こんにちは!
本日はLeonがお送りいたします。
学生時代、僕の専攻は東洋哲学科でした。
ちなみに、専攻は英語で major
My major was Eastern Philosophy.
でもいいですし、
I majored in Eastern Philosophy
でも大丈夫です。
そのときに、僕の行く末を心配して先輩が本をくれました。
「現代人のための仏教 平川彰」
ちなみに、その先輩は仏教関連の本などを古本屋で買いあさっていましたが
とても仏の心とは程遠い、血の気の多いキレやすい男でした・・・
なんてことはともかく、この本、いったい何度挫折してきたことか。
10回くらい読んで、毎回匙を投げてしまっていたのですが
39才にして久々に読んでみると、全部は理解できませんが
確かに面白いです。
その中から、英語学習もそうだな、と思ったものがあります。
解釈は間違っているかもしれませんが、そこは悪しからず。
ってのもなんですが、
般若心経ってご存知でしょうか?
有名なフレーズ(?)が
色即是空 空即是色
ものすごく大雑把に言うと
色 = 目に見えるもの、文字にできるもの
空 = 移ろいゆくもの、文字でとらえられない現実のありのままの世界
これらは即ち不可分である、と。
英語学習に例えたとき、目に見えるものとは
「知識」
ではないでしょうか。
いろんな単語や、文法を文字などを「知識」として頭に入れます。
しかし、それだとあくまで、死んだただの「文字」です。
これを本当に生きたものとして、人と交わして意味を持つには
文字から離れて、言葉にして相手に伝えるわけです。
言葉にすると、それは一瞬で消えてしまいます。
ニュアンスや感情、その場の空気など、
そういったものが刹那的に発せられ、相手に理解され
そして消えるのです。
一瞬すぎて、文字や言葉にできるものではありません。
たとえ録音しても、それは発話そのものではないのです。
あくまで言葉は「空」
とらえられないものです。
そこには、目には見えない何か、がないと相手に通じません。
目に見えないものはなんでしょう?
それすなわち、「感情」ではないでしょうか?
紙に書いてあるただの文字を、感情に載せると相手に伝わる。
でも、じゃぁ、感情だけでいいのか?と言うと
紙に書かれたものも、「理解」していないとそもそも発話できない。
・・・・フィーリングだけで押し切ろうとしてもダメだし
頭でっかちでフィーリングがないのもダメだよ、英会話は・・・
色即是空 空即是色
って、ちょっと強引ですかね?強引か。
でも、大切なことだと思いました。
本日はLeonがお送りしました。