比較6 比較を使った様々な表現① 原級編



こんにちは!

 

比較は日常会話の中や、英語のビジネスメールなど、様々なシチュエーションで使われています。

今日からは、そのような比較を使った様々な表現について説明します!

本日は原級編です。

 


【as ~ as one can】

 

まずは“as ~ as one can”を紹介します。

意味は「できるだけ〜」で、この表現、特にメールなどでとても多用します!
まずは“as soon as ~”のパターンを見ていきましょう。

 

[例1]
We will respond you as soon as we can.
できるだけ早く対応させていただきます。

 

このように、”soon”を入れると「できるだけ早く〜します」と言う意味になります。

“as soon as possible”でも同じ意味になります。
メールなどでは“ASAP”と省略されて使われることもあります。

 

[例2]
Could you call me as soon as possible?
できるだけ早くお電話いただけませんか?

 

[例3]
Help me ASAP! I can’t login to the system.
できるだけ早く助けてください! システムにログインできません。

 

次に“as much as one can”のパターンを見ていきましょう。
こちらは「できるだけ頑張る」の意味になります。

 

[例4]
I’ll do as much as I can.
できる限りがんばります。

 

他にも、「できるだけ多くの〜」としたいのであれば“as many ~ as possible”とすればOKです。

 

[例5]
We should consider as many samples as possible.
できるだけ多くのサンプルを検討するべきです。

 

このように、“as ~ as one can (possible)”の形はとても応用が効く上、「できる限り頑張ってる感」を演出できるのでビジネス英語では必須とも言えます。覚えておいて損はないでしょう。

 


【not so much A as B】

 

“not so much A as B”「AというよりむしろB」と言う意味になります。

「AとB、両方当てはまるがどちらかというとB」を表します。

 

[例6]
He is not so much a guitarist as a musician.
彼は、ギタリストというより音楽家です。

 

これは”not so much as V”とは違うので注意してください。

こちらは「〜さえしない」の意味になります。

 

[例7]
He didn’t so much as wash the dishes.
彼は皿洗いすらしませんでした。

 


【might as well ~ (as …)】

 

“might as well ~ (as …)”は「…するくらいなら〜したほうがマシだ」という意味で、諦めのニュアンスが含まれています。

 

[例8]
We might as well go home and get some sleep as waste time here.
ここで時間を無駄にするよりは、家に帰って寝ていたほうがましだ。

 


 

今日は原級を使った様々な表現について説明しました。

それではまた次回!