比較8 比較を使った様々な表現 最上級編



こんにちは!

 

本日は比較の最終回です。
最上級を使った様々な表現を、3つ紹介します!

 


【the second (third, fourth, …) + 最上級】

 

最上級は、「最も〜な」という意味を表しますが、こちらは1番だけではなく、2(3、4…)番目に〜を表す方法です。

 

“the second (third, fourth, …) + 最上級”の意味は「2(3,4…)番目に〜」です。

“the”と最上級の間に”second (third, fourth, …) “など序数詞を挟めばOKです。

 

[例1]
Mt. Kitadake is the second highest mountain in Japan.
北岳は日本で2番目に高い山です。

 

[例2]
Brazil is the fifth largest country in the world.
ブラジルは世界で5番目に大きい国です。

 


【make the most(best) of ~】

“make the most of ~”「〜を最大限に活用する」という意味です。

 

[例3]
I think he can make the most of his experience for this task.
この仕事のために彼の経験を最大限に活用できると思います。

 

“make the best of~” でも同じような意味になりますが、こちらの方が切羽詰まっているニュアンスとなります。

 

[例4]
Let’s make the best of our time to meet the deadline.
締め切りに間に合わせるために、時間を最大限に活用しましょう。

 


【the last A + to不定詞】

 

“the last A + to不定詞”「最も〜しそうもないA」という意味です。

実は”last”は”late”の最上級なので、この機会に覚えておきましょう。

 

また、”late”は「時間が遅い」か「順番が遅い」かで2つの比較変化があります。

 

late – later –  latest 👉 時間が遅い
late – latter – last   👉 順番が遅い 

 

今回は「順番が遅い」の”last”ですので、「Aが最も〜しそうにない」となるわけです。例を見てみましょう。

 

[例5]
He is the last person to break his promise.
彼は、約束を破るような人じゃない。

 

ここでの”last”は、可能性が一番最後(要するに低い)ことを表します。

ですので「一番〜したくないA」という、ネガティブなニュアンスで使われることも多いです。

 

[例6]
A layoff is the last option to take.
解雇は一番選びたくない選択肢です。

 


 

今日は様々な最上級の表現について説明しました。

それではまた来週!