日別アーカイブ: 2020年10月12日

【オススメ書籍『見るだけで英語が話せるようになる なるほど! 英会話フレーズ』(重盛佳世・著/総合法令出版)】

こんにちは、岩田です。

数ある英語学習本の中で、著者の名前だけ見て買える、いわゆる「著者買い」できる本があります。それが重盛佳世さんの本たち。

何がいいかというと、

1. とにかく解説が丁寧
「この表現を知りたいのに!」とか、「これら表現のニュアンスの違いをもうちょっと説明してほしい」とか思っちゃう本が多いなか、重盛さんの本は本当にかゆいところに手が行き届いています。

2. それでいて本が分厚くない
丁寧に解説しているのですが、各ページに必要な情報は最低限に留めて、見やすさや、学習を継続できる量を重視しているところもグッときます。

3. コラムなどの内容が著者のイギリス留学&生活の実体験を描いているところ
お話も面白いですし、やっぱ、「実体験」が入ると説得力も増して、より頭にインプットできます。フレーズもただ網羅するのではなく、実生活で使えるもののみをピックアップしている感じです。

で、今回の『見るだけで英語が話せるようになる なるほど! 英会話フレーズ』。

「はじめに」で、

「そうした中(イギリス生活)で気づいたのが、彼らの表現力の豊かさです。ひとつのことを様々に言い換え、同じ表現は繰り返しません。後で知ったのですが、この『言い換え』を『パラフレーズ』といいます」

「本書では、日常でよく使う52のフレーズの言い換えを、図や表にしてわかりやすく解説しています」

と紹介されている通り、「こんにちは Hello」や「調子はどうですか? How are you?」「ありがとう Thank you」であったり、「好き I like you and I like it」「嬉しい happy」「おいしい It tastes good」などの言い換え表現が掲載されています。

ところで、私はインスタで日英投稿をやっていて、自分が英語表現で気をつけていることがあります。
それは「I から始まる文を多用しない」とかいくつかあるのですが、特に重視しているのが、「ひとつの投稿内で同じ表現を使わない」というやつです。

「感動した」でも、「xx inspires me」や「xx impresses me」「xx touches my heart」とか別の表現を使うようにしています。なのでまさに、このパラフレーズ集は求めていたものです。

今作も、重盛さんの「秘密のノート」シリーズやほかの書籍と同様、とっても細かやなつくりです。

とってもオススメの本です。