こんにちは、岩田です。
今日もTOEICのPart 2「Question-Response 応答問題」の解き方を解説します。
Part 2の問題数は、リスニングパート100問中の25問(Q7からQ31まで)。
Part 2 の質問タイプは下記のタイプに分けられます。
1. WH疑問文
2. Yes-No疑問文
3. 平叙文
4. 否定疑問文
5. 付加疑問文
6. 選択疑問文
本日も2の解説で、「Yes-No疑問文」は何かと言うと、
「Is this…?」 「Do you…?」 「Have you…?」など、
YesかNoで答えられるタイプの問題です。
ただし、今日は「応用編」です。
『公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5』から例を挙げます。
—
Did the furniture shipment go out this morning?
(A) A one-week sale.
(B) It looks nice in this room.
(C) Shipments are always in the afternoon.
—
日本語訳は、
—
Did the furniture shipment go out this morning?
その家具の出荷は今朝出ましたか?
(A) A one-week sale.
1週間のセールです。
(B) It looks nice in this room.
それはこの部屋に合います。
(C) Shipments are always in the afternoon.
出荷はいつも午後です。
—
こちらの問題は「Shipments are always in the afternoon 出荷はいつも午後です」と答えている(C)が正解です。
「その家具の出荷は今朝出ましたか?」の答えとして「No」なのですが、「No」とは言わずに、「出荷はいつも午後です(だからその家具の出荷は今朝出ていません)」と答えている(C)が正解のパターンです。
前回は「Yes」「No」と答えている選択肢が正解でしたが、今回のように選択肢に「Yes」「No」がなく、「直接答えを言わないケースに注意!」です。
他のポイントとして、
「(B)それはこの部屋に合います」のように、質問にある単語「furniture」だけが聞こえたら答えてしまいそうな、「furniture」から連想されるようなフレーズにダマされないように。
また、「選択肢に質問文と同じ単語が使われていたら、ひっかけ問題なので不正解」といった攻略ポイントを聞いたことがあるかもしれませんが、今回のように質問文と正解の選択肢に同じ単語「shipment」が使われるケースもあります。あまりテクニックに頼らないようにしましょう。
本日は岩田がお送りしました。