英会話ビジネスに引っかかるのは勿体無い


僕の夢は「ジャズができたらいいなぁ」です。

 

ニューヨークに留学して地下鉄で音楽をやっていた時

そこで目にした真実は、音楽の中心地ニューヨークにおいて

地下でやってる奴らはすごくうまいけど、やっぱ

ミュージシャンヒエラレルキーで言えば底辺

ということ。

 

何がそれを分けていたか、と言えば

「ジャズがちゃんとできるかどうか」

というのが、一つあったように思います。

それがポップス音楽の基礎なのでしょう。

 

英語を教えていて思うのが

「基礎がない人は絶対に行き詰まる」

「なんとなくにしか理解できないので、本当にはずっとわからずモヤモヤする」

まさに、僕の楽器演奏はその状態です。

 

「なんだかんだ全然やってないからできないんだよ!」

それも一緒(笑)

「わかっちゃいるけど・・・」

それも一緒です。

 

そのように「モヤモヤ」しているので、

結構広告に惹かれてしまう気持ちはよくわかります。

 

短期間で!超簡単!たった○○を繰り返すだけで!

 

でも、これって夢を持ちつつ「モヤモヤ」を抱えている人の

「モヤモヤ」につけこんでるわけですよね、要は。

 

僕も主にビジネスに関するものですが、メルマガやブログを読んでいます。

愛読していて勉強になるな!というものは

 

「決して、簡単だ!なんてことは言いません」

 

結局、地味に続けていったりすること、真面目に取り組むことの正当性を訴えています。

だからこそ、その中に

「本当に使えるヒント」

がつまっていて、ハッとさせられるのです。

 

こんな教材、教師、セミナーに参加しないほうがいいんじゃないか。

と思う人に共通していることは、一つあげるなら・・・

 

「うさん臭い!」

 

さすがに名前はあげませんが(一応同業ですしね)、僕の頭に思い浮かんでいる人は

まず外見がうさん臭くチャラいです(笑)

 

そして、言ってることもなんかチャラい、というのかキラキラしているというのか。

有名人とばかり写真写ってたりFacebook友達だったりしますね。

大手企業でもないのに、やったら動画や1ページのホームページ(いわゆるランディングページ)

それらが、異様に凝っててプロっぽいのも要注意です。

肩書きが、そんなのある?ってのも微妙です。

インターナショナル何たらかんたらセールスマン兼コーチ、とか、笑

メルマガ取った途端、売り込みがその人の謳うコンテンツよりもよほど多い

(この人、昔はこうじゃなかったんだけどなぁ。でも、売り込みが露骨すぎるのがかえって面白くて解約してませんが、笑)

なんとか大学の教授が、とかそういう「権威」ばかり持ち出してくるのも要注意です。

 

あと、僕たち講師側から見るとわかるものもあります。

なんか相当すごいようなこと言ってんだけども・・・

動画聞くと、その人自身の英語がかなり微妙・・・

あんま英語学習法について勉強したことないんだろうなぁ、なんてのもあります。

 

俺の教え方のみが正しく、他のやつは全部だめ!それをただす!

と、片っ端から英語講師に絡んでる奴もいますね。

音読ストリームだったかで、それを練習することのみ

(・・・って、要はシャドーイングじゃないのそれ?)

発音はすごくなる、だいたい日本人の発音はどうだこうだ!

と言いつつ、本人、めっちゃなまってる

 

実は数年前に執拗に電話はかかってくるわ、ブログは荒らすわと

絡まれたことはあるのですが、

あちらのブログにも僕の教室や僕のことがまだ載っているはずです(クソ講師の例として、笑)。

今では良い思い出ですが。

って、電話かけてくんなよ、だからって!長いんだ、とにかく。

 

今年最後のブログになるかもしれません。

結局、魔法みたいなものはありません。

「英語は長期プロジェクト」

これが本当のところでしょう。

 

僕個人で言えば、英語のレッスンを改めて半年ほど前より受けるようになり

英語力が上達できたな、とそのことも感じています。

 

やはりネイティブの英語、映画などが非常にネックだったのですが、

かなり解消できたように思います。

来年ももっともっとそこをブラッシュアップしたいですね。

 

ちなみに、毎日の練習で「English Central」が映画聞けるようになるのに、とても効きました。

それと、「小さな習慣」を読んで実践したことも、英語学習の習慣化により効いたことも付け加えておきます。

 

自分がレッスンを通して学んだことは、もちろん英語そのものもですが、

それよりも

 

「真面目に英語に取り組むこと」

「そうすれば、英語って実はこんな楽しい!」

 

ということを、再度認識させられたことです。

思えば楽しく仕事を前よりもやれているのは

確実に先生のおかげです。

でもこれって、結構幸せなことですよね。

 

といったところで、みなさん、よいお年を!

来年もよろしくお願いいたします!

 

Leon