メインの節とサブの節をつなぐ「従位接続詞」


こんにちは!Shotaです✋

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前回の等位接続詞は節、句、語どうしを名前の通り“等しく”つなぐ接続詞でした。
今回の従位接続詞は節どうし主従をつけてつなぐ接続詞です。


【従位接続詞とは】

まずは例文を見ていきましょう。

(When I was a high school student), I was playing guitar (in a band).
・・(S) (V)        (O)              (S)    (V)          (O)
私は高校生の時、バンドでギターを弾いていた。

太字になっているWhenが従位接続詞です。
ここで(S)(V)のかたまりが2つあることに注目してください。
前回説明した通り、それぞれの(S)(V)を含むかたまりのことを「節」と言います。

一つ目の節は” When I was a high school student”で、”When”が従位接続詞です。
このような従位接続詞のついた節はサブの節で、従属節といいます。
上記の例文内では従属節はメインの節全体を修飾する副詞として働いているので(カッコ)で括っています。
後ろの節”I was playing guitar in a band”がメインの節で、主節といいます。

Whenのついた従属節はあくまでも「時」に関する付加情報です。
主節の”I was playing guitar in a band”では、過去にバンドでギターを弾いていたことがわかりますが、過去のいつの時期なのか明示していません。
そこを補足するために従位接続詞Whenを使いサブの節をくっつけて、説明しているイメージです。主節はメイン、従属節はおまけです。


【主節と従属節の見分け方】

従属節はサブの節なので、従属節だけだと意味が成り立ちません。
上の例だと”When I was a high school student”「私が高校生のとき」だけでは文として変ですよね。もし上の節だけ言われたら(高校生の時…何があったの!?)って思いますよね。

しかし、主節はそれだけで意味が成り立ちます。
”I was playing guitar in a band”「私はバンドでギターを弾いていた」だけでも文は変じゃ無いですよね。

どっちが主節かわからなくなったら、その節だけで意味が通じるか考えるといいと思います。


【主節が前に来る場合】

さて上の例では従属節と主節の間に,(カンマ)が入っていますが、
主節が前の時は,(カンマ)は無くなります。

I turned down his offer (because I was (so) tired (at that time)).
(S)      (V)         (O)                (S) (V)        (C)
その時すごく疲れていたので、彼の申し出を断った。

ここでは、従位接続詞because「~なので」が使われています。
よく使われる従位接続詞としては他にif「もし~ならば」があります。

If you have any questions, please raise your hand.
(S)   (V)       (O)                      (V)     (O)
ご質問があるようでしたら、挙手をお願いいたします。


ちょっとややこしいですが、たくさん音読をして感覚をつかみましょう。