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こんにちは!
前回は現在分詞について説明しました。
今日は、動詞を過去分詞形にして、名詞にくっつけることで形容詞の役割をする「過去分詞」を解説します。
【現在分詞の復習】
過去分詞の前に、前回の現在分詞をささっと復習します。
現在分詞は、動詞をing形にすることで、形容詞の役割を持たせることができました。
意味は名詞〇〇にくっついて「〜している〇〇」でしたね。
「寝ている猫」なら”a sleeping cat”でしたね。
一語で修飾できるときは前から修飾します。
I took a picture [of a sleeping cat].
(S)(V) (O)
「ネズミを追いかけている猫」なら、2語以上なので後ろから修飾して、”A cat chasing a mouse”ですね。
I saw a cat chasing a mouse!
(S)(V) (O)
「猫がネズミを追いかけているのを見ました!」
※現代では猫がネズミを追っかけているのを見るのはなかなかレアかもしれません。。
【過去分詞の用法】
たとえば、「私の盗まれた財布が見つかった」という文を書きたいとします。
主語は「私の盗まれた財布」ですね。
「盗む」”steal”を過去分詞にして財布”wallet”にくっつけて”My stolen wallet“にします。
My stolen wallet has found.
・・・(S) (V)
「私の盗まれた財布が見つかった」
こんな感じで、動詞を過去分詞形にして名詞にくっつければ、名詞〇〇を修飾して「〜された〇〇」という意味になるわけですね。
【修飾部が2語以上になる場合】
前回の現在分詞同様、2語以上になる場合は前からではなく後ろから修飾します。
The book [written by the rookie author] became a million seller.
・・(S) (V) (C)
「その新人作家の書いた本(書かれた本)はミリオンセラーになった」
The scenery [seen from the windows of this room] was superb.
・・(S) (V) (C)
「この部屋の窓から見た景色(見えた景色)は最高でした」
品詞分解の際は、[ ]で形容詞句を括ります。
形容詞句がなんなのかわからない方はこちらのブログをご覧ください。
今日は形容詞として働く過去分詞を解説しました。
それではまた!