礼を申し上げたいと思います。

5. I am very happy to have this opportunity to talk to you today.
本日は、みなさんにお話しする機会を得られて大変うれしく思っています。

6. In my presentation, I am going to give you an overview of the new ordering system which will be implemented next year.
私のプレゼンテーションでは、来年導入される新しい発注システムの概要をご説明したいと思います。

7. The purpose of my presentation is to show you the great benefits and the exciting new possibilities that we will have with this system.
このプレゼンテーションの目的は、みなさんに、このシステムで得られる大きな利点とワクワクするような新しい可能性をお見せすることです。

8. I will try to make my presentation short, so that we can have a lot of time left for the Q and A session.
質疑応答にできるだけ時間が取れるように、プレゼンは短くするようにしたいと思います。

9. Please also feel free to ask questions anytime during my presentation.
また、プレゼンの間も、いつでも遠慮なく質問をしていただければと思います。

たった9つの文、時間でいえば1分10秒。

とはいえ、「今回は英文の内容を意識して音読」、「次は英語の音の強弱に意識して音読」、「その次は感情を込めて音読」、とテーマを変え、100%理解できるまでやり続けることを目的としています。

そもそもシャドーイングは数回やってOK! というものではなく、そして、多読多聴とも異なり、「同じ内容」を何十回、何百回と繰り返すことが必要です。
そういった点において、たった9つの文とはいえ、完璧にマスターするには決して少ない量ではないです。

しかも、この9つの文の流れは実際にプレゼンテーションを行う場合にも参考になります。

1. 紹介してくれた司会者へのお礼
2. 挨拶
3. 聴衆へのお礼
4. スタッフへのお礼
5. 嬉しさの表明
6. コンテンツの概要
7. プレゼンで達成したい目的
8. プレゼンと質疑応答の時間配分
9. 質問についてのルール

と、プレゼンを行う上で必要な要素が詰まっています。心からオススメする一冊です。

本日は岩田がお送りしました。

【第2回】Phrasal Verbs特集 Take②


こんにちは!

今日もPhrasal Verbs特集、やっていきましょう。

先週に続き、TakeのPhrasal Verbsを紹介していきます。

それでは早速行きましょう!

 


【(1)take up】

take upはたくさんの意味がありますが、ここでは代表的なものをピックアップして3つ取り上げますね。

 

<①取り上げる/持ち上げる>
これはわかりやすいと思います。
take(取って)up(上げる)→「取り上げる」ですね。

 

[例1]
The detective took up an alarm clock and examined it.
探偵は目覚まし時計を取り上げて調べた。

 

<②(趣味や仕事などを)始める>
take upには「趣味や仕事などを始める」という意味があります。
「自ら興味を持って始める」といったニュアンスを含んでいます。

 

[例2]
She has taken up swimming for her health.
彼女は健康のために水泳を始めた。

 

<③場所を占める/時間をとる>
この使い方結構見ます。
場所や時間を「とる」という意味ですね。

「多くの時間がかかる」「たくさんの場所を取る」といったニュアンスで使われることが多いです。そういったニュアンスを含まない場合は、単純に”take”のみで使われている印象です。

[例3]
A huge dining table took up most of the room.
巨大なダイニングテーブルがその部屋の大部分を占めていました。

 

[例4]
The meeting took up much time, so I didn’t have enough time to do the other tasks.
会議には多くの時間がかかったので、他の仕事をするのに十分な時間がありませんでした。

 


【(2)take down】

upときたら、次はdownですよね。
take downの意味を2つピックアップして紹介します。

 

<①降ろす/下げる>
これはtake upの①の意味の逆ですね。
downなので、高い所にあるものを取って「下げる・降ろす」の意味になります。

 

[例5]
Could you take down the file from the top of the shelf?
棚の上からファイルを降ろしていただけませんか?

 

<②書き留める/メモをとる>
簡単な内容をメモする時のニュアンスでtake downを使います。
write downやput downと同じ意味です。

 

[例6]
Please take down my phone number.
私の電話番号をメモしてください。

 


【(3)take in】

take inも多くの意味がありますが、“in”の「内側に入れる」的な意味を意識するとわかりやすいと思います。

 

<①中に連れて入る/中に取り込む>
“Take 人 in”の形の場合は「人を連れて入る」で”Take 物 in”の場合は「ものを取り込む」の意味になります。

 

[例7]
I’m tied up right now. Can you take the laundry in?
いま手が離せないの。洗濯物を取り込んでくれない?

 

 

<②理解する/(状況などを)飲み込む>
これは「頭の中に取り込む」的な意味です。
目の前の情報や状況を「取り(take)込む(in)」と考えるとわかりやすいでしょうか。

 

[例8]
He took in the situation soon and began to think about solution.
彼はすぐに状況を理解し、解決策について考え始めました。

 


【(3)take out】

inと来たのでoutもやりましょうか。。
だいぶ長くなってしまいましたがもう少しお付き合いください。

 

<①除外する/削除する/取り出す>
take inの真逆の意味ですね。
out(内側から外に出す)の意味がダイレクトに効いた使い方です。

 

[例9]
I thought he is taking out a gun when he tuck his hand in his jacket.
彼が上着に手を入れたとき、彼は銃を取り出していると思った。

 

<②(権利など)を獲得する>
take outには「(免許やローンの権利などを)手に入れる」といった意味もあります。
Phrasal Verbsは奥が深いですね〜。

 

[例10]
I managed to take out my drivers license.
なんとか運転免許証を取得することができました。

 


長くなりましたが、今日はtakeのPhrasal Verbsを4種類紹介しました!

まだまだたくさんの種類があり、紹介しきれませんでしたので、興味のある方は個別にお調べいただくことをお勧めします。

それではまた!

英会話学習の本質

日本人はどうしても

「知らない」

ということが気になってしまう人種です。

なので、例えば英語を聞いてちんぷんかんぷんだと

「単語を知らないからだ」

という風に考えます。

言葉が出てこないことも

「単語を知らないから」

「英語を話す時間が足りないから」

「文法をもっと勉強しないと」

と、知らないかったことを増やす方向で考えてしまいます。

ところが、どうしてTOEIC高得点、学生時代英語が得意だったはずの人まで

「話す」

となると、まるっきりダメ、ということが起こるのか?というと

「スピード」

です。

スピードが足らなすぎるので、英会話が上手くできないのです。

スピードとは、パッと英語の語順で単語を並べる「速さ」

相手のしゃべってることを瞬時に理解できる「速さ」

つまり、英語の「瞬発力」のことです。

この瞬発力・スピードさえ付ければ

たとえ中学レベルの文法と単語力でも

英会話は全然できてしまいます。

逆に、このスピードがないために

相手の言っているスピードで理解できない

長文のメールになると時間ばっかりかかって仕事にならない

言いたいことが出てこなくて、いつも「う〜・・・、あ〜・・・・」

となってしまう。

ということになるのです。

スピードをつけるために良い練習方法は間違いなく

シャドーイングなどの「音読」です。

学習の方向性自体が間違っていると

いっくら努力しても伸びない、ということになってしまいます。

実際の会話能力は

「知識」×「スピード」

です。

掛け算ですから、一方がゼロでは、答えもゼロ。

是非、「スピード」の重要性を認識してみてください!

本日は、Leonがお送りいたしました!

【『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開記念! あらためて今までのエヴァシリーズの有名セリフで英語を学ぶ】

こんばんは、岩田です。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』がついに本日より公開! 私は初日にさっそく「新宿バルト9」へ朝7時20分の回! に行ってきました。

感想は言いません(笑)。

で、行く前にNetflixで全26話+旧劇場版を再び観て予習しました。ところで、Netflixで素晴らしいのは英語字幕が付いていること。なのでこれを機会に「エヴァで英語を勉強」しよう! と。

Facebookの方のコラムで以前も紹介しましたが、新作公開ということで、あらためて有名なセリフをピックアップ!

アスカがシンジに対して言う「あんた、バカぁ?」には、これだけのパターンがありました。

「Are you an idiot?」
「Are you stupid?」
「What kind of idiot are you?」
「Don’t be an idiot!」
「What are you, an idiot?」


ほか、気になる単語や有名なフレーズを。

—
・「エヴァ初号機 Eva Unit 01」

・「使徒 Angel」

・「汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン Multipurpose Humanoid Decisive Weapon Artificial Human Evangelion」

・「特務機関ネルフ Special Agency NERV」

・「人類補完計画 The Human Instrumentality Project」

・「エヴァ暴走 Eva Berserk」

・「使徒、殲滅 Angel Annihilated」

・「逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ Don’t run away. Don’t run away. Don’t run away」by 碇シンジ

・「これが使徒迎撃専用要塞都市、第3新東京市 This is the fortress city built to counter and defeat the Angels. This is Tokyo-3」by 葛城ミサト

・「風呂は命の洗濯よ! The bath is life’s washing machine!」by 葛城ミサト

・「目標をセンターに入れてスイッチ…… Center the target, pull the trigger…」by 碇シンジ

・「あなたは死なないわ……私が守るもの You won’t die. Because I’ll protect you」by 綾波レイ

・「強いんだな、綾波は You sure are tough, Ayanami」by 碇シンジ

・「私には他に何もないもの I don’t have anything else」by 綾波レイ

・「ごめんなさい、こういうときどんな顔をすればいいのかわからないの I’m sorry…I don’t know how I should act at times like this」by 綾波レイ

・「笑えばいいと思うよ Smiling would be a good start」by 碇シンジ

・「碇君のにおいがする It smells like Shinji」by 綾波レイ

・「ねぇシンジ、キスしようか? Hey, Shinji. Want to kiss?」by 惣流・アスカ・ラングレー

・「ありがとう。感謝の言葉。初めての言葉 “Thank you.” Words of gratitude. The very first words」by 綾波レイ

・「あの人にも言ったことなかったのに Words I had never spoken before, not even to him…」by 綾波レイ

・「なぜここにいる? Why are you here?」by 碇ゲンドウ

・「僕は、僕はエヴァンゲリオン初号機のパイロット、碇シンジです! I…I’m the pilot of Evangelion Unit 01! I’m Shinji Ikari!」by 碇シンジ

・「情欲に溺れているほうが人間としてリアルだ You’re truer to the human condition when you indulge in carnal desires」by 加持リョウジ

・「嫌い! 嫌い! みんな嫌い! 大っ嫌い I hate you! I hate you! I hate all of you! I hate you all!」by 惣流・アスカ・ラングレー

・「オトナのキスよ That’s how grown-ups kiss」by 葛城ミサト

—

本日は岩田がお送りしました。

聞き流しの大切さ

最近強く感じているのが

「今まで我々の英語学習は間違っていたんじゃないか?」

 

その間違いとは、伝わりづらいのですが

「正確に訳して」

練習するというもの。

 

しかし、それって確実に「日本語」を介していますよね?

プラス、時間もかかるため、量をやることもできづらい。

さらに

「お勉強」

感が強くないでしょうか?

 

clubhouseのおかげで、外国人の集まるルームなどにも参加できるようになり

改めて、世界の人と話して思うのが、

 

「逐一考えずに、全体でなんとなく聞いて話す」大切さ。

 

みなさん、海外でもそうじゃないでしょうか?

わからないから「なーんとなくわかる」力をもっと駆使している。

 

このシックスセンスに近い力をもっと訓練すべきじゃないのか?

 

我々が英語苦手なのは、シックスセンスを磨くのに必要なスキル

「量」

が足りてない。

 

これに尽きる、と最近強く思います。

 

最低6割、できれば7、8割わかる題材

ジャンルを絞って何度も同じ単語を目にする、でもOK

 

この練習をメインに置いて(8割くらい)

あとは、単語覚えたり、文法学んだり、発音練習したり、音読練習でスムーズさなどを鍛える。

 

何かこう、もっとも大事なものをスキップしているが故に、英語がいつまでも話せない

ということが起こっているように思います。

 

今日はLEONがお送りしました!