こんばんは、岩田です。
2021年になり、「明治神宮」で今回もおみくじを引いてきました。
明治神宮のおみくじは吉凶を占うものではありません。
御祭神である明治天皇の御製(ぎょせい=天皇の作られた詩文・和歌)、昭憲皇太后の御歌(みうた=皇后・皇太后・皇太子などのよまれた和歌)が書かれている「大御心(おおみごころ)」と言われるものです。
以前は英語バージョンがあったのですが、今は日本語バージョンに英語も表記されています。
引いたのは、
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とき遅ひたがひはあれどつらぬかぬ
ことなきものは誠なりけり
(明治天皇)
物事をなし遂げるまでには、人によって早い遅いの違いはありますが、どんな時でも、誠実な心さえあれば、その志を貫き通すことができます。
誠から出発したことは、必ずなし遂げられます。どんなに巧みな手段方法でも、真実がなければ、成功は危ぶまれます。正直者が馬鹿をみるといいますが、最後の勝利は誠実にあるのです。
(誠実は最高の土台です)
Although some are slow
Still we will never fail
To reach our goal
If we hold within our hearts
Those thoughts of sincerity.
by Emperor Meiji
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上記の具体的な解説と英文は裏面に書いてあります。
・although S V SはVだけれど、
・still それでも
・never fail to… 「fail to…」は「…しそこなう」という意味で、それを強い否定のneverで否定することによって、「…しそこなうことは絶対にない→必ず…する」という意味になります
・reach one’s goal 目標を達成する
・hold… …をいだく
・sincerity 誠実、正直
2021年、「誠 sincerity」を胸に精進していきます……。