日別アーカイブ: 2020年7月14日

恥かきビジネス英語 (6)

こんにちは、M.Mです。

 

以前からご好評いただいております

日本人の「恥かきビジネス英語」第6

を今回はお送り致します。

 

文法は正しいでも

ビジネス場面で

適切なのか分からない事ってありますよね?!

 

今回は、

誰かに助けてもらいたい時、

そして

疑問に思った時の質問の仕方について、

ご紹介・解説いたします。

 

 

1.「どうしてですか!?

 

      Why?

   Why is that?

 

 Why?」は、

子供が初めて口にする類いの質問です。

ぶっきらぼうでシンプル過ぎるため、

成人が使うのに不適切です。

 

そこで、3にし、

Why is that?

と質問するだけで、

思慮深く大人らく、

充分ビジネスにも対応できる表現になります。

 

 

2.「どうしてか教えてもらえますか?!

 

  Can you tell me why?

         Can you give me your reasons?

 

 

Can you tell me why?」は、

これは、単純に

なぜ?!

と尋ねているに過ぎません。

論理的な道筋を求めているように感じさせます。

 

一方、

Can you give me your reasons?」は、

論理的で明確な理由

相手に尋ねている事になりますので、

よりビジネスライクな表現です。

 

 

 

3.「手伝ってもらえますか?!

 

   Can you help me?

   I’d really appreciate your help with this.

 

Can you help me?」は、

子どもっぽい言い方ですね()

 

しかし、

I’d really appreciate your help with this.」は、

言うまでもなく、大変丁寧な言い方で、

日本語で考えても分かりやすい礼儀です。

 

また、

wouldを使用する事で、

仮定のニュアンスを入れており、

直接的で無礼でないので、

とても礼儀正しいです。

 

他にも、

Your help would be greatly appreciated.

主語を物に置き換えた表現もあります。

この場合は、受動態ですので、更に丁寧です。

 

Business emailでは、

極力、

「人物」を使用しないようにし、

受動態で表現するのがルールですし、

 

特に「 I (私は)」は、

文頭では絶対に使ってはいけないルールがあります。

ですから、主語にした表現も覚えておくようにしましょう!!

 

 

 

4. 「これを私のためにやってもらえますか?!

 

        Can you do this for me?

    Can I get you to do this for me?

 

 

これは、主語が違う表現です。

日本語と同じで、特に疑問文の場合、

自分自身を

主語にしたほうが謙虚さを感じます。

 

一方、

相手を主語にすると偉そうですよね…(苦笑)

 

他には、

Can I get your help with this.

も、良い表現です。

 

 

 

5.「アドレスをもらえますか?!

 

      Can you give me some advice?

      Can you give me your input?

 

advice」は、

どんな状況でも使える日常的な語です。

ビジネスの場では、

input(アドバイスや情報などの提供)

のうほうが適しています。

 

また、

信頼の意を表して質問をしている

というニュアンスが

input」には含まれていますので、

適していると言えます。

 

先にも述べましたが、

主語を自分自身にするほうが

ビジネスではより良い表現になりますので、

I’d like to get your input.

は、更に良いでしょう。

 

 

いかがでしたでしょうか!?

今回も少しでも

皆さんのビジネス英語の

brush-upのお手伝いができていたら、

とても嬉しいです。

 

それでは、

本日も最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。

M.Mがお送り致しました。