単語をひたすら増やすよりも、基礎動詞をつかむ


最近僕の授業で取り組んでいるのが

まさに表題のタイトルです。

 

上級者も初級者も同時に教える

大人数クラスの学校じゃないとなさそうな状況で

教えながら気がついたのが、

両者に共通の弱点がある、ということです。

 

つまりは、日本人全体の弱点でもあるのでしょう。

 

日本で生まれ育ったから当然なのですが、

「日常の簡単なことがいえない」

 

ということです。

 

基本、僕たちは幕末の頃より、

いや、もっといったら奈良平安時代からかもしれません。

外国の文化は

「書物を通して」

学んできました。

 

ですので、難しい言葉を知っている割に

「日常の簡単なことが意外といえない!」

 

昔はこれでよかったのでしょうが

今の時代、地球が狭くなるにつれて、

「本当に、相手とコミュニケーションできる能力」

それが必要となってきました。

 

ちょっとこれ持ってくんない?

あ、それ向こうに置いといて!

彼にも同じのね(Barなどで同じドリンクをツレに注文してあげる場合)

 

こういうのが意外と出てこないのです。

 

これらは、すごく簡単な「動詞」をマスターすると言えるようになります。

 

Can you take it?

(ちょっとこれ持ってくれ。Takeは手でとってひょいと受け取るイメージ)

Can you put it there?

(それそこに置いといて。putは、なんにでもいいから、ぽん!と置く感じ。物でも概念でも)

Get him another one, please,

(彼にも同じのあげてね。Get人物、で人に物を手に入れさせてあげる。ちなみにGetの基礎イメージは無から有。そこから手に入れる、のイメージに。無いものを得る、というところから)

 

ここでの動詞なんかは、全て中一でやる基礎中の基礎動詞です。

これらのイメージをちゃんとつかんで、あとは

「Phrasal Verb」

二語以上で一つの意味になる、熟語・群動詞・句動詞

これらを学んで行くと

 

びっくりするくらい、周りのことを英語で言えるようになります!

 

まず目指すのは「スラスラ」

淀みなく英語が、下手でもいいから出てくることです。

この辺りを重点的にやってみると、とても面白いですよ!

 

Leon