日別アーカイブ: 2020年8月11日

恥かきビジネス英語 (7)

こんにちは、M.Mです。

 

本日は、

日本人の「恥かきビジネス英語」第7弾

をお送り致します。

 

 

「文法は合っているけど、ニュアンスはどうなの?」

 

「日常会話では大丈夫かもしれないけど、

ビジネスでは本当に大丈夫かなぁ?」

 

という英語表現って、

意外に多いですよね。

 

 

本日は、

そのような普段何気なく使っているけど

ビジネスでは少し不適切という表現を

ご紹介致します。

 

 

1. 「お元気ですか?
 How are you?

 How are things?

 

もちろん、

How are you?」は、正しいのですが、

直接的に個人に関すること、

具体的には

精神面、健康面、感情面などを質問しているので、

ビジネスではあまり好まれません。

 

How are things?」は、

個人的なことではなく、

周囲での出来事やビジネスの状況などに

重点を置いた質問ですので、

こちらのほうがふさわしいです。

 

How are things going?」でも良いです。

 

 

2. 「いくらですか?

  How much is it?

    What does it come to?

 

How much is it?」は、

非常に直接的で無礼で、

配慮が足りない印象を与えます。

 

しかし、

What does it come to?」は、

合計で・・・になりますか?

という意味ですので、

日本語で考えても、

こちらのほうが適切なのは一目稜線です。

 

 

3. 「・・・のことを知っていますか?
     Do you know about・・・?

     Have you heard about・・・?

 

Do you know・・・?」は、

単純に知識があるかどうかを尋ねていますので、

少々、馬鹿にした質問に聞こえます。

 

一方、

Have you heard about・・・?」は、

・・・について聞いたことはありますか?

ですので、

相手は気分を害さずに

返答してくれると思います。

 

 

4. 「その通りです。

  That’s clear.

 That makes good sense.

 

正直、どうして日本人は、

That’s clear.」と、

よく言ってしまうのか分かりませんが、

こちらの答え方は中性的で、

ポジティブにもネガティブにも

受け取られてしまいます。

相手にとっては、

返答した側を

冷たい人間だなぁ”と感じるでしょう。

 

しかし、

That makes good sense.」は、

よりポジティブで、肯定的な響きがあります。

相手の発言内容や説明の仕方がとても良いと

褒めているニュアンス

含まれますので、好印象です。

そして、

相手もポジティブに反応してしくれるでしょう。

 

 

5. 「自分が理解しているか分かりません。
      I’m not sure I understand.

 Let me make sure I understand you.

 

I’m not sure I understand.」は、

ビジネス英語で避けるべき否定文ですので、

ネガティブな印象です。

また、

単純に自身が理解できていない

主張しているだけになります。

 

しかし、

Let make sure I understand you.」は、

肯定文ですので、

ネガティブな印象はもちろんありませんし、

コミュニケーション上、

もっと真剣に、

そして、相手を気遣って、

理解度を高めようとしている志を感じます。

 

他にも

Let me check my understanding.」も

良い表現です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

普段、何気なく使っている英語表現ですが、

実は無礼だったり、

ニュアンスが想像と違っていたりしたと思います。

 

普段、よく使う言葉だからこそ、

しっかり奥深く学習しておくことで、

事前にハプニングを避ける事に繋がると思います。

 

 

本日は、M.Mがお送り致しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。