【韓国ドラマ『愛の不時着』のセリフで英語の勉強】


こんにちは、岩田です。

Netflixの視聴ランキングで数カ月に渡ってTOP10にランクインし続けている韓国ドラマ『愛の不時着』と『梨泰院(イテウォン)クラス』。

『梨泰院(イテウォン)クラス』は、日本で言えば六本木?! みたいな韓国の梨泰院の街で、飲食店を起業した主人公が店を韓国一にする夢を掲げて奮闘する物語で、私は内容的にはビジネスで役立つ話も織り込まれている『梨泰院(イテウォン)クラス』の方が好みです。

でも、『愛の不時着』も最高の作品です。

ところで、パソコン上のGoogle Chromeの拡張機能で「Netflix 同時字幕で英語学習」というのがあり、それをインストールすると、日本語字幕と英語字幕を同時に表示できます。私はこれで普段、海外の映画やドラマを観ています。『愛の不時着』も『梨泰院クラス』もこの同時字幕をオンにして観ていました。

『愛の不時着』は、突風によるパラグライダーの事故で、北朝鮮に不時着した韓国の財閥令嬢ユン・セリと、彼女をかくまっているうちに恋に落ちる北朝鮮の将校リ・ジョンヒョクとの恋愛ストーリーです。

英語タイトルは「Crash Landing on You」。

『梨泰院クラス』はWヒロインの美しいスアとだんだん可愛くみえるイソを見るのも楽しみでしたが、『愛の不時着』は主役のリ・ジョンヒョク! あのカッコよさにはオトコの自分も惚れてしまいます! 笑

そして、ヒロイン、ユン・セリの強さもあるところが魅力のひとつです。そんなユン・セリの強さを垣間見えるシーンのセリフをピックアップ。

ユン・セリがいじめられている子どもを見かけて、その子どもにアドバイスするシーンです。


(ユン・セリ)
Why did you let them beat you up?
なぜ殴られても何もしないの?

You need to fight back so that they won’t look down on you.
死ぬ気でやり返さなきゃ。

(子ども)
I heard I should be good to my friends.
友達とは仲よくしなさいって。

(ユン・セリ)
Who told you that?
誰が?

(子ども)
My father.
お父さんが。

(ユン・セリ)
Your father is a great man.
立派なお父さんね。

But
でもね

the world isn’t a flower field.
世の中はそんなに美しくないわ。

You shouldn’t be good to people who beat you up.
いじめっ子とは仲よくなれない。

Those who throw punches don’t know how much it hurts.
殴る人は反省を知らないの。

Only those who take punches do.
殴られても痛いだけ。

If someone tries to harass you, throw a punch first.
だから殴られそうになったら先にパンチを食らわせなさい。

「世の中はそんなに美しくないわ the world isn’t a flower field」で「flower field」が使われているのが面白いですね。日本語でいう、まさに「お花畑」ですね。

『愛の不時着』はただの恋愛モノではありません。韓国と北朝鮮の暮らしぶりの違いも知ることができますし、脇をかためる役者たちがひとりもイマイチな人がいません。

『愛の不時着』も『梨泰院クラス』も絶対観てほしい作品たちです。