アンジェラダックワースの書いた
「Grit」
人間の何が、成功不成功を決めているのか?
自身のニューヨークの公立高校で数学を教えた経験から、
どうやら成績を残す生徒とその子のIQは関係ないんじゃないか?
家庭環境とか、そう言ったことでもないのではないか?
その疑問から、心理学者になり、
厳しい陸軍士官学校や新人セールスマン、
荒れまくっている学校でどの新米教師が続くのか?
または、スペリングコンテストで優勝するのはどんな人か
研究した結果たどり着いたのが
「Grit」
があるかどうかが、物事の成否を決めている。
ということでした。
Gritとは何か、というと、要は
「長い期間、コツコツとやり続けられる力」
のことで、
そりゃそうだろ!当たり前だろ!
とツッコミ入れたくなるかもしれません。
たまに思うのが、学者が長い研究の末に出したことって
「そんなの当たり前じゃん!」
というのって、ありませんか?
なんてことはさておき、自分がその中でグッときたことがあるのですが、
才能は成功とは関係がなかった。
それどころか、
「才能と成功には、反対の関係性すら見られた」
研究とは基本的に膨大なデータから法則を見つけるもの。
これはとても面白いと思いました。
たくさんのケースを見ていると、そういう事実が浮かび上がってきた、ということです。
実は、自分も漠然とそう感じていたのです。
英語を伸ばせた人を思い返してみると
「全員、元々の語学の能力は決して高くなかった」
僕の場合は「全員」と言えます。
学校の成績(塾講師時代)を思い返すと、数人います。
ただ彼らは、努力しなくても学校の成績は取れてしまう、という感じでした。
一人などは、眺めているだけで暗記がスラスラできてしまうのです。
これには驚きましたが、もっと驚いたのはなぜか超真面目だったのに
大学でグレて、落ちぶれてしまったことです、笑
でも99%は、頭の良し悪しよりもやはり
「コツコツやれるかどうか」
が成績が伸びるかどうかを分けていました。
ここから言えることは何か?
いつも言っていることですが
「英語がしゃべれるようになるかどうかは、やるかどうか」
でしかない、ということです。
暗記力がないから
耳が悪いから
文法がからっきし苦手で寝てしまう
自分は日本人とすら話すの苦手だし・・・
以上、全部関係ありません。
それどころか、むしろ上のようなことに当てはまるならば
もしかすると、そっちのが可能性がある!とすら言えるのです。
アンジェラの研究によれば。
英語に対して、自信がなかったり、恐怖心がある方も多いと思います。
でも安心してください。
英語なんか、要は、
「やるかどうか」
だけでしかありませんから。
「やれば」必ずしゃべれるようになるのが英語です。
Leon
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