聞き流すならば、やったやつを聞き流す!


朝はすごい雨でしたね。

春一番とのことでしたが、これでやっと、

寒い日々も終わるのでしょうか?

平均気温で見ても、今年は例年より寒い冬だったそうです。

 

さて、本日のお題ですが、

「聞き流しを電車の中でやりたい」

と言うご質問を最近受けたので、それに対するアドバイスです。

 

社会人の英会話学習者が苦労するのは、やはり時間の確保。

その中で、通勤時間などは、格好の学習時間です。

ゲームをやったり、Facebookやtwitterみて過ごすには勿体無い

ここでこそ、英会話の学習をしたい!

 

と言うことで、なかなか多いのが

「CNNやBBCなどのニュースをきく」

「Tedトークなどをきく」

「聞き流し教材をきく」

 

と言うものですが、そもそも聞き流しで効果を得るためには大前提があります。

「理解できているもの」

を、聞き流している。

そうでない限り、ほとんど意味がないことになってしまうのです。

 

どんな英語学習にしろ

「自分が意味を理解できている」

これがないことには、一向に実力は伸びていかないものです。

 

じゃぁ、日本語訳や辞書を見ながら、しっかり意味を理解し

それから、聞き流す?

 

もちろん、それは効果ありますが、それって、なんだかんだ

ごちゃごちゃになってしまって

「結局、集中できずに終わった」

と言うことに、なることが実際はほとんどです。

 

リスニングの練習は、次の2つの段階をしっかりと分けるべきです。

 

1、意味を理解する段階

2、それを聴きまくる段階

 

なんとなく、辞書を見たり、日本語訳見たり、

 

これはリスニングの練習にはあまりなっていないんですね。

なぜなら、

 

「(しっかり理解したものを)聴きまくる段階」

こそが「リスニング向上のための練習」だからです。

 

胸筋を鍛えたいのに、

なんとなく、ベンチに座ったり立ったりしてみた

一回、バーで懸垂して見た

数回はバーベルをあげてベンチプレスをした・・・

と思いきや、水を買いに自動販売機のとこに行った

携帯のメッセをチェック。次はインスタ・・・あ、俺の写真撮っとこジムいるし

 

これでは、効率の良い筋トレにはなりませんよね?

 

結構きつい・・・

でも、終わった後、

「ああ筋肉痛だ!」

そうなるためには、

「1つのことに集中!」しないといけません。

 

英語も一緒で、電車の中で、ながら勉強の一環としてリスニングのトレーニングをするならば

「1回やって、すでに理解しているものをなんども聴きまくる」

この練習が一番です。

簡単ですし。そう、簡単でいいんですよ、もっと楽して!

 

やった奴なんか聞いたって

そんなのつまんなーい!

なんて言うかもしれませんが

誰だって、ベンチプレスや腕立てやスクワットなんか

面白くもなんともないでしょう。

 

でも、「やると効果を実感できた」

「やったから、やる気になった」

 

だから、狂ったように体鍛えてる人がいるのだと思います。

英語も一緒です!

常に、

 

「今はここを鍛えている」

「この1点に今は集中!」

 

腕立てを1時間とかできますか?

そんな奴はきっといません。

英会話トレーニングもそう。

ちゃんと1つのことに集中すれば

意外と短い時間で効率よく、実力は上がっていくものです。

 

Leon