昨日は伊那食品の会社見学へ行ってきました。
長野県の食品会社なのですが、言葉では表現できない感銘を受けました。
たくさんの学び、気づきがあったのですが、そのうちの一つ。
「急成長を狙っちゃダメだ。年輪のように少しずつでいいから前に進み続ける」
Living legend塚越会長の有名な年輪経営、本当は会計年度も1年ではなく、3年で一期くらいと考えるべきだ、ともおっしゃっていました。
これは本当、英語にも当てはまります。
モチベーションがすごい高い人が、案外すぐに挫折するのはなぜか?
これは長年英語講師をする間に湧いていた疑問です。
逆に、最初は特にやる気がある風ではない
そんな方が案外、長く淡々と続け、振り返ると英語力を本当に伸ばしていた。
そういう実感があるのです。
なぜか?
英語は一夜漬けではどうにもなりません。
数ヶ月頑張ったくらいでペラペラになるようなものでもありません。
むしろそういう謳い文句のものは胡散臭いと断定していいでしょう。
僕だってもう随分この仕事をし、英語を勉強し続けていますが、それだってまだまだ、日々発見だらけです。
長い長い旅の途中という気がしていますし、もう、一生続くんだろうな、となかば諦観しています。
昔、NYの地下鉄で演奏活動をしていた時、黒人のじいさんに言われました。
「ジャズやりたいのか?It’s a long long journey」
それは長い長い旅だぞ。
英語だって、本当にペラペラになりたかったら、そりゃぁもう
「10年はかかる」
そういうものです。
10年間、よーし!!!やるぞ!!!
なんて、やる気にみなぎった状態を保てますか?
英語は「長期プロジェクト」です。
短期で結果を出してやろう!
そういう風に無理してやるよりも、日々続けることに重点を置くべきです。
ですから、これがポイントだと思います。
「無理しないこと!」
そうです
「無理せず、昨日よりは一歩前へ」
それこそ、木が長い時間かけて少しずつ年輪を刻んでいくイメージです。
つまるところ
「ゼロではない!」
ここを常に心がけるべきです。
英語も長旅ですから。
Leon