日別アーカイブ: 2020年6月8日

【「Yes-No疑問文の解き方」—TOEIC L&R Par2 攻略その2】

こんにちは、岩田です。

今日もTOEICのPart 2「Question-Response 応答問題」の解き方を解説します。

Part 2の問題数は、リスニングパート100問中の25問(Q7からQ31まで)。

Part 2 の質問タイプは下記のタイプに分けられます。

1. WH疑問文
2. Yes-No疑問文
3. 平叙文
4. 否定疑問文
5. 付加疑問文
6. 選択疑問文

本日は2の解説で、「Yes-No疑問文」は何かと言うと、

「Is this…?」 「Do you…?」 「Have you…?」など、
YesかNoで答えられるタイプの問題です。

『公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5』から例を挙げると、

Is this jacket made of leather?

(A) No, but this one over here is.
(B) Sure, if my manager agrees.
(C) You should wear a jacket.

といった問題です。

日本語訳は、

Is this jacket made of leather?
このジャケットは革製ですか。

(A) No, but this one over here is.
いいえ、でもこちらにある1着はそうです。
(B) Sure, if my manager agrees.
もちろんです、マネージャーが同意すれば。
(C) You should wear a jacket.
ジャケットを着用すべきです。

こちらの問題は「No いいえ」と答えている(A)が答えです。
たとえ、「No」以下の「but this one over here is (made of leather) でもこちらにある1着はそう(革のジャケット)です」が聞き取れなかったとしても、「革製ですか?」→「(A)No いいえ違います」と、答えを導き出せます。

ポイントとしては、今回は「No」と答えていますが、「It’s made of wool」のような解答のケースもあります。必ずしも「Yes」「No」がつくとは限りません。

さらにもうひとつのポイントとして、
(C)のように、質問にある同じ単語「jacket」が入っているケースがあります。「何となくこれが正解かな」と思わせるひっかけ問題です。ここは文全体を集中して聞く必要があります。

そして、前回も紹介しましたが、常に「消去法」でも解けることも意識してください。
答えの(A)が聞き取れなかったとしても、(B) と (C) が確実に違うとわかれば、「じゃあ答えは(A)だ」、と答えを導き出せます。

TOEICは全マークシートなので、この「消去法」は大事です。

本日は岩田がお送りしました。