🙆‍♂️助動詞に必須の2つのルール🙅‍♀️


こんにちは!Shotaです。

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一人一人の協力で、早くコロナが収束するよう、頑張りましょう!

 

では本日の文法ブログです。
今日からは助動詞に入ります。

助動詞は複数回に分けてお送りしますが、
今回は初回なので「助動詞の基本ルール」についてお送りします。
しかしその前に、そもそも助動詞とは何かについて説明します。

 

【助動詞とは】

助動詞はそのまま、「動詞」「助ける」機能を持ちます。
普通の動詞に意味を付け加えて、より高度な表現を可能にします。

例えば、”I play guitar”「私はギターを弾く」という文に
can(~できる)という助動詞を使うと、以下の様な文が作れます。

/I can play guitar. 私はギターを弾くことができる。
(S) (助) (V)  (O)

「~できる」という、能力の意味が追加されました。
このように助動詞は動詞Vの前に入れます。
また、品詞分解するときは下線を引いて(助)と書いておきます。

 

【助動詞のルール】

さて、助動詞を使う時の大事なルールが2つあります。それは
【ルール1】“助動詞の後ろの動詞は必ず原型”
【ルール2】“助動詞を2つ続けて使用してはいけない”
というルールです。

 

【ルール1】“助動詞の後ろの動詞は必ず原型”

例えば前回やった3人称単数の文では、下の例のように動詞にsが付きましたね。

She cooks Italian food. 彼女はイタリア料理を作る。
(S)  (V)   (O)

この文に助動詞canを付けると、動詞のsが付かず原型になります。
She can cook Italian food. 彼女はイタリア料理を作ることができる。
(S) (助)  (V)   (O)

3人称単数のsだけでなく、過去形や過去分詞(~ed)、現在分詞(~ing)などの動詞の変化に関しても同様です。“助動詞の後ろの動詞は必ず原型”を忘れないように気を付けてください。

 

【ルール2】“助動詞を2つ続けて使用してはいけない”

助動詞を2つ続けて使用することはできません。
例えば、未来を表す助動詞will(~だろう)とcan(~できる)を両方使って、「彼はうまく泳ぐことができるようになるだろう」という文が作りたいとします。
その場合、以下の様な文はNGです。

❌🙅‍♂️ He will can swim (well).🙅‍♀️❌
・・・(S) (助) (助) (V)

助動詞が2つ重なってしまっています。こういう文はルール違反なので作れません。
じゃあどうするかというと「助動詞相当」という、「助動詞の意味を持っているけど助動詞ではないもの」を使い、以下のようにします。(ここではcanの代わりに助動詞相当、be able toを使っています)

⭕️🙆‍♂️He will be able to swim (well).🙆‍♀️⭕️
・・・(S)   (助)    (V)

助動詞相当については後の項で説明しますが、取り敢えずここでは“助動詞を2つ続けて使用してはいけない”というルールがあることを理解してください。

 

【助動詞の否定文・疑問文】

さて、助動詞の文の否定文/疑問文の作り方も見ていきましょう。

☆否定文

否定文では助動詞の後ろにnotを付けます。
can notはcan’tやcannotと略されることが多いです。

She can’t cook Italian food. 彼女はイタリア料理を作ることができない。
(S)  (助) (V)   (O)

☆疑問文

疑問文では助動詞と主語の位置を入れ替えます。

Can she cook Italian food? 彼女はイタリア料理を作ることができますか?
(助) (S)  (V)   (O)

 

ここまで、助動詞のルールと肯定文・否定文・疑問文の作り方を学びました。
次回以降は各助動詞について説明します。

それではまた!👋