こんにちは!Shotaです。
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さて、本日は助動詞の最初の項でちらっと説明しました、「助動詞相当」について説明します。助動詞相当とは、助動詞のような意味を持つけれど助動詞ではないものです。まずは助動詞の2つのルールについておさらいしましょう。
【ルール1】“助動詞の後ろの動詞は必ず原型”
【ルール2】“助動詞を2つ続けて使用してはいけない”
でしたね。「【ルール2】“助動詞を2つ続けて使用してはいけない”」があるため、助動詞を2つ使いたい時は、助動詞の代わりに助動詞相当を使うことが必要になります。
例をあげましょう。
「彼はすぐに泳げるようになるでしょう。」という意味の文を作ります。
×He will can swim (soon).
/(S) (助)(助)(V)
一つの文に助動詞でwiiとcanが入っています。
このように一文に助動詞を2つ使ってはいけません。
canを同じ意味「~できる」を持つ助動詞相当be able toにします。
〇He will be able to swim (soon).
・(S) (助) (V)
be able toの“be”はbe動詞の原形で、am, is, areすべて原型はbeです。
「【ルール1】”助動詞の後ろの動詞は必ず原型”」なので、助動詞willの後ろはbeのまま使います。また、「助動詞+助動詞相当」は品詞分解では一つの助動詞として扱います。
助動詞を2つ使いたい時ではなくても、以下のように使用できます。
その場合beは主語に合わせて変えます。
Tom is able to play guitar.
(S) (助) (V) (O)
トムはギターを弾くことができる。
さて、否定文と疑問文の作り方ですが、基本的にbe動詞とやり方は一緒です。つまり否定文は「be動詞の後ろにnot」、疑問文は「主語Sとbe動詞を入れ替え」。これだけです。
☆否定文
Tom is not able to play guitar.
(S) (助) (V) (O)
トムはギターを弾くことができない。
☆疑問文
Is Tom able to play guitar?
・(S) (助) (V) (O)
トムはギターを弾くことができますか?
使い方がわかったところで、他の種類の助動詞相当について説明して行きます。
【be going to】
“be going to”は未来のwill(~するだろう)に近い意味を持つ助動詞相当です。否定文と疑問文の作り方はbe able toと同じなので、例文の否定文と疑問文を作ってみてください。
I‘m going to study (abroad) (from August).
(S) (助) (V)
私は8月から語学留学する予定だ。
【have to】
“have to”は、義務のmust(~しなくてはいけない)に近い意味を持つ助動詞相当です。
I have to go to the dentist (today).
(S) (助) (V) (O)
私は今日歯医者に行かなくてはいけない。
“have to”は、主語が三人称単数の時は、”has to”に変わります。
He has to study (hard).
(S) (助) (V)
彼は一生懸命勉強しないといけない。
否定文・疑問文は一般動詞と同じ作り方になりますが、mustの否定文の意味は禁止(~してはいけない)だったのに対し、have toでは(~しなくてもよい)になっているので注意が必要です。
☆否定文
I don’t have to go to the dentist (today).
(S) (助) (V) (O)
私は今日歯医者に行かなくてもよい。
☆疑問文
Do I have to go to the dentist (today)?
・(S) (助) (V) (O)
私は今日歯医者に行かなくてはいけませんか?
長くなりましたが、ここまでで助動詞・助動詞相当はおしまいです。
助動詞が使いこなせるようになると、作れる文章の幅がぐんと広がります。積極的に使うことが大事なので、それぞれの助動詞を用いて文章を作ってみると、いい練習になるのではないでしょうか。
それではまた来週!Stay homeで良いGWをお過ごしください!