分詞構文その2 分詞構文の意味



こんにちは!

 

ちょっと前に暑かったのに、もう寒いですね。。
体調管理気をつけましょう!

 

さて、前回は分詞構文とは何かについて、ざっくり説明しました。
今週は分詞構文の意味について、説明します。

 


【分詞構文の意味1 時】

まずはよく使われる、時を表す分詞構文です。
「〜している時」「〜している間」の意味となり、When節やWhile節と言い換えが可能です。

 

(Driving to the University), I saw a friend of mine [walking down the street].
・・・・・・・・・・..//.(S)(V)   (O)

「学校へ車で向かっていると、友達が道を歩いているのが見えました」

 

これは、学校へ向かっている最中の出来事なので、While節と言い換え可能です。

 

Driving to the University, I saw a friend of mine walking down the street.
=While I was driving to the University, I saw a friend of mine walking down the street.

下の文を見てもらえれば分かりますが、下の文の”While I was”の部分は後ろの主節をみれば分かるので省略しているわけですね。

 

ちなみに主節の[walking down the street]は、前の名詞句”a friend of mine”を修飾しています。分詞の形容詞的な用法ですね。

 


【分詞構文の意味2 原因・理由】

原因や理由の意味になる場合、AsやBecause、Sinceなどと言い換え可能です。
「〜なので」「〜だから」のような意味になります。

 

(Being very tall), he hit his head (on the low ceiling of the basement).
・・・・・・/・(S)(V) (O)

「彼はとても背が高かったので、地下室の低い天井に頭をぶつけてしまった。」

 

Being very tall, he hit his head on the low ceiling of the basement.
=As he was very tall, he hit his head on the low ceiling of the basement.

これも下の文の”As he was”を”Being”一言で表したような形ですね

 

Being(もしくはHaving been)から始まる分詞構文は、普通この意味になります。

 


【分詞構文の意味3 付帯状況】

「付帯状況」と聞くと、その聴き慣れなさに拒否反応😨を起こす人もいるかもしれません。でも実はとても簡単です。

要するに「同じ時、状況で起こっている」ということです。

 

たとえば、「昨日はベットで横になり、お菓子食べながら、youtube見ていた」という場合、「お菓子を食べている」と「youtubeを見ている」は「ベットに横になる」と同じ時、同じ状況で起きているわけですね。

 

I was lying (on the bed), (eating snacks), (watching videos on youtube).
(S) (V)

「昨日はベットで横になり、お菓子食べながら、youtube見ていた」

 

それにしても怠惰な文章ですね。。
私の休日は大体こんな感じです。。

 


 

今日は分詞構文の様々な意味について説明しました。
しかし、今日挙げた例はどれも主節の主語と分詞構文の主語が同じでしたね。
たとえばさっきの例なら、ベットに横になるのも、お菓子を食べるのも、youtube見るのも主語は”I”、「私」です。

 

なので、次回は分詞構文中の主語が主節と異なる場合を説明したいと思います。
あと、分詞構文と主節の間に時制のズレが発生する場合も説明します。

 

それではまた!