うちの教室も6年目となり
思えばいろんな外国人講師も来ました。
僕が苦労したこと
その1つが思い出すと・・・
「音読の重要性を心より理解してくれない」
これでした。
アメリカ人など、もともと英語しゃべれる人ならまだわかるんです。
実際、外国語すごく真面目にやったことなかったりしますから。
英語に関しては最初からしゃべれたわけですし。
ところが、そうでない
英語圏以外のノンネイティブ環境で育ち、そこから英語上手くなった人
そんな彼らまで
「音読の重要性」
を認識させるのはとても苦労しました。
言えば、口ではわかるのです。
でも、そこまで重点を置いてるようには見えません。
心っから納得していないのはわかるのです。
じゃぁ、どんな理論でいるのか、と言うと
例えばこんなものがとても人気です(日本語学習者向け人気サイト)
1万時間、とにかく聞け!寝てる間も日本語かけてろ!
と言うもので(ちょっと極端だとは感じますが)
それなら18ヵ月で日本語ペラペラになれるぞ!(ネイティブとは言わないけど)
こうして振り返ると、各国の英語上手くなった教師に共通するのは
「量」
やり方のアプローチは色々あれど
「量」
と言うものが。英語圏以外で産まれながら、
英語が上手くなった人びとに共通していました。
じゃぁ、音読は意味ないのか?
僕はそうは思いません。
シャドーイングをはじめとする音読練習は
「スピード」
を得るための練習です。
私たちは、実は英語苦手と思っている人も
実は結構「知識」はあったりするのです。
語学の運用能力は
「知識」×「スピード」
注目して欲しいのが、ここが掛け算だ、と言うことで
例えば、スピードがゼロだと、掛け算ですから
どんなに知識があっても、しゃべる力は「ゼロ」です。
また「10,000時間」って、これは流石に
寝るときも英語つけとけ、って、これできますかね?
聞き流しは、もっとも負荷のかからない練習で
比べると、音読練習は「もっと負荷がかかっています」
ちゃんと集中して負荷をかけた練習をした方が
もう少し短い時間でなんとかできるものです。
例えば、タバタ式トレーニングは
20秒狂ったように運動し、10秒休み × 8セット
時間にしてわずか3分50秒ですが
やってみてください。
筋肉痛で死にそうになります。
1、スピードをつける練習
2、負荷をちゃんとかけて、時間の短縮
これらの理由で「音読」は非常に有効だと思います。
ただし!
「量」を確保することを忘れてはいけません。
そのためにはテキトーさがすごく大切で、そのあたりの真髄が
「テキトー大量音読」
僕のレッスンで実践しているメソッドです。
これは、間違いなく効きます。
Leon